PCRシーヤ派に足りないところ

「PCRシーヤ派」と「PCRスンナ派」の論争になって、
朝も昼もワイドショーは「PCRシーヤ、全国民シーヤ!」の
大合唱。
現場の医師や検査技師の話を完全に無視して、よくやるよ。

PCRシーヤ派が活動勢力を広げていたイギリスでさえ、
「PCR検査を増やすことが、逆に感染拡大につながる
可能性がある」
「むやみに検査するより、絞って検査したほうがいい」
と言いはじめています。

 

参照記事:
世界が評価を変え始めた〜日本は新型コロナ感染抑止に成功している

 

健康不安を煽りまくれば数字がとれる状態らしいけど、
「糾弾のポーズ」さえ見せれば、数字がとれる世の中でも
あるのだろうか?
シーヤ派の姿って、ストレス発散、自粛疲れの駄々っ子
にすら見えるのですが?

 

国会でもシーヤ派に影響された強硬な議員が吠えていたけど、
ただのわからずやのモンスターみたいなことになっていた。

 

「PCRスンナ派」は、別に「まったくスンナ!」とは言って
ないわけです。
医師が、患者の様子を観察して、問診して、X線やCTで、
肺の画像を見て、肺炎像が確認され、
これはコロナの疑いが濃厚だという所見の上で、
適切かつ必要なPCR検査が行われているわけですよ。
「必要のないPCRスンナ」なんですよ。
的を絞って、無駄な検査をせずに済んでいる、
どうしてそこがわからないんだろう?

 

現場の懸命の努力のおかげで、
日本においては、圧倒的に死者数が低く抑えられている、
誰の目から見ても明らかなデータが出ているのだから、
日本の新型コロナ医療はうまくいっていたんだ、
これまでの積み重ねでもともと定着していた肺炎医療や、
CTの普及、ひたすら執念で救命のために戦う医療関係者、
決して突貫工事なんかでは成立しないこの日本の医療に、
ありがとうと感謝するのが本筋だと思いますよ。
シーヤ派には、そこがないですよ。

 

それから、
「8割は人に感染させていない」
これ、どこへ蒸発したん??

 

PCRシーヤ派よ、目を覚ませ〜〜!

日誌 | - | -

「PCR検査せよ」と叫ぶ人に読んで欲しい記事

WHOのテドロス事務局長が「テスト、テスト、テスト!」
と言ったのは、マスコミがあの部分だけを切り取って
報道したために誤解されているが、無症候でもなんでも
ひたすら検査しまくれという意味ではなかったらしい。
「感染が確認された人の接触者で、COVID-19の症状を
示している場合においてのみ、検査を推奨」
というのがWHOの正式な見解だった。
日本では『WHO事務局長上級顧問』の人がよくテレビに出て
くるが、どうしてこの誤解を解かないんだろう。

 

それから、検査検査と言う人は、この記事を読んでみて
欲しいです。

「PCR検査せよ」と叫ぶ人に知って欲しい問題
ウイルス専門の西村秀一医師が現場から発信

https://toyokeizai.net/articles/-/349635

 

 

・そのときに陰性でも翌日に陽性になることもある。
検査を受けた人にとって「陰性」という結果の使いみちはない。

 

・いつまでもやってくれないという話が出ているが、
症状が悪化したらCTを撮ったり呼吸を見たりして肺炎の治療を
きちんとやっている。

 

・検体を採取する場所を増やしても、そこで検査できるわけでは
ない。特に検査技師の問題は大きい。

 

・検査技師は根気と技術力の必要な仕事。キャラクターの問題もある。
長期間根気よくコツコツと取り組める人でないと向かない。
自信満々であったり乱暴な雑な人がやるとダメ。

 

・テレビのコメンテーターになっている医師たちが、
「私も研究で何百回となくやりましたが」とか、
「人をかき集めて訓練すればできますよ」などと言っているのを
聞いて、正直、腹が立つ。
現場を知らない、完全に上から目線。
「検査技師なんて」という一段下に見る感じも透けて見える。

 

・自分の研究のために大した時間の制約なくやっている先生たちと
現場の技師の置かれている状況は違う。現場には次から次へと検体が
送られてきて時間に追われて、かつ、失敗が許されないという緊張を
強いられながら仕事している。

 

・全自動のPCR検査機で際限なく検査すれば、試薬や資材の不足が
生じる。
技師のミスによる偽陽性は減っても、感度が高いことによる偽陽性、
検体採取の難しさによる偽陰性の問題があり、PCRの根本的な問題
はまったく解決しない。
「全自動」という言葉が独り歩きして、医師を含む一般の人たちが、
「無謬の検査」のような印象を持つことが怖い。

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東大教授「検査数が足りていないのはむしろ欧米」

TBSの『新・情報7daysニュースキャスター』で、
池谷裕二東京大学大学院薬学系研究科教授が、
PCR検査数と死亡者数の関係を対数グラフで表示し、

 

・検査数の多い国が、死者数を抑えているわけではない

 

・日本は的を絞った検査で死者数が抑えられている

 

・欧米はたくさん死んでいるからたくさん検査をしている

 

・検査数と死者数を比べるならば、検査が足りていなのは
むしろ欧米だと言える

 

とおっしゃっていました。私もそう思いました。

 

また、原子物理学者の早野龍五東京大学名誉教授も、
SNS上でグラフを提示し、同じことをおっしゃっていました。

 

「PCRの検査を増やすと,COVID-19死者数が減るという
相関は見られない」

 

世界各国の人口1000人あたりの累積PCR検査件数(横軸:対数)と、
人口100万人あたりの累積COVID-19死者数(縦軸:対数)

 

 

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世界からは「ジャパニーズ・ミラクル」と見られている

WHOのシニア・アドバイザー進藤奈邦子医師の
NHKスペシャルでの発言。

 

・日本では相当早い時期から患者が発生したにも関わらず、
非常に低いレベルで抑え込んで来ており、世界的には、
「ほぼ奇跡」と見られていた。

 

・世界から仰ぎ見られるような感染症の専門家がいて
陣頭指揮をとっている。

 

・国民の高い衛生意識、感染症に対する理解がきちんとしていた。

 

・日本の対策は素晴らしい。死亡者を見ると欧米に比べて、
圧倒的に日本は少ない。

インフルエンザのパンデミックでも見られたことだが、
世界からは「ジャパニーズ・ミラクル」と見られている。

 

・解放(緊急事態宣言解除)に向かって積極的、建設的な
対策が立てられると期待

 

・「検査の遅れ」と言うのは間違い。
日本の戦略的検査を、私たちは高く評価している。

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「外出自粛の呼びかけの“前後から”」という謎の表現


5月1日の専門家会議資料には、

 

「3月25日の東京都知事による外出自粛の呼びかけの前後から、
新規感染者数の増加が次第に鈍化し」

 

という説明がついているのですが・・・

「呼びかけの前後から」ってなんですかいね?

本当に東京都知事の外出自粛要請が効果があったと考えているなら

 

「呼びかけの後から」
「呼びかけを機に」
「呼びかけをきっかけに」

 

といった表現になると思うのですが。
これはすなわち、

 

「呼びかけの前からもう鈍化傾向がはじまっていた」

 

「新型コロナウイルスの感染力の自然な鈍化の時期に、
たまたま東京都知事が外出自粛の呼びかけを行った」

 

という意味であり、それを専門家会議はわかっているけど、
都知事のあの時の外出自粛要請には、
もう意味なんてなかったなんて〜〜言わないよぜ〜ったい〜♪
というニュアンスを残したい〜!
ということで、

 

「呼びかけの前後から」

 

というすごくヘンな表現になっているのではないかなあと
私は想像しております。

最大限に良く言えば、小池百合子さんへの思いやりでしょうか?
「あれは意味なかったです」とハシゴ外すことになるから。
でもそれで自粛要請継続されたら困ります。
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やっぱり新型コロナよりもインフルエンザのほうが脅威

国立感染症研究所のインフルエンザ・肺炎死亡者数を見ると、
全国21大都市で、2019年の48週目(昨年11/25-12/1)から
すでに毎週500人ほどの死者が出続けていたので驚いた。

 

 

月曜はじまりの私の手帳で確認すると、
2020年12月30日〜1月5日の週から
2月24日〜2月29日の週まででも、
大体毎週400〜450人の死者。
3月以降も毎週300人程度の死者が出ていたようだ。

 

「インフルエンザで毎年1万人が亡くなっている」
という言葉はこの3カ月でずっと聞いていたし、
自分も使い続けていたが、実際に
「毎週400〜500人が亡くなっていた」というグラフを
見ると、けっこうな衝撃だ。

 

しかも、この数字は、あらかじめ感染研で想定されている
ベースライン(緑の線)の前後に収まっているのだから、
過去のインフルエンザ関連死者数などから算出して、
「今年もこのぐらいは予想されていた」ということになる。

 

インフルエンザを甘く見ていた自分が恥ずかしい。
でもいつもまったく気にしたことがなかった!
感染してめちゃくちゃ高熱にうなされたこともあったのに、
そのさなかに毎週400〜500人が亡くなっていることなんて
考えたことも注目したこともなかった!
インフルエンザの脅威にさらされる高齢者のことを毎年全然
考えてなくて、私って優しくなかったなあ。
でも毎年手厚く報道されたこともなかったしなあ……。

 

そして、2月から現在まで、死者数557名に抑えられてきている
新型コロナで、なぜいま自粛要請が出ているのか、ますます
わからなくなった。自粛は不要だろう。

 

ちなみにインフルエンザは大体毎年、11月半ばにシーズンが
始まって、3月ごろに急激に終息して
「ハイ、また来年11月に〜!」である。


感染研は、シーズンごとに報告書を出しているようなので、
今シーズンの報告書も公表されたらしっかり読んでおこうと
思った。

 


「ウェザーニュース」より東京都のインフルエンザ流行予想
https://weathernews.jp/s/topics/201912/260065/

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「ロックダウン教授」のこれまでの予測について

数々の専門家が引用する、
インペリアルカレッジ・オブ・ロンドン2020年3月16日の論文には、
同大学のニール・ファーガソン教授のチームによる


「何もしなければイギリスで50万人、アメリカで220万人が死亡する」


という試算が掲載されているのですが、

ファーガソン教授は、それまで集団免疫を構築することを目指して
緩和政策をとっていたボリス・ジョンソン政権に圧力をかけて、
抑圧政権に転換させ、
その論文は、アメリカ、ドイツ、フランスにも引用され、
各国政府の「ロックダウン政策」の理由となり、
そして、日本の専門家会議の参考文献としても添付されています。

イギリスでは「ロックダウン教授」と呼ばれていて、
連日メディアに引っ張りだこの状態です。

 

(ただ先日、国民に向かって「外出するな、他人と接触するな」と
強硬に言っていた超本人が、そのさなかに不倫相手を自宅に呼んで
濃厚接触していたことがバレてちゃって、政府顧問を辞任しました…)

 

2001年の口蹄疫発生時、ファーガソン教授は、
ウイルス感染の広がり方を予測し、トニー・ブレア政権に助言。
予防措置として感染した農場から周囲3キロの範囲の家畜、
600万頭を殺処分することに寄与しました。
これによってイギリスの農業収入は数十億ドル失われ、
多くの農家が廃業しました。
しかし、現実には感染は数100メートル以内に収まるとされています。

 

ファーガソン教授には、この過剰殺処分の責任があるという非難も
一部から出ていたようですが、
当時は、政権に助言したことが圧倒的にポジティブに評価され、
大英帝国勲章を授与されています。
ここで大きな権威がつきました。

 

次は翌年2002年。
狂牛病(BSE)問題が発生します。
この時のファーガソン教授の試算は、
イギリスで50,000〜150,000人が死亡する可能性がある、
というものでした。
しかし実際の死者は、178人でした。

 

さらに2005年。
H5N1型鳥インフルエンザ発生時には、
2億人が死ぬ可能性があると試算。
しかし、実際の死者は、世界で449人にとどまっています。

この時は、潜在的な死者数を過大評価してパニックを
起こしたと非難されてします。
ちなみに、岡田晴恵教授の著書にも「H5N1型で2億人が死ぬ」
という恐怖が語られていました。

 

そして2009年。
豚インフルエンザが発生した際は、
イギリスで65,000人が死ぬ可能性があると試算。
でも最終的には、457人でした。

 

そして今回のコロナの予測です。
ファーガソン教授は、
「過少反応であることより過剰反応であることで非難される
ほうがずっと好き」とのことで、


"We don't have a crystal ball." 


と発言しています。
誰も水晶玉は持ってない、占い師みたいなことはできない、

つまり、誰にも未来は予測できません、
ということでしょうか。

 

感染症の数理モデルを計算するということを仕事とする専門家
からすれば、「最大の危険を予測するのが至上命題」ということ
なのでしょう。
しかし、現実の世界では、過剰反応の政策によって、
倒産、廃業、失業が起き、自殺、犯罪が増大することは予測が
つくことです。
専門家の数理モデルのみに従って、政策を決定してよいのか、
政治家にはもっと真剣に考えてほしいですし、
それが政治家の仕事だと思います。

 

そして、「ロックダウンや自粛政策が、本当に死者数を抑える
ことにつながっていたのか?」
ということも、バイアスなしに検証したほうがいいと思います。
日本もですが、たいていほとんどの国が、
初期の2週間でぐっと新規感染者数が増えて、そしてその後は
なだらかな減少カーブになっているのが、私はとても不思議に
思えてきてもいます。
政策介入のタイミングはそれぞれ違うので、
なんだか似たようなこのカーブはなんだろうなとか。
世界各国どの国の人も同じように行動したからこうなるので
しょうか? それって本当なのかな? とか。
素朴にわからないことが多いです。

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あるアメリカ人医師の記者会見

アメリカの記事ですが、治療に当たった結果、
結局、思ったほど致死率は高くないし、
隔離なんてのは症状のある人にやることで、
無症状なのに引きこもる必要もないと
記者会見した医師の記事がありましたので、
一部を要約してご紹介します。

呼吸器感染症の治療に40年の経験を持ち、
実際にコロナの治療に当たった医師だそうです。
ご参考までに。

Open Up Society Now, Say Dr. Dan Erickson and Dr. Artin Massihi
https://www.aier.org/article/open-up-society-now-say-dr-dan-erickson-and-dr-artin-massihi/

はしかにかかった病人なら隔離するけど、
健康な人を隔離するなんて見たことないでしょ、
もっとすごい死者が出るかと思っていたけれども、
現実にはそうはならなかった。
(もくれん注:アメリカでさえこう言ってる…)

 

カリフォルニア州ではコロナで死ぬ確率は0.03%。
ニューヨーク州では0.1%。
これで避難する必要なんかあるの?
医療システムも仕事も停止する必要があるの?

 

アメリカでは毎年必ずインフルエンザで
37,000人から60,000人の死亡者が出ているけど、
誰もパンデミックの話なんかしないし、

避難場所もないし、企業の閉鎖もしてないですよ。
毎年何千ものインフルエンザの検査をしているけど、
インフルエンザなんてどこにでもあるから、
全部を報告していない。

そりゃインフルエンザは、コロナと違ってワクチンが
ありますよね。
でも、インフルエンザワクチンを接種する人って、
一体どれぐらいいるの?
半分ぐらいの人は打ちたがらないと思いますよ。
インフルエンザは危険で、人を殺すのに。
つまり、「ワクチンがある、ワクチンがある」と言っても
それを国民が素直に打つとは限らないってことですよ。

 

(もくれん注:アメリカは医療費高いけどね。
でも日本でもインフルエンザ
ワクチンの接種率を調べると、

定期接種化されている65歳の高齢者でも50%でした。
日本医事新報社:https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=13945

ノルウェーとスウェーデンを比較してくださいよ。
ノルウェーはロックダウンしているけど、
スウェーデンはしてない。
スウェーデンは、15,322のコロナ患者がいて、
みんな距離をちょっと保ちつつ、マスクして、学校にも行き、
お店も開いている。
人口1040万人のうち死者数1765人。(4/25時点)

隣りのノルウェーはロックダウンして、
人口540万人のうち死者182人。
ノルウェー国民としての死亡確率は0.003%だから、
この数字はちょっと良い。
だけど、閉鎖、雇用喪失、石油会社の倒産、医師の解雇です。
これって必要だったことなんでしょうか?

 

それにコロナは、健康のひとつの側面でしかありませんよ。
社会的孤立に巻き込まれた結果、虐待、DV、アルコール依存症、
不安症、うつ病、自殺が急増し、教育の質が落ち、経済は崩壊。
医療業界はスタッフがいなくなり苦境に立たされています。
これって1シーズンだけでなく、生涯に渡って影響を与えるんですよ。

 

・・・以下略・・・
4月28日、Dr. Dan Erickson と Dr. Artin Massihi の記者会見より。

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