R.スコット監督『オデッセイ』、心に優しい映画だった。

リドリー・スコット監督の『オデッセイ』、心に優しい映画だったなあ。
主役のマット・デイモンが、火星探査中にいろいろあって、たったひとり
火星上に取り残され、死んだのかと思いきや、植物学博士の知識を
フル活用して芋の発芽などに成功し、なんとかかんとか自給自足ライフを
はじめることになって・・・というストーリーなんだけど、

あ、まだ観てない人は、この先は読まないほうがいいですね!
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日誌 | - | -

日刊ゲンダイを高笑いする安倍首相。ふざけすぎてる。

自民党の憲法改正草案についての答弁で、民主党の階猛議員が、

「表現の自由を制限し、言論機関を萎縮させる」
「現に今も安倍政権に批判的なテレビキャスターやコメンテーターが
次々と番組を降板している。民主主義の健全な発展にもマイナスだ」


など質問したシーンを動画で見た。

安倍首相は、笑いながら、

「現在まるで、言論機関が委縮しているかのごときの表現がございました。
これ、まったくしていないと思いますよ?
たとえば今日夕方帰りにですね、日刊ゲンダイでも読んでみてくださいよ。
これが萎縮している姿ですか? 委縮はしないんですよ」


こう言って日刊ゲンダイのコマーシャルをして見せ、
この瞬間、与党側は大爆笑、首相の背後に座っている、
石破氏、麻生氏、それから甘利氏の後任で席に座った石原伸晃氏も
天を仰いでゲラゲラと大笑いしている。
そこへ、誰の声かはわからないけれど、ガラの悪いヤジが飛んだ。

「してねーーーよ! 委縮なんかwwwwwwww」

(議場の雰囲気を伝えるために、語尾に『www』の記号をつけました)


この与党側の勝ち誇った余裕の笑いが、私は頭にきた。
質問の内容も、『報道』も、完全にバカにしているから出てくる、
愉快で愉快でたまらないって感じの高笑いじゃないか!


日刊ゲンダイと言えば「安倍はヒトラー」「ネトウヨはゲシュタポ」
など過激な言い回しと、どぎつい見出しが特徴の夕刊紙。
紙面はエロや競馬など、サラリーマンのお父さん達向けの記事に
かなり面積が割かれているから、私自身は日常的に手に取ることは
ないけど、電車のなかではよく見かける。

日刊ゲンダイが、そういう大衆向けの娯楽要素の強い夕刊紙だから、
安倍も余裕こいて宣伝してやるぜ、といった雰囲気で、
「委縮はしない=どうせとるに足らない夕刊紙」とバカにしているだけだ。

しかも、この笑いのあと、安倍はこう続けた。

「委縮している機関があるならば、具体的に言っていただか
なければわからない」

(名前言ってみろ、今度その報道機関のトップと食事するとき、
『委縮してるように見られてるんじゃねーよ!』と注意する!)


「むしろ、安倍政権を弁護する立場の言論のほうは、なかなか
貫き通しにくい雰囲気にあるという人もいる」

(だから、俺が会食したりゴルフしたりして、お墨付きを与えて、
仲良くして、弁護しやすい環境づくりをしているんだ!)


赤いカッコ内の言葉は、私が読み取った安倍首相の心の声だ。

おまけに安倍は、こういった野党の批判は、
「外国から、まるでそんな国だと誤解されてしまうわけです」
などと言って、テレビカメラに身体を向けて、潔白をアピール。
さも、「お前の質問は迷惑でしかない!」というような跳ね除け方だ。
これを、報道機関が「独裁者」と批判できない日本とは??

報道も報道で、こんな横暴に委縮してる場合じゃないだろ、と頭にくるが、
よく考えたら、委縮ではなく、癒着、なんだな。

産経新聞が、この出来事を受けて、日刊ゲンダイに取材して、
「権力にこびることなく、自由に報道している自負がある」
というコメントを紹介しているのも茶番すぎる。
そもそもこんな取材を新聞どうしがやってることがおかしい。
産経はゲンダイをまともなメディアとして扱ってないことを示すために、
わざわざ取材して、コメントを「掲載してあげた」って感覚だろ?
ふざけすぎてる。
政治・社会問題 | - | -

TOKYO MX TV『モーニングCROSS』2月の出演

TOKYO MX TV『モーニングCROSS』
来週は2月11日(木)にコメンテーターで出演します。
祝日の朝7:00〜8:30、お目覚めの方は9chに合わせてみてください。

http://s.mxtv.jp/morning_cross/
泉美木蘭からのおしらせ | - | -

ココ・シャネルという女性の生き方

ファッションデザイナー、ココ・シャネルの人生を描いた本を読んだ。
シャネルの洋服なんてわたしには着る機会も資格もないし、
ココ・シャネルと言えば、ピカソ、ジャン・コクトー、ストラヴィンスキーなど、
とにかく世界の才能ある男たちと浮名を流した一流の女性、
というイメージのほかはあまり知らなかった。
でも、知るとあまりにかっこよくて、憧れずにいられない女性だな。


小さいころ母親が死んで、父親に捨てられ、孤児院と修道院で針子を
しながら育ったシャネルは、なんとか自立しようとキャバレーの踊り子に。
当時は、女性が稼ぐには、踊り子か歌手ぐらいしか道がなかった。
店の常連でもあった大金持ちに見初められ、愛人のひとりとなり、
その彼に出資してもらって開いた帽子店が、『シャネル』の創業。

しかし、シャネルを囲っていた大金持ちは、店が軌道に乗って、
シャネルが「このチャンスに立地条件の良い場所で展開したい」と言っても、
「趣味の範囲でいいじゃないか。女が働くことには応援できない」と否定的…。

いくら生活の安定があっても、自分の才能に水を差す男とは過ごせない!

こう考えたシャネルは、大金持ちと別れて、彼女の才能の虜になっていた
青年将校カペルから出資を得て、店を大きくしていく。

・・・で、好感を持つのが、ここからガンガン才能を開花させたシャネルが、
最初の愛人にも、青年将校カペルにも、数年で出資金を全額返済したことだ。
ある時、カペルが「僕のことを本当に愛してる?」と尋ねたとき、
シャネルはこんな風に言ったそうだ。

「それは、私があなたからの援助を必要としなくなった時にわかるわ」

こんなセリフ、スッと言ってのけられる女の人、なかなかいないよ?
「もちろん愛してるわ♪」なんて言って、愛と欲をごちゃ混ぜにして、
相手も自分も騙して、甘い空間で楽に生きる方法もあっただろうに。

シャネルが出資金を完済したとき、カペルはこうつぶやいたという。

「おもちゃを与えたつもりだったのに、自由を与えてしまったようだね」


この青年将校カペルは独身だったけれど、体裁や、一族への見栄を
重んじて、孤児院育ちのシャネルではなく、上流階級の娘と結婚した。
結婚後も、シャネルとは愛人としてつながっていたが、あるとき、
カペルが自動車事故で急逝。
葬儀にも埋葬にも出られなかったシャネルは、ひとり事故現場を訪れ、
何時間も号泣していたそうだ。本当に愛していたんだね…。



シャネルと言えば、マリリン・モンローで有名になった香水「No.5」
商品としての代表だけど、ほかにも、
女性用の小さなサイズの帽子、ツイード素材、ジャージー素材、
セーラー服、プリーツスカート、モノトーンカラーのワンピース
なども、
シャネルが編み出したスタイルだ。
ほかにも、当時は、小さくてただの飾りでしかなかったハンドバッグに
革のベルトをつけ、実用的なショルダーバッグを考え出す。
働く女性のために、口紅を、持ち歩けるリップスティック型にしたのも、
歩きづらいピンヒールよりも、かかとの低い靴を提唱したのもシャネル。
つまり、いま世界に存在している多くのファッションスタイルの生みの親は、
ココ・シャネルなのだ。


私の勝手な見方では、シャネルのスーツって、着る女性の持つ品位を
そのまま押し出すような怖いところがある。
服に釣り合う品位を身に着けた人が着ると、活動的かつ、エレガンスで、
ますます素敵に見えるんだけど、
そうでない人が着ると、とことん下衆な姿を前面に出してしまって、
まったく下品で見てられない……。
ほら、浪速のエリカ様・上西小百合議員なんか、よくシャネルのスーツを
着てるけど、どーも、ね……。

どうしてこうも下品な人をとことん下品に見せるのか??
不思議なデザインだと思っていたけど、それは、創業者ココ・シャネルの
精神性がそのまま服に現れているからではないか。そう思った。
どう生きるか、そのために選んで着る服。

ココ・シャネルの紹介、チャンスがあれば笹幸恵さんとの番組『淑女我報』
で取り上げて話してみたいなあ。
日誌 | - | -

『ゆきりんもくれん淑女我報#3』配信開始!

『ゆきりん♥もくれん淑女我報#3 恋愛・不倫・結婚』配信開始!
http://www.nicovideo.jp/watch/1454121114



 

ジャーナリストの笹幸恵さんと、泉美木蘭の女ふたりトーク番組、
大好評とのことで、今回も淑女を目指して(?)、恋愛・不倫・
結婚についてかなり好き勝手におしゃべりさせていただいてます。
チャンネル会員無料。
会員以外の方は150円+税でご覧いただけます。

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ついにべッキーの芸能活動休止、
引退危機にまで発展してしまった不倫騒動。
なぜ不倫の関係は女性の方が
圧倒的に不利な状況になってしまうのか?
という話題から、思わず「これ18禁?」の
声も飛び出すぶっちゃけトーク炸裂!

さらに話の流れから「そういえば…」と
もくれんさんが思い出したように
話し始めた体験談が衝撃!
駆け出しライター時代の
もくれんさんの前に現れた
「場末の桃井かおり(あるいは椿鬼奴)」とは?

今回も大爆笑、
そして話題騒然、必至!


『ゆきりんもくれん淑女我報#3』
http://www.nicovideo.jp/watch/1454121114

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泉美木蘭からのおしらせ | - | -

4月からの『報道ステーション』に大本営メンバーが

古館氏の降板する4月からの『報道ステーション』では、
コメンテーターとして、月曜日から木曜日までの4日間、
ジャーナリストで共同通信客員論説委員の後藤謙次氏
起用されるのだそうだ。

後藤謙次? あれっ、すごく最近、見た名前。

昨日の小林よしのり先生のブログ《権力とマスコミの癒着》
に出てきた、安倍首相と会食している「大本営発表」の
メンバーじゃないか。
あまりにも露骨だ。

首相の一日のスケジュールには目を通したことがなかったけど、
朝日新聞《池上彰の新聞ななめ読み》「安倍氏は誰と食事した?」
皮肉たっぷりな記事でおもしろく感じたので、興味が出て、
今朝は朝日新聞「首相動静」を読んでみた。
昨日は、時事通信社の西沢豊社長、田崎史郎特別解説委員、
渡辺祐司編集局長、阿部正人政治部長と食事していたようだ。
こうしてメディアは首相によって統制されているんだな。

それに、そうだよなあ・・・こういう食事って、時事通信社が取材費
として支払うの? それとも安倍首相のおごりなの?
政治・社会問題 | - | -

感動の辞任劇? 政治家とメディアの作る「印象」。

政治家って、短い文章で大きな印象を作るのが本当に巧みだなあ。
甘利大臣の内閣府での辞任挨拶をテレビで見たけど、
「やせ我慢の美学」という言葉と、
職員が手渡した、赤や黄色の明るい色の花束、
それを抱えて涙ぐむ表情とが絶妙・巧妙にマッチして、
「甘利さんの引き際かっこいい!」と思わせる、美しすぎる仕上がり。

やめてくれよと思うのは、そこへ、
安倍首相に対する尊敬と讃美の言葉が混ぜ込まれていることだ。
ニュースの扱い方やコメントを聞いていても、
「素晴らしき安倍首相と、政権のために身を引いた献身の甘利大臣」
といった印象だけが際立って見えてくるし、それに乗っかって
「それでも安倍政権には突き進んでほしい。甘利さんの功績は大きかった!」
といった趣旨の政権応援コメントがざんざん流されている。

ベッキーをあれだけ追い込んだ手厳しさが、どこにもない。
なんだかうんざりしてきた。

『全米が泣いた! 感動の辞任劇』

そんなCMを見てるような気分だ。
政治・社会問題 | - | -

インドと中国の経済を比較した本が面白かった

やっとにおいが消えた・・・。
月曜から裏のビルの塗装工事がはじまって、強烈なシンナー臭に
朝から晩まで悩まされつづけていたのだ。
うちは昭和感あふれる古い木造アパートなもので、外気をシャットアウト
したくてもどうしても隙間から入り込んできてしまう。
部屋にいるだけで頭痛がひどく、エアコンも使えないので、用がなくとも
外出して、喫茶店で過ごしていた。

近所の喫茶店に、たまたまインドと中国の経済を比較した本があり、
10年前の古い本だが、特にインドは知らないことが多かったので、
おもしろく読んだ。
インドと中国の産業別の今後の見通しが比較されているんだけど、
ざっくり言うと、短期的な経済発展は、中国のほうが目立っているが、
長期的・将来的に見れば、いずれインドが中国を逆転する
という見方。
とくに、両国の人口ピラミッドの比較は、はじめて見たので面白かった。

インドの年齢別の人口ピラミッドは、美しいほど先の尖った三角形で、
20年後も、若くて良質の働き手が社会を支えていることがよくわかる。
一方で、中国は、一人っ子政策のおかげで、無理やり出生率が下げられ、
突然ピラミッドがいびつになり、日本の少子高齢化型に近い。

インドも過去に産児制限をしていたとは知らなかった。
貧困を撲滅するという名目で、貧困地域では男性のパイプカットまで
行われていたらしいが、イスラム教やヒンズー教では多産が常識なのと、
中国共産党一党独裁の国とは違って、国民が怒って与党を転覆させた
ことで、国家による産児制限はタブーとなったのだそうだ。
……なんだか、シールズが好んで引用しそうな話だな。
カースト制度に根差したインド人の国民性の話もおもしろかった。


中国の一人っ子政策は昨年撤廃されたけれど、
日本の核家族とは違って、子供一人を両親と祖父母の大所帯で育てる
時代になったため、甘やかされて、大人になってもわがまま放題の若者が
異常に増えたと聞いた。
《一人っ子政策の困ったちゃんたち》という紹介で、中国人の20代若者が、
デパートで化粧品や洋服を買ってもらえなくて寝そべってギャーギャー
わめいている話や、動画をいくつか見たことがある。
去年も、20歳の女が、父親に高価なスマホを買ってもらえなかったとして、
車道に寝そべってわめきちらし、警察が出動して、結果、困った携帯店が
機種代を値引いて収まったというニュースがネットで話題になっていた。


後半に、インドと中国の軍事面の比較が載っていたんだけど、
読み切らずに帰ってきたので、また時間見つけて読みにいこうっと。
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