日米首脳会談

日米首脳会談、ずいぶん遅い時間にやったんだな。
オバマ大統領との共同記者会見で、安倍首相は、
日米地位協定について、

「一つ一つの問題について、目に見える改善を着実に具体化し、
しっかりと結果を積み上げていく。
そうした中で、日米双方が努力を重ね、地位協定のあるべき姿を
不断に追求していきたいと考えている」


と回答しているんだけど、地位協定の《あるべき姿》ってなんだ?
地位協定など存在しない状態が、日米のあるべき姿なのでは?

オバマ大統領は、もちろん地位協定の改定は否定。
今回の事件に関しては、犯人は米軍属ではあるが、現役の軍人では
ないから、地位協定の規定には当てはまらない、だから日本で自由に
取り調べて下さいなという立場。

そして、はっきりと、

「最高軍事司令官として私の使命は米国民の命を守るということだ。
私としては軍事行動などとらなくても済むような状態であればいいと
心から思うが、我々が住んでいる今の世界はそのような世界ではない」


と言い切っている。もしも私が米国民だったら、
「そう、その通り! オバマやっぱりいいこと言うなァ! 頼れるぜ!」
と思ったとおもう・・・。
日本で地位協定を改定したら、ほかの駐留国からも芋づる式に文句が
噴出するだろうから、絶対にできないという前提もあるのだろうね。

それに引き換え、安倍首相は

「日本国民の命と財産を守るのは、総理大臣である私の責任だ。
その責任を果たしていくため、二度とこのような悲惨な出来事を
起こさないために、あらゆる手を尽くしていく決意だ」


としきりに言っているのだけど・・・
米国大統領と比較して言うってのも変な話だけど、チンケだなあ・・・。
そもそも米軍基地があるおかげで財産を守ってないし。
事件が起こるたびにこうしてうやむやにして沈静化をはかって、
また非力な一般国民の犠牲者が生まれることの繰り返しで、
まったく責任を果たしていないし。


「日本国民の感情をオバマ大統領にはしっかりと受け止めて頂きたい
と申し上げた」


というけど、言ってる本人は
《米軍がいなくなったら自分で日本を守らなきゃならない、そんなの無理》
という怠惰な恐怖心を心にしっかりと抱いているだけだもんなァ。

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オバマ大統領の広島訪問は、もともと「友好ムード」などではないよ!

ニュース番組で、報道記者が、翁長知事と安倍総理の
平行線の会談を取り上げて、オバマ大統領との首脳会談を

「友好ムードだったものが、沖縄の女性殺害事件に
言及せざるを得ない形となりました」


などと言っているんだけど、断固抗議が当たり前なのに、
『言及せざるを得ない』って言い草は酷すぎないか?
女性の遺族に「ご迷惑をお掛けします」とでも言わせたいのか?

オバマ大統領の広島訪問には、旧日本兵の捕虜だった
94歳の元米兵が同行するそうだ。
フィリピンで捕虜になった元米兵やその家族で作る
「全米バターン・コレヒドール防衛兵記念協会」
のメンバーで、ホワイトハウス側から協会に
「広島に行ける元捕虜がいるだろうか」と打診があったらしい。
元捕虜は、広島訪問にあたって、オバマ大統領に

「日本軍からひどい仕打ちを受けた生存者として、
太平洋での戦争を始めた責任が誰にあり、
なぜ戦われたのか、触れてほしい」

「大統領としての職務は分かるが、謝罪すべきではない」

「原爆の使用は、戦争を終わらせるための行動だった」

「原爆投下だけでなく、戦争が起きた理由や
捕虜たちの処遇にも触れてほしい」


などと語っている。

オバマ大統領は、なにしに広島へ来るんだ?
圧力団体の爺さん連れて、慰安婦の次は、
「旧日本兵捕虜問題」でも作る気なのか??

そもそもが友好ムードなんかじゃないじゃないか。
日本政府もマスコミも、こんなことと沖縄の重大問題を
天秤にかけて困惑してどうするんだよ!!
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「オモテナシ」と同胞を天秤にかける潔癖王国の王様たち

沖縄県うるま市の元米軍海兵隊で軍属の男による女性殺害事件で、
日本政府、与党は、「本当に最悪のタイミングだ」などという声を
次々と上げて困惑しているらしい。
オバマ大統領の広島訪問に水を差された、最悪のタイミングだ、と。
6月の沖縄県議員選挙に水を差された、最悪のタイミングだ、と。
7月の参院選に影響が出るじゃないか、最悪のタイミングだ、と。

安倍首相を筆頭に、何の役にも立たない合コン議員たちの顔が
次々浮かんで、頭に来すぎて体のなかが暴言で一杯になる。
私が被害者の身内だったら、凶器を握ってるかもしれない。
犯人の元米兵は「首をしめたり、殴ったり、刺したりした」と供述して
いるんですよ?
自国の国民がむごたらしく惨殺されて置き去りにされたことよりも、
日米の同盟関係を広島でアピールすることのほうが大切だと?
そして、自分たちの選挙を有利に運ぶことのほうが大切だと?


まったく、人間のクズばっかりだね!

来週にはオバマ大統領がやってくる?
じゃあ、堂々と強く出ればいいですよ。
これで広島訪問に影響が出るかもしれないって?
そりゃ、しょうがないでしょ。
「米国大統領による広島訪問が、この戦後の歴史的にどれだけ重要な
第一歩であることかーっ!!」
と大仰に言われたって、そもそも、いくらオバマ大統領でも、
タテマエの壁を壊すことなんかできないって世界中がわかってることで、
「あ、大統領のうちに来るんだ。ま、悪いことではないんじゃないの?」
ぐらいのスタンスでいた人のほうが普通なんだし。

わざわざ「演説しないから」「謝罪でもないから」って米国民のために
アピールしているんだからね。


しかし、ひどすぎるね。
安倍内閣の閣僚「タイミング的にまずい。大変なことになった」
公明党幹部「日米首脳会談でも触れざるを得ないかもしれない」
ですってよ。

「O・MO・TE・NA・SHI」のためなら、元米兵の男に何の罪もない
日本人女性が惨殺されるという重大殺人事件に蓋をしようなんて、
こんな恐ろしい潔癖王国ありませんよ。
なんでこうなる??

 
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沖縄県うるま市不明女性の死体遺棄事件、再発防止策はただひとつ、米軍撤退!


うるま市の20歳女性が殺害、雑木林に遺棄されていた事件で、
米国防総省の屁理屈コメントが本当に腹立たしい。
「我々は地元の当局と完全に協力している。沖縄県警の聴取を
受けている人物は軍人ではない。彼は嘉手納基地に関連する
会社に雇われ基地で働いている」

元海兵隊員で、嘉手納基地に勤務する軍属の米国人だ。
現役もクソもない。
よその土地をいつまでも占領し続けて、日本から金を受け取り、
訓練された頑強な元海兵隊員が、何の罪もない非力な日本人の
女性を手にかける!? 冗談じゃないよ!!

「再発防止策を米軍内でしっかり検討してほしい」などと言う人達が
いるけれども、日本にとっての再発防止策はただひとつ、米軍撤退!
日本から出て行ってもらうこと。日本には自衛隊がいる。

ところが日本政府は、こんな在日米軍への《思いやり予算》を増額。
2016?20年度の総額は9465億円となり、参院本会議で、
自民、民進、公明各党などの賛成多数で承認されている。
何を思いやっているの?
国防総省の屁理屈に、どう言い返せる?
「・・・ですよねえ、あれは現役の軍人さんではないんですよねえ、
日本を守って下さっている米軍様なのに、軍人さんでなくなった、
いわば落ちこぼれの人間が問題を起こして、お気の毒ですねえ」

とでも言ってゴマをするつもりなのか?

そんな金があるなら、自衛隊にまわして、正しい国防に軌道修正
してほしい。
そのためには、憲法改正する必要があるから、米軍撤退を叫ぶ
人達も、論理的に正しい抗議をしてほしい。

「自主防衛ということも視野に入れなくてはならない」ではなく、
「自主防衛できていないなんて異常事態である」でしょう!
この恥ずかしい異常状態を許容、推進したままの日本では、
犠牲になってしまった女性に顔向けできない。

日本は、訪れた外国人たちが、
「日が暮れてから、女性や子供がひとりで町を歩いたり、
ジョギングしたりできるなんて、日本は凄い国だね!」
と驚くような治安の維持されている国なんだ。
故郷と同じ感覚でふるまいたいなら、故郷に帰ってやってくれ!
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エンゲル係数上昇理由の《格差》

「タックスヘイブン名簿に政治家の名前、ないですねえ」
「政治家は政治団体持ってるからそんなのいらないんだよ」
「・・・な、なるほど」

今朝のMXでのやりとり。
しかし、それにくらべたら、舛添都知事の龍宮城ホテル三日月やら、
ネットオークションで絵画を落札やら、なんだか随分コンパクトな話だし、
もし選挙になるならウン十億単位でお金がかかるわけだから――

「今週水曜日に方向性が決定するんじゃないですか」
「水曜日になにかあるんですか?」
「週刊文春の発売日。まだもう一発握ってるでしょ」
「・・・な、なるほど」

日ごろあまりこういうニュースの見方をしていなかったから、
やたら「・・・な、なるほど」の多い今朝だった。

しかし、エンゲル係数の急上昇がニュースになるほど、
庶民が生活を切り詰めている状況があるのに、
五輪の招致にしろ、数々の不手際に伴う出費にしろ、
どうして公費ってこうもムダすぎる使われ方をしていくんだろう。

私はスーパーでは、まず値札。とにかく値札。
その次が産地。あとは鮮度をチェックして問題なさそうならば、
1円でも安いほうを選んでカゴに入れるという買い方をしているから、
「トマトこんなに高かったっけ・・・今日はやめとこ」とか
「このスーパー、なんでこんな高級タマゴしか置いてないんだよお。
赤卵はいらないんだ、Sサイズの白いの探そう、白いの!」とか
日々ひしひしと感じるし、そのためにムダな出費は控えられてゆき、
エンゲル係数を上昇させているほうだ。

一方、富裕層となると、値札よりも《食の安全》に気を使うことができ、
「安全で良いものならお金をかけたい」
という意識から、こちらもまたエンゲル係数を上昇させている、
という分析があった。

お金を使えないから上がってしまう食費の割合と、
お金を使えるから上げる食費の割合。
数値の上昇の理由にも、庶民と富裕層とで大きな格差があるのだ。


 
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恋愛経験のない世代にJポップがいつまで届くのかな

週刊ポストをほぼ毎週読むんだけど、連載中のエッチ漫画すごいなあ。
レディコミ系? というか。

しかし、雑誌も読者が高齢化してくると、男女の面倒なステップを
描くよりは、現実にはほとんど起こり得ないような、
「美人で清純で素直でスタイル抜群で性格がよくて騙されやすくて
ちょっとエッチで初対面でも自分に心を許して体をあずけてくれる
女性との偶然の遭遇!」

という、ファンタジーの世界が好まれるのかなあ?
でもよく考えたら、昨今の恋愛事情なんて、リアルに描いたら、
『金がなくてアタック失敗しました。ちゃんちゃん』
で終わっちゃうかもしれないね。


今売りの週刊東洋経済が、「生涯未婚」特集をやっていて、
男女の切実な実態がじっくり検証されている。
20年後には男性の3人に1人が結婚できない時代になる、と。
所得制限で結婚相談所への登録を断られる非正規の男性たちの
つぶやきは、胸が重くなるし、
『男女不平等。僕らは結局稼ぎで選ばれる』
という嘆きの小見出しには、なんだか「女がどうもすみません」
という気持ちになってしまった。別に私が謝ることじゃないんだけど。
でも現実は生き残りの戦いで、そうなっちゃうんだよね。

高給取りの女性にとって、結婚は「好きな人だけどうぞ」という
嗜好品の感覚になっているというし、
非正規の30代男性の36.9%は恋愛経験がないというから、
そのうちに、マンガどころか、歌の世界だって、Jポップで
愛の深淵やら恋の切なさやらをテーマにしても、ちっとも理解されず
ウケない時代が来てしまうのかもしれないな?

 
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インターネットの平等主義という恐ろしさ


以前、女は「議論」と「私情のガス抜き」を混同しがちという
ブログを書いたことがあったけど、
昨夜は生放送で話しながら、この公私混同の病は、
在特会のヘイトスピーチや、自称保守の皇室バッシングにも
当てはまることで、決して女だけの特徴ではなかったな、と
反省しました。

ネットの閉鎖空間だからこそ文章化できた《ヘイト》が、
他人の同意を得ることによって市民権を得たように感じてしまう。
そのヘイトに、イデオロギーが注入されたり、
まったく筋違いの理屈がこじつけられたりして、
さも正当な主張であるかのようにその場の全員が勘違いしていく。
結果、公共の場で、見るに堪えない言動を自信をもって展開する
ようになってしまう・・・。
今後もいろんなジャンルで発生する現象なのだろうと思います。
そのたびに、「それ、ビョーキですから!」と素早く冷静にさらっと
ツッコめる人間でいたいよね。

それから、こういうネット病の背景には、
「どこの誰にでも、なんでも発言する権利がある」という、
インターネットの平等主義が作用しているのかなとも思います。

インターネットはもともと、生まれた瞬間から完全平等主義でした。
当初は「学術目的のネットワーク」だったからです。
研究者たちがコンピュータを接続して、データの共有を行い、
研究報告、その指摘や助言をしあうメール交換がはじまり、
それが、メーリングリストや掲示板の開発につながりました。

学術の世界では、偉い教授も新米の研究者も平等に資料の
提供を受け、そして発言する権利があります。
新しい発見や大きな成果は、肩書きや年齢に関係なく起きるし、
現役の学生が実用化できる成果を上げることもありますよね。
世界的な学会の論文も、いろんな研究者が投稿しています。
決して、お茶の水博士みたいな爺さんばかりではないです。

この世界に、パソコンメーカーが開発した、電話回線を利用した
ネットワーク「パソコン通信」を接続したのが、
現在の「ネット」のはじまりですが、最初の接続のとき、
多くの学術ネットワークは、強硬に大反対したそうです。

「どこの誰かもわからないような奴がつないでくるじゃないか!」

逆に言えば、学術ネットワークとして、発言の平等が担保されて
いた時は、その発言者が、どこの誰で、どんな研究をしている
どんな人物なのかが全員に把握されていたのです。

現実の人間の共同体があって、その共同体の共通目的である
「研究発展の手段」がインターネットだった。
だから、それぞれの抑制が正常に働いて、たとえパソコンの中の
文字の発言であっても、正常な議論、公私の分別ができていた。

これが、現在のSNSや匿名掲示板とはまったく違う点です。

SNSの友人関係は、それがたとえ見知った人間や、現実の友人
であっても、現実の生活上の共同体とはまったく関係なく、
なおかつ、自分に都合のよい関係だけを選択できる世界です。

都会に独り暮らしする私が、一階の大家さんとは日常的な会話を
していても、隣りのミエテルとは顔を合わせないようにするのと同じ。

(よくわからない方は、連載中の『ザ・神様!』読んでねハート
自分のSNSに、近所のおじさん、よく顔を合わせる同じ団地の奥さん、
いつも買い物する肉屋のおばさん、自分の甥っ子、同級生の娘、
いつもちょっと意識してしまう素敵なあの人・・・
現実とまったく同じものが再現されていたら、後ろめたくて絶対に
できない発言がネット上にはいっぱいあるはずです。
それが脚光を浴びてしまったら、異常事態だと思わなければならないと
思うのです。

『日常では絶対にできない発言』と、
『インターネットの平等主義という恐ろしさ』、
ネットを使うことが日常的になった人間が、絶対に意識しつづけて
おかなければならない落とし穴ではないでしょうか。

 
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ジェンダーフリー革命は、『解放』ではなく『弾圧』です。


ブログ「ジェンダーフリーの革命女のメッセージに応える」を読みました。
ジェンダーフリーの人って、誇大妄想の権化なんですね。
女であること、男であることで、嫌な思いをすることはあるけれど、そういった私的な憎しみと、差別的かつ支配的な願望がぐちゃぐちゃに絡まり合って、大勢の人々に「ジェンダーフリーという幻想」を、押し付けようとしている。それがジェンダーフリー革命なんですね。
いい迷惑です。

だいたい、この方の言う『解放』ってなんでしょう。
ゲイ、バイ、レズ、トランスジェンダー、女装趣味、男装趣味、新宿二丁目で働く私にはいろんなものを抱えた友人達がいるし、誰のことも尊重したいし、否定するつもりはないけど、これだけは堂々と言えます。

世界中の男女が、「男らしさ・女らしさ」から『解放』されたら、それって文化崩壊、人類滅亡のはじまり、ですよ。

「あなたの全然男らしくないところが本当に素晴らしいわ。だから、男らしい部分は、一生涯、絶対に見せないでね」

「きみの全く女らしくないところに、美しい未来を感じるよ。一生女として扱わないから、女っぽさを絶対に見せるなよ」

「恋愛の歌は差別用語のオンパレードだ! 廃絶すべき!」

「今年の我がデパートの販売戦略を考えました。『父の日の贈り物に、ミニスカート』。これをトレンドにしましょう」

これじゃ、人類、繁殖できないよ!
しかし、これがジェンダーフリーの方々が求める、理想の世界ということになりますよね。

そこまで性差から解放されて、完全に自由奔放に生きたいのなら、人間社会から飛び出して、野性として暴れまわってみたらいいですよ。だけど野性は、男性と女性の差が、もっとはっきり分別ついてます。

クジャクは、オスが美しい羽を広げて、メスに『立派なオス』という幻想を抱かせなければ子孫を残せない仕組みになっています。

クワガタは、大きな角を持ったオス同士が戦って勝ち残り、『男らしい優秀さ』を発揮しなければメスを獲得できません。クワガタのオスは、メスが樹液を吸う間、ずっとそばについてメスを守ります。

花はオシベもメシベも一体となっているから、性差はないかな?
ところが、全力でいい香りを放ち、虫たちを誘い込まなければ受粉できません。
そうしないと、今度は勝手に増えすぎて全体が滅びるからでしょう。
一個体の完全なる自由は、滅亡を招くだけなんです。

ジェンダーフリー革命なんて、人間を無視しすぎというか、人類として傲慢すぎるとしか言えません。
性差という生命の根本を、思想で否定するなんて、完全に、知能の毒性にやられてしまっています。

女らしさという幻想を持たれたくないのならば、
そう思う人が、自分から女らしさの要素を一切排除しなければいけません。
不利益を受けたくないなら、特権も捨てなければいけないからです。
社会全体にジェンダーフリーを求めることは、『解放』ではなく『弾圧』です。
くだらない救世主気取りで、世の中を窮屈にするのはやめてもらえませんか?


 
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子供と同居、世帯年収高いほど炎上に加担するらしい

情報リテラシーやコミュニケーション論などについて研究している
「情報通信学会」の学会誌のなかに、若手研究者の山口真一氏が
投稿した
「実証分析による炎上の実態と炎上加担者属性の検証」という論文
があったので、読んでみた。


日ごろ、ネットに散らばる心無い炎上書き込みの文章を見ていると、
この人たちは、まともな職にもつけず、ニート状態で、収入も低く、
結婚はおろか恋愛もできず、頼みの綱はポルノイラストや動画で、
そのため人の痛みがあまりわからなくて、長らく引き篭もって、
異常に長い時間をインターネットにどっぷり浸かって過ごしているので、
実感の伴わない文字情報ばかりを頭に詰め込んでいるような、
学力のない、バカでどうしようもない、社会と疎外されたような、
コミュニケーションのできない人間たちなのかなあと思っていたのに、
実際、炎上に加担している人達の人物像を調査してみると、

◎独身者よりも子供と同居している既婚者のほうが多く、
◎個人年収が増えるごとに炎上に加担する確率が増え、
◎世帯年収が増えるごとに炎上に加担する傾向が頑健に示され、
◎学歴や学力水準は、炎上には関係なく、
◎インターネットの利用時間の長さは炎上の加担には関係ない


というのだ。
ええーっ! なんとなく想像していた人物像とぜんぜん違う・・・。
と、思いつつ、しかし、よくよく考えてみれば、
フェイスブックには、実名も顔写真も公表しながら、
公然と、有名人の不謹慎を糾弾する書き込みをしたり、
新聞各社の被災地に関する投稿に、いちいちイチャモンを
書き込んだりしている人はたくさんいて、そういった人達の
日々の生活ぶりや、学歴、職場などを見ると(公表しているので)、
決して《社会の最下層》ではないわけです。

じゃあ、なにが顕著な「炎上加担の条件」になるのかというと、
「SNS(ツイッター、フェイスブック等)の利用時間の割合」
に比例するのだそうで。
一日中ずっと家にいて、インターネットを見ているニートよりも、
一日のべ1時間程度、フェイスブックやツイッターだけを利用する
会社員の子持ち既婚者のほうが、炎上に参加しやすい、と。

このグラフを見ると、なるほど、と思う。
《炎上》の年間件数をグラフにしたものなんだけど、



2011年から急増している。
これは、ツイッターとフェイスブックが流行りはじめた時期と重なる。

なるほどなあ・・・。
さらに、興味深い検証結果もあった。
実際に炎上騒ぎの起きたブログを調べてみたところ、
700件の「罵詈雑言の書き込み」について、アクセスログを検証したところ、
実際には、たった4人のIPアドレスしか記録されていなかった
、と。
そして、2万人の調査対象からとった結果でも「炎上に加担したことがある」
と答えた人は、全体のたった1.5%であったとされている。

要は、単なる少数のクレーマーが、ギャーギャー大騒ぎをしてみせて、
圧力を与えているだけなのか。
だったら、カップヌードルのCMのように、企業が炎上に屈するのは良くない
ことだよなあ。
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大変だ! いま、バナナが危機に瀕している!


大変だ! いま、バナナが危機に瀕している!

バナナが絶滅してしまうかもしれない!


そ、そんなバナナーーーっ!


「そんなバナナ」と力いっぱい言いたかった木蘭です。
のむらしんぼ先生から何かが感染したかもしれない。

いやいや。
現在、本当に世界中でバナナの疫病が流行しており、冗談でなく、
バナナが絶滅してしまうかもしれないという事態になっている。

台湾で発生した『パナマ病』というバナナを腐らせる病原菌が
急速に拡散。
インドネシア、マレーシア、フィリピン、オーストラリアなどの
バナナ農園を全滅させてしまったそうだ。
そ、そんなバナナ……。


世界のバナナ輸出量のうち、4分の3を占めている中南米には、
まだ上陸していないが、「時間の問題」であり、非常に大規模な
経済的打撃を避けられないだろう、と。
そ、そんなバナナ……。

アフリカでは、食料安全保障上、バナナが非常に重要であり、
1億人もの所得創出を担っている
なんとしても水際で防がねばならないが、遅かれ早かれ、
駆逐されてしまうだろうと予測されている。
そ、そんなバナナ……。



この事態を受けて、国際的なバナナ機関(?)は、
来週、南米コスタリカで開催予定だった「国際バナナ会議」を
急きょ米国マイアミでの開催に変更。
各国から集合するバナナ関係の人間によって、南米に菌が拡散
する恐れがあるためだという。
そ、そんなバナナ……。

『パナマ病』に一度感染すると、バナナは木の根深くまで病原体に
侵されてしまい、農場全体がやられてしまうという。
木を伐採しても、農場の土壌は50年近く感染状態のままとなり、
使い物にならなくなるそうだ。
そ、そんなバナナ……。

さらに、世界中で栽培されているバナナの品種が、ほぼ統一された
状態であることも、このバナナ危機の要因になっているらしい。
かつて世界中に流通していたバナナは、「グロス・ミシェル」という、
いまよりも大きくて弾力があり、クリーミーな種類だったそうだが、
1960年代に病原菌に侵されてこれが絶滅。
それ以降は、病気に強い代替品種として「キャベンディッシュ」という
種類に入れ替わっているそうだ。

キャベンディッシュは、丈夫で、長い船旅に強く、輸出に適しており、
貿易においても、品種を統一すれば、サイズも味も標準化できて
売買が容易になる
という利点も重なって、
現在、世界で輸出されているバナナの95%はキャベンディッシュ種
に統一されている状態なのだという。

そこへ、このキャベンディッシュを絶滅させる疫病が発生。
現在、この疫病に打ち勝てるうえ、さらに食用にも適した品種は
まだ発見されていないらしい。
バナナ業者は、キャベンディッシュの遺伝子組み換えバナナの開発
乗り出しているという。
そ、そんなバナナ……。

祖母から「昔は、フォークとナイフでバナナを食べていた」という話を
聞いたことがあるけれど、またそうなるかもしれないよ?
バナナが高級品となり、富裕層にしか食べられなくなるという未来。
そ、そんなバナナ……。


しかし、「じゃあバナナ食べなきゃいいじゃん」では済まされない怖さを
この危機は孕んでいると思う。
病原体による食料の世界的危機は、バナナに限らない。
そもそもどんな食料に、いつ起きるとも知れないのだ。

これが、だったら?
50年も田んぼが病原体に侵される事態など絶対にないと言い切れる?

そして、TPPによって生産国が限定されてしまい、
売買の便宜上、品種まで限定されてしまった後の世界に、
このような事が続発したら?

地震、津波、火山、台風、洪水、竜巻、疫病、干ばつ。
たとえ平和に暮らしていたとしても、地球上にいる時点で、
人間はありとあらゆる災害に弱い生き物なのだ。
経済優先、効率向上だけに目を奪われていると、
いつか、ある日突然、破壊的な危機事態に陥るかもしれない。

嗚呼、バナナ・・・そんなバナナ・・・。


 
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