日刊ゲンダイを高笑いする安倍首相。ふざけすぎてる。

自民党の憲法改正草案についての答弁で、民主党の階猛議員が、

「表現の自由を制限し、言論機関を萎縮させる」
「現に今も安倍政権に批判的なテレビキャスターやコメンテーターが
次々と番組を降板している。民主主義の健全な発展にもマイナスだ」


など質問したシーンを動画で見た。

安倍首相は、笑いながら、

「現在まるで、言論機関が委縮しているかのごときの表現がございました。
これ、まったくしていないと思いますよ?
たとえば今日夕方帰りにですね、日刊ゲンダイでも読んでみてくださいよ。
これが萎縮している姿ですか? 委縮はしないんですよ」


こう言って日刊ゲンダイのコマーシャルをして見せ、
この瞬間、与党側は大爆笑、首相の背後に座っている、
石破氏、麻生氏、それから甘利氏の後任で席に座った石原伸晃氏も
天を仰いでゲラゲラと大笑いしている。
そこへ、誰の声かはわからないけれど、ガラの悪いヤジが飛んだ。

「してねーーーよ! 委縮なんかwwwwwwww」

(議場の雰囲気を伝えるために、語尾に『www』の記号をつけました)


この与党側の勝ち誇った余裕の笑いが、私は頭にきた。
質問の内容も、『報道』も、完全にバカにしているから出てくる、
愉快で愉快でたまらないって感じの高笑いじゃないか!


日刊ゲンダイと言えば「安倍はヒトラー」「ネトウヨはゲシュタポ」
など過激な言い回しと、どぎつい見出しが特徴の夕刊紙。
紙面はエロや競馬など、サラリーマンのお父さん達向けの記事に
かなり面積が割かれているから、私自身は日常的に手に取ることは
ないけど、電車のなかではよく見かける。

日刊ゲンダイが、そういう大衆向けの娯楽要素の強い夕刊紙だから、
安倍も余裕こいて宣伝してやるぜ、といった雰囲気で、
「委縮はしない=どうせとるに足らない夕刊紙」とバカにしているだけだ。

しかも、この笑いのあと、安倍はこう続けた。

「委縮している機関があるならば、具体的に言っていただか
なければわからない」

(名前言ってみろ、今度その報道機関のトップと食事するとき、
『委縮してるように見られてるんじゃねーよ!』と注意する!)


「むしろ、安倍政権を弁護する立場の言論のほうは、なかなか
貫き通しにくい雰囲気にあるという人もいる」

(だから、俺が会食したりゴルフしたりして、お墨付きを与えて、
仲良くして、弁護しやすい環境づくりをしているんだ!)


赤いカッコ内の言葉は、私が読み取った安倍首相の心の声だ。

おまけに安倍は、こういった野党の批判は、
「外国から、まるでそんな国だと誤解されてしまうわけです」
などと言って、テレビカメラに身体を向けて、潔白をアピール。
さも、「お前の質問は迷惑でしかない!」というような跳ね除け方だ。
これを、報道機関が「独裁者」と批判できない日本とは??

報道も報道で、こんな横暴に委縮してる場合じゃないだろ、と頭にくるが、
よく考えたら、委縮ではなく、癒着、なんだな。

産経新聞が、この出来事を受けて、日刊ゲンダイに取材して、
「権力にこびることなく、自由に報道している自負がある」
というコメントを紹介しているのも茶番すぎる。
そもそもこんな取材を新聞どうしがやってることがおかしい。
産経はゲンダイをまともなメディアとして扱ってないことを示すために、
わざわざ取材して、コメントを「掲載してあげた」って感覚だろ?
ふざけすぎてる。
政治・社会問題 | - | -

4月からの『報道ステーション』に大本営メンバーが

古館氏の降板する4月からの『報道ステーション』では、
コメンテーターとして、月曜日から木曜日までの4日間、
ジャーナリストで共同通信客員論説委員の後藤謙次氏
起用されるのだそうだ。

後藤謙次? あれっ、すごく最近、見た名前。

昨日の小林よしのり先生のブログ《権力とマスコミの癒着》
に出てきた、安倍首相と会食している「大本営発表」の
メンバーじゃないか。
あまりにも露骨だ。

首相の一日のスケジュールには目を通したことがなかったけど、
朝日新聞《池上彰の新聞ななめ読み》「安倍氏は誰と食事した?」
皮肉たっぷりな記事でおもしろく感じたので、興味が出て、
今朝は朝日新聞「首相動静」を読んでみた。
昨日は、時事通信社の西沢豊社長、田崎史郎特別解説委員、
渡辺祐司編集局長、阿部正人政治部長と食事していたようだ。
こうしてメディアは首相によって統制されているんだな。

それに、そうだよなあ・・・こういう食事って、時事通信社が取材費
として支払うの? それとも安倍首相のおごりなの?
政治・社会問題 | - | -

感動の辞任劇? 政治家とメディアの作る「印象」。

政治家って、短い文章で大きな印象を作るのが本当に巧みだなあ。
甘利大臣の内閣府での辞任挨拶をテレビで見たけど、
「やせ我慢の美学」という言葉と、
職員が手渡した、赤や黄色の明るい色の花束、
それを抱えて涙ぐむ表情とが絶妙・巧妙にマッチして、
「甘利さんの引き際かっこいい!」と思わせる、美しすぎる仕上がり。

やめてくれよと思うのは、そこへ、
安倍首相に対する尊敬と讃美の言葉が混ぜ込まれていることだ。
ニュースの扱い方やコメントを聞いていても、
「素晴らしき安倍首相と、政権のために身を引いた献身の甘利大臣」
といった印象だけが際立って見えてくるし、それに乗っかって
「それでも安倍政権には突き進んでほしい。甘利さんの功績は大きかった!」
といった趣旨の政権応援コメントがざんざん流されている。

ベッキーをあれだけ追い込んだ手厳しさが、どこにもない。
なんだかうんざりしてきた。

『全米が泣いた! 感動の辞任劇』

そんなCMを見てるような気分だ。
政治・社会問題 | - | -

慰安婦《合意》:韓国世論調査は、慰安婦像の移転反対が70%以上

安倍首相は韓国となにを合意してきたんだろう?

韓国国内の世論調査では、慰安婦像の移転については、
反対が70%以上

挺対協は、慰安婦像の移転について議論すること自体を
「屈辱的で国民の権利を侵害する越権行為だ」
と言って一切の議論を拒絶する空気を作り上げており、
日韓合意なんかなんのこっちゃら、さあ、もっと像を建ててやる!
と息巻いている状態。
韓国は4月に総選挙があるから、朴政権もこういった世論を
なだめることなんかできないだろう。

まったく、あいかわらずみっともない国だなあと思うけれど、
こうなることは、はじめから予想がついていたような。

ところが安倍首相はというと、現在、週刊誌記者の目の前で、
堂々とアサコールを3錠飲んでるようなありさまで、
これに対して「一国の首相がこの状態で大丈夫か?」という
超基本的な重大問題すら口にする人は誰もいない。むしろ、

「安倍ちゃーん、だいじょうぶ? 今度のお休み、ゴルフ行こっ♪
ストレスあんまり溜めちゃ、だめだよっ♪ ありがとう腹痛!」


みたいな、真綿のように包む愛の状態で支えることが暗黙の了解
となっているようだ。なんのために総理やってるのか。

こんなことを言うと「難病の人を差別するな!」と怒る人がいるけど、
他国はそんなやさしさだけで、日本を見てくれてはいない。
首相がストレスに弱い身体を持っているということを露呈するのは、
他国に対して日本の弱点を露呈してるも同じことだと、
国会議員はどうしてもっと堂々と指摘してくれないんだろう。

航空機のパイロットは、身体に問題があれば操縦を許されない。
離陸してから、雲の上で

「なお、当機のパイロットは、難病のためストレスによって下血する
状態にありますが、薬を一回3錠を一日3回、規定量よりも多く飲み、
なんとか我慢しておりますので、ご安心ください。
とにかくストレスに弱い状態ですし、難病ですからみなさま責めないで
くださいませ」


とか、アナウンスが聞こえたら、みんなどう思うわけ〜〜???

「頼むから着陸してくれえええ〜〜〜!!!」

冷や汗たらたらになるか、無事到着した場合は、二度とこの会社の
飛行機乗りたくない…と心理的に考えるのでは…。
総理大臣は、日本国民の命と生活を乗せた巨大な飛行機を操縦している
パイロットなのだから、やはり、ヒューマニズムだけで判断せず、
役職の過酷さにふさわしい状態の人間でなければならないと考えるのが
自然だと、私は思うのだけど…。
政治・社会問題 | - | -

軽減税率の分類がややこしすぎ!!

軽減税率の分類がややこしすぎてすごいなあ。
「席に座るか」「持ち帰り可能な包装か」で分けるらしい。

 
牛丼屋で発泡スチロール容器に入った牛丼を買って、
持ち帰って食べる場合は8%だけど、
店内で食べる場合は10%
 
そば屋の出前を頼んだ場合は8%だけど、
店内で食べるなら10%
 
じゃあ、立ち食いそば屋はどっち?
 
そして、海の家はどうなるの?
かき氷を海の家の敷地内で食べるなら10%だけど、
一歩出て、浜辺で食べるなら8%になるよね。
 
ソフトクリームは8%だって。
でも、ソフトクリームを買って、ソフトクリーム屋が店先に
置いてる椅子に座ったら10%になるんじゃない?

大型ショッピングモールや、サービスエリアなどの、
セルフサービスのフードコートは使い捨ての器じゃないから
10%
 
発泡スチロール製の簡易重箱に入った2万円のおせちは8%
でも、高級重箱に入った1万円のおせちは、10%らしい。
理由は、高級重箱=器を買った」とみなされるから。
 
じゃあまったく同じプリンでも、プラスチックのカップなら8%で、
陶器の器に入っているのは10%ということだ。

 
わけがわからないな。
 
いつも、夜働きに出てるときは、ばたばたしてるので、
18時35分に新宿二丁目について、36分にすき家に入り、
44分までの数分で牛丼ミニ+生卵+豚汁をバババッとかっこんで、
45分に店の鍵をガチャッと開けるというパターンが多いんだけど、
2%の差が出るのなら、テイクアウトにしてもらって、
牛丼ミニと生卵と豚汁ぶらさげて39分に店を開け、
45分までの6分間で平らげる方式に変更しなきゃ、
なんだか損した気分になりそう。
こりゃ大変だ。
牛丼と豚汁とお箸の包装を破るのに30秒かかる。
しかし、「あとで返しにくるから普通の器に入れてくれない?」と
言ってしまったら
10%になってしまうのだーー!!

そもそも、もっと早く家を出ればいいんだった。
政治・社会問題 | - | -

「私」の銃のアメリカ、「公」の銃のスイス

 先日のMXを見たという知人から、「朝7時の生放送ニュース番組で自主防衛の話なんかしてる女の人、はじめて見た(笑)」とメールが届いた。あはは。

 アメリカで社会を震撼させるような銃乱射事件がこんなに多いのは、単に「銃」が蔓延しているのではなく、『私』のための銃が蔓延していることが理由のひとつにあると思う。
 アメリカでは、市民が権力から身を守る権利として、銃の所持が憲法で保障されている。
 ところがここに、根深い人種差別や、金融グローバル化をがんがん推し進めたことによる格差社会(日本もこれに巻きこまれつつある)、『アメリカンドリーム』を追う野心家たちの嫉妬・羨望など、同じ国家の国民でありながら、他人を信用できなくなるという問題が渦巻いてしまっている。
 おまけに金がない。犯罪件数に対して警察官の人数も少ない。さらにアメリカは、未開拓の大陸を開拓しながら作られた国。もともと「自分の身は自分で守れ」という精神が強い。

 ――こういったものが複合して、現代のアメリカ人は、もう国家すら信用できなくなっているのではないか?
 だから、自分の生命を守りたい、自分の財産を守りたい、つまり私益のために銃が欲しい。
 私心で手にした銃は、きっかけさえあれば簡単に隣人に…時には家族にさえ向けられる。


 一方で、世帯あたりの銃の所有率が、アメリカに比肩する国にスイスがある。
 スイスでもたまに乱射事件は起きるが、アメリカに比べると圧倒的に少ない。なぜか?

 永世中立国のスイス、私は、社会人になるまでスイスのことを「非武装中立」と勘違いしていたのだけど(おそらく日本人は多くの人が同じ勘違いをしているのでは?)、これは大間違い。
 スイスは、国民皆兵の国。男子は18歳になると身体検査を受け、20歳で徴兵される。一定の訓練を終えると、ライフルや手榴弾などを貸与されて、自宅で所有する。
 とはいえ、たまに事件に使用されたり、それから自殺に使われてしまうことが多いため、現在は郵便局が一括管理している。スイスの郵便局は、武器弾薬のほか対戦車火器や迫撃砲などを保管する武器庫になっていて、スイス国民は有事の際には48時間以内に武器を手にして街のいたる場所から攻撃に備えることができるようになっているのだ。
 一般家庭は、ほぼ100%核シェルターが完備しているし、街の作りも、有事の際に敵を見張りやすいよう、ある一定の方角にむけて窓があったりする。高速道路は日本のようにうねうねしておらず、滑走路として利用できるよう一直線になっている。
 スイスは、国民全員で自国を守れるよう、徹底した自主防衛態勢が作られている。だから、他国との軍事同盟は結ばない、扮装には手を出さない永世中立国として堂々宣言できるのだ。
 
 スイス人の所有している銃は、『公』のための銃。だからアメリカとは違って、国家規制がきちんと効く。同じ銃でも、『私』のための銃とは、銃口を向ける先が違う。


 スイスの国民皆兵を考えると、日本人は本当にアマアマでラッキーなアメリカ製のゆりかごのなかで70年を過ごしてきたんだな…と思う。
 安保法制のときに「このままでは徴兵制が復活する!」云々と騒いでいる人たちがいたけど、「あのー、それって国家として当たり前のことだと思うんですけど……」と、なんで大人は誰も諌めないのかと。

 集団的自衛権がヤバい方向に行使されてしまうかもしれないと懸念される理由は、日本が自主防衛してないから、アメリカに守ってもらわねばならず、そのために外交主権がないから、なのではなかったのか? と。
 武器を捨てて「9条万歳」なんつって悦に入ってられるのは、アメリカの武力に頼ってるからじゃんよ。

「徴兵制が復活する!」という煽り文句は、一瞬、国民を恐怖させるけど、よくよく考えたら
「武装とか、そーいう危ないことは、ぼくらの見えないところで、アメリカ人がやってくれるから考えなくていいんだ! だから沖縄には悪いけど、ずっと占領されてオスプレイに怯えててくれ!」という醜い私心の塊でしかない! と、わたくしは思うのでございます。

 このわがまま放題の捻じれっぷり。
 たまたま、戦争に巻き込まれないラッキーな期間に生まれ育ってるだけだろっ!
 わたしがアメリカ人だったら、日本人のそういうところ、うんざりすると思う。


 
政治・社会問題 | - | -

トリコロールをかぶる同情心…という軽さ。Facebookでフランス国旗をアイコン化するのはありか、なしか。

先日書いた「Facebookでプロフィール画像をトリコロールカラーにするのが流行っている問題」、わたしが師範をつとめている『ゴー宣道場』の門弟MLのなかでも議論が沸騰している。
Facebook内でも、賛成論、反対論、それぞれの記事が活発に投稿されているようで、自分の立ち位置に応じて、他人の記事の紹介合戦が行われており、おおむね、トリコロールになっている人が、ものすごくむきになって「他人の哀悼の意にとやかく言うな!」と怒っているという状況。

私には、「国旗って、やっぱり重い」という感覚がある。
この数日、フランスが空爆に力を入れはじめたという報道を目にするたび、
「トリコロールカラー=フランスの空爆支持」
にすら見えてしまい、もちろん掲げている人みんながそこまで深く考えてはいないとわかっているとは言え、Facebookというネット空間が、いつの間にかファッションで空爆を支持する場所のように見えてきて、その扇動の軽さが恐くなり、引いてしまった。
それに、日本の報道は、やっぱり欧米寄りだから、空爆で無残に死んでる中東諸国の無辜の民の命については、『なかったこと』として扱われてるんだもん。そもそもの情報がものすごく偏ってるのでは?? と。
パリのテロの前日は、レバノンでもテロがあってかなりの犠牲者が出たけど、誰もレバノンの国旗をアイコンにした人はいなかった。

トリコロールカラーってかわいいから、ファッション的には好きなんだけどね。
でも、やっぱり
国旗。状況によって、すごく重い、と。
先日、ジャーナリストの笹幸恵さんからチケットを頂いて、日本武道館で行われた「自衛隊音楽まつり」を観に行ったのだけど、このとき、国旗の入場に際しては、観客全員に起立脱帽と国歌斉唱がもとめられた。相撲やサッカー、国際的なスポーツ祭典の表彰式で、このようなシーンはよくあるけど、実際に自分がその場に居合わせると、やっぱり国旗の重さというものを実感する。
それに、軍隊には、わざわざ国旗を掲げて行進を鼓舞する艦旗隊というのがいるんだよね。私が見た日本の海上自衛隊の艦旗隊は、女性6人組で、制服がものすごい煌びやかで、白のラバーのニーハイブーツでビシ、ビシ、ビシ、と行進してて、ガン見しちゃったんだけど。
ほかにも「旗を振る」「旗手になる」「旗印」とか、大勢の人間を扇動するために旗が使われるという言葉がたくさんある。アメリカは、月に星条旗を立てたしね。意味が重いんだと、やっぱり思う。


だってさ、たとえば、いま仮にオリンピックが開催されていたとして、なにかの競技で日本人選手が優勝したとして、その選手が、パリが大好きで、哀悼の意を表するために、フランスの国旗を纏ってウイニングランしたら……。
それってものすごい国際問題に発展するんじゃないかなー??
間違いなく、「日本はフランスの空爆を支持した」と受け取られるから、イスラム国から、次は日本だ!みたいな挑発受けるよね。
私は、日本の前に、イギリスだよねー、と思ってるけど。

みなさんは、どう思いますか?

テロについて過剰にふれるのって、テロリストの思う壺って感じだけど、この問題については、小林よしのり先生のお話しもお聞きしたみたいし、わたしなりに、国旗というものについて思うところもあるので、20日金曜日の、よしりん先生とのニコニコ生放送でも話したいと思います。
興味のある方は、ぜひご視聴下さい。

ニコニコ生放送【よしりんに、きいてみよっ!】
 
政治・社会問題 | - | -

トリコロールをかぶる同情心

Facebookを見たら、皆がこぞって自分の顔写真の上に、
フランス国旗のトリコロールカラーをかぶせた画像を
アイコンにしているので驚いた。
どうやらFacebook側の仕掛けで
「パリのテロ犠牲者に哀悼の意を示し、祈る」
という意図のアプリのようなものが配布されたようだ。
ボタンを押すだけで、自分が使っているプロフィール写真の上に、
自動的にトリコロールカラーがかぶさるらしい。
いろんなものがあるなあ。
犠牲者は気の毒だとは思うし、やりたい人はやればいいし、
私もパリには好きなファッションデザイナーがたくさんいるから
憧れの感情もあるんだけど、ただ、そんなに愛着がないから
よその国の国旗かぶってもなあ…と眺めていた。

ふと思う。
フランスやアメリカが空爆したことで虐殺されてきた、
シリアなど中東諸国の無辜の民に哀悼の意を評して、
中東諸国の国旗を自分の顔写真にかぶせたりしたら、
それはやっぱり非道徳的とみなされたりするのだろうか?
「ニュース映像をご覧になってないのですか? 人間性を疑います」
なんて言われて炎上しそう。
まあな。
テロの味方する捻くれた悪ふざけにしか見えないか。


政治・社会問題 | - | -

高知市生後10か月女児虐待音声を聞いてしまって・・・

高知市で生後10か月の女児が母親から虐待死させられた疑いのある事件で、
近所の男性が、女児の死亡する前夜の泣き喚く音声をスマホで撮影していた
として、その音声がニュースで何度も流れるんだけど、
聞くたびに物凄い嫌悪感が渦巻くあまり、席を立って顔を洗いたくなってしまう。

もう流すのをやめてほしい。
火事の映像や、警察と犯人の大獲り物を撮影したものとは、性質が違わないか?

録音した男性は、女児の母親から
「赤ちゃんポストに預けたい。できるなら殺して、どこかから飛び降りたい」
と聞かされていたそうで、撮影した理由については、
「普通の泣き声じゃなかったので。すぐ危険を感じて」
「子供になにか直接命に関わることをされているのではないかっていうので
すぐ撮影に入りました」
と語っていた。

どうして子供の命に危険を感じたところで、スマホに手を伸ばして録音なのか、
警察に提供して事件の捜査に役立っているまではよしとしても、
取材に来たテレビカメラを自宅に入れて、どこでどう録音したのか、スマホを
手に持ち、当時のポーズまで再現してみせる姿には、得も言われぬ嫌悪感を
感じてしまった。
通報や救助は誰かがすると思ったのか、虐待の証拠を押さえたかったのか、

私にも野次馬根性はあるから、火事や事故現場で、おおっと思うことはある。
ただ、覗き見根性で撮ってしまったとしても、その赤ちゃんが本当に死んで
しまったことを知った時、
自分の撮ってしまったものに罪悪感や恐怖感を抱いたり、
そんな時にスマホに夢中になっていた自分、という存在を、天の神様から
じっと見られているような後ろめたさを感じたりはしないのだろうか。
男性のふるまいからは、どうもそんな大切な部分が欠けているように感じられて
ならなかった。


これを流しまくるテレビ局もちょっと感覚がおかしいんじゃないかと思ってしまう。
男性に「なぜ録音したのか?」とインタビューしているので、
視聴者をショッキングな音声で画面に釘付けにして視聴率を確保しておいて、
批判のほうは、男性の「覗き見根性」「撮ってないで助けろ!」という部分に
向けられるという仕組みになっている。
テレビのずるさを感じて嫌悪感を抱く。

「あの泣き声は異常だと思った」
「あの時病院へ行っていれば、死ななかったのかな」
近隣住民の証言があまりに『ありがち』なのも、この世の地獄に見えてきた。
自分の身のまわりにも、いつでも起きることだ。
いつか自分がそんな証言者になっているかもしれない。
共同体崩壊、隣近所の関わりが薄れ、お互いに無関心でいるために
見えない壁を作ってしまった世界、その冷徹な現実の小さな犠牲者が
泣き叫ぶ声。
その音声が、ひそかに近隣住民によってスマホで録音されており、
しかも公開されるという、さらなる薄気味悪さ。

大きな社会全体の問題が、どこか一点への批判に矮小化されて、
自分自身のものとして捉えられない、目を背けてなんとなく済まされてしまう、
このくり返しにも嫌悪感が渦巻いてしまう。


なんだかシールズみたいになってしまったからもうやめる。
とにかくもう流すのやめてほしい・・・
私は、赤ちゃんがいたたまれないんです。
政治・社会問題 | - | -

朝まで生テレビのSEALDsに素直に激怒した私だけど

朝生を見て、ジャーナリストの今井氏が、
ベルリンの壁崩壊のデモ最高、だからデモをやる若者最高!
といった、なかば高揚した感じでシールズの2人を持ち上げ、
笑顔で期待をかけてみせる構図を見て、ムカムカきて、
もう田舎のお母ちゃん的な感覚で、

こんなもん絶対あかん! 
こんなおかしな大人に持ち上げられて、
一緒にテレビなんか出てたら、あんたたち絶対あきませんよ!!」

といった感じで徹底して激怒し、その激怒をそのままとても素直に
番組のエンドロール見ながらの勢いで誰よりも早くゴー宣道場のブログ
書いた私ですが、楽屋話とか、殺害予告とか情報が入ってくるにつれ、
そういう状況にまでなっていたのかと、気の毒になってきて、
今井氏はともかく、奥田くんに向けては、そんなに怒らなきゃよかったかも・・・
と思っているのでした。

と言って、翻ってシールズを応援する気持ちにはならない。

奥田くんのフェイスブックを見ていると、殺害予告を報告する投稿に対して、
「この逆境に絶対負けないで!」といった興奮気味のコメントが殺到していて、
これもこれで受難のヒーローを仰ぎ見て煽っているようで、危なく見えてしまう。


なかには、「殺害予告がくるほど、ちょーヤバい存在! 逆に羨ましいぜ」
なんていう、完全に現実感のない浮かれた若者のお祭り騒ぎのコメントも
あって、眉をしかめてしまった。
やっぱり、自分の子供や弟や、身内が、もしシールズに感化されていたら、
身も蓋もないことを言って激怒して、参加を防ぎたいと考えているのが
わたしの本音だ。

熱狂状態からは距離を置かなきゃならない。
それから、ここまで来てしまった奥田くんを取り巻く現状や、
先行きについては、もっと冷静に想像しなきゃならない。
政治・社会問題 | - | -