多数派について得しろと言われる時代

民進党の福山哲郎議員、共産党の小池晃議員が、がんばって
加計学園問題で、安倍首相と菅官房長官を攻めているけれど、
6月の蒸し暑さのためか、共謀罪の強行採決を見た直後だからか、
国会中継を見ている意味があるのかどうかわからなくなってきて
しまった。今日は6時出発だから、それまでは見るけど。
籠池証人喚問もそうだったけど、前川さんへの公然たる人格攻撃、
一体なんのためにやったんだよな…。
とんでもない人権問題が起きてると思うよ???

6月11日のゴー宣道場、山尾志桜里議員と馬淵澄夫議員が、

ゲスト登壇された回の議論では、

 

 

馬淵澄夫議員が、女性宮家創設について、
付帯決議では「施行後すみやかに」という文言になったものの、
水面下での3日3晩かけた交渉と議論の末に、菅官房長官から、
「法の施行にむけて検討するという3文字を入れた答弁を得た
という話をしてくださった。
なるほど、と思った。
やはり、そうやって地道な攻防を積み重ねて、国会の場で答弁を
得て、「議事録」にその文言を残すことが重要で、次代の方向性
を一歩ずつ決めていくことに繋がっているのだなと。

共謀罪(だけじゃないけど)は、その過程を経ないために、
あべこべ・むちゃくちゃなまま、最後の法務委員会を飛ばして、
会期に間に合うようにいきなり本会議での採決に持ち込んだわけ
だから、安倍政権とそこに従属する議員は、
「国会で議論の必要なし、反対する国民の声は聞く必要なし、
禁じ手でもなんでも使って、数の力で採決して構わない」

という姿勢に賛成し、国会を殺してしまった。

支持率の大きいほうにつけよ、と。
多数派につけば得する世の中を見せてやる、と。
権力側についていれば、それが正義なんだぞ、なにも考える必要はない、と。


これ、知人から送られてきたんだけど、
大正14年3月7日と8日の朝日新聞の見出しだって。
つい最近の見出しとそっくりだよ。

 

 

日誌 | - | -

ダメ、ゼッタイ。「記憶にない」の濫用はキケンです。

「記憶にない」って、官僚にそう簡単に言わせていいセリフじゃ
ないと思うんだよなあ。
「そんなわけないだろ、この大嘘つきめ」と思われるか、
「そんな記憶もないバカが官僚やってるのか」と思われるか、
どちらかになっちゃうでしょう。
国家そのものの信頼が崩れていくだけだよ。

 

「記憶にございません」の大家 小佐野賢治(ロッキード事件)

 


私ですら、過去のスケジュール帳は捨てずに置いてあるし、
それを見れば、その日のことは思い出せるもん。

たとえば…
ちょうど一年前、2016年の6月10日は、
「9時50分、表参道A3出口」
時間と場所だけのメモだが、これは媒体からの依頼で、X社へ
取材に行った。現地集合でカメラマンが合流した。
X社はたくさんの会社が入居するビルのなかにあって、入口が
わからず焦って右往左往した。
他にもうろうろ困っている人が何人かいてよく記憶している。

その翌週2016年6月16日は、「14時、篠崎駅」
駅名しか書いてないが、これは動画番組「淑女我報」の取材で、
笹幸恵さんと一緒に書店「読書のすすめ」の清水店長を訪ねた。
ハンディカムで、駅前からレポートしつつ、店に向かった。
笹さんの耳にはパンダのピアスが揺れていた。
取材終了後、岡潔と執行草舟の本を2冊、現金で買った。
笹さんは「カード使えます?」と聞くほど、たくさんの本を買い
込んでいた。
帰りは、篠崎駅前のカフェに入ってふたりでお茶を飲んだ。
店内の冷房が効きすぎて肌寒かった記憶がある。

ちょうど二年前、2015年6月10日は、12時に美容室。その後、
16時に新宿二丁目の行きつけの飲食店で、バイト探しに困って
いた友人を、タイル職人の知人に紹介している。
ところが話が折り合わず、後日、きみがタイル職人やらないかと
勧誘されたのだった。
午前中のみの作業、初心者で日当1万4千円からスタートだよ!
いま、タイル職人には女性の力が必要なんだ!
きみなら必要な道具一式、親方が喜んで買ってくれるから!
とか、猛烈に誘われて本気で迷ったのですごくよく覚えている。

三年前、2014年6月10日は、「18時うなぎ」とだけ書いてある。
しかし、この日うなぎを食べにいった相手とは縁が切れた。
よっぽどうなぎが食べたかったんだと思うが、名前よりうなぎを
メモしてしまった時点で予見されていたか…。
まったく失礼な人間だよ、あたくしは。



まあ、そんな感じで、さして高学歴でもない普通の人間でも、
記号程度のメモから、このぐらいの記憶は思い出すわけよ。
いまの政権は、国家を信頼を破壊しているとしか思えないよねっ。

日誌 | - | -

なぜ期限を言わないのか。総理のご意向に沿った再調査では意味がない。

加計学園問題「総理のご意向」文書の存在について、
8日の記者会見で菅官房長官がかなり追い詰められたあと、
「調査する必要はない」とつっぱね続けていた対応が一転し、
「文科省が再調査する」ことになった。

 



少しは改心したんだな……とは、まったく思えない。
松野文科大臣が「国民の声と向き合う」「国民のみなさま」と

やたら「国民、国民」と連呼していたのはイラついた。
私には「昨日まで国民なめてましたが(今もまだなめてますが)」
と言っているようにしか聞こえなかったからだ。

安倍政権のおかげで私はすっかり性格が悪くなってしまったのか、
もともと悪いのかもしれないが、むしろ警戒心のほうが膨らむ。


(1)なにせ、文科省には再調査させるが、
内閣府にはまったく調査させていないし今回も指示していない。

まるで文科省だけの問題であるかのように扱うのはおかしい。

(2)しかも、文科省の担当者が、
「全体の方針を定めてから調査をすすめる」などと言っている。
<調査はするけど、まずは、調査方針を検討する時間がいる>
という後ろ向きな姿勢で時間稼ぎをするのが見え見え。
最初の「文書はなかった」は、たった半日で言い出したのに、
よくもぬけぬけとそんなことが言えるな。

(3)
すでに萩生田官房副長官が、
「文書が実在したとしても、内容が正しいかどうかは次の話」
と発言し、手を打っている。


(4)再調査の期限が示されていない。

(5)まもなく国会会期末。

(6)
官邸は、文科省だけに譲歩させておいて、調査中、調査中
と回答を引き延ばして国民の関心をなだめすかしながら、
その間に共謀罪を成立させてしまうつもりではないか?



官邸には、共謀罪さえ通ればあとは万々歳という腹積もりが、
当然あるだろう。
目的さえ達すれば、後は、文書はあったが、内容が事実かどうかは
証拠がないからわからないと言って「共謀罪おめでとう」と高笑い
しながら閉会だ。

再調査の期限をすみやかに約束するべきだ。
さらに、再調査は文科省自身によるものではなく、
独立した第三者機関が行わなければならない。
そもそも、調査が「総理官邸のご意向」に沿ったものでは意味がないのだ。
 

政治・社会問題 | - | -

官邸の横暴で文科省を潰すな

朝、半分ねぼけながら階段を降りて、一階のポストから朝刊を取り出すの

だけど、毎朝一面トップで加計学園問題を報じる東京新聞は、偉いなあと

つくづく思う。

加計学園問題を追及する野党をバカにする向きがあるけど、これはただの

「首相スキャンダル」ではない。独裁的な権力によって、国家の仕組みが

私物化されている、まるでどこかの中国のような出来事が起きており、

しかもそれが平然と既成事実化されていく…そんな恐ろしい事態の進行を

国民が見せつけられている状態なのだ。

 

今朝の朝日新聞、東京新聞が一面トップで、文科省の複数の現役職員が、

「加計文書」について省内の複数の部署で共有されていたと証言したこと

を報じている。
問題発生当時のトップだった前川元次官だけでなく、現役職員たちが証言

しはじめたのだ。


さらに朝日新聞では、現役の文科省職員が
「自分は(文書の存在を)知っていたから、大丈夫なのだろうかと思った」

「安倍政権の方針に反対ではないが、今回の政府の対応はおかしいと思っ

ている」
などと証言していることも伝えた。

配信中のライジングでも書いているけれど、
前川氏は次官時代も退官後も、国家公務員の鑑と呼ぶにふさわしい働きを

してきた人で、尊敬する人物が大勢いるようだ。
情報では、文科省の現役職員のなかには「自分は前川氏と運命を共にして

もいい」と話している人も現れているという。
首になってもかまわない、と。

このまま、官邸の言う通りに、安倍首相を守るために、
「黒」を「白」と言わされ、あるものを「ない」「確認できない」「同姓

同名の職員ならいる」などとあまりにも見え透いたウソ・ごまかしを言わ
されるだけの機関になってしまったら、
教育行政をあずかる文科省への国民の信頼は完全に失われてしまう。
今後、なにを言っても「嘘つきが教育のなにを論じられるわけ?」
としか思われない。

松野文科大臣は、自分のふるまいが、文科省を潰すことになることが

わかっているのだろうか?
安倍首相を守るためなら、公的機関の存在意義を殺しても構わない、
現閣僚にはそんな人間しかいないのか?

いい加減にしてほしい。

腹立たしいし、もっとブログを書きたいけど、あいにく今週は、
締め切り原稿がつまっていて焦りっぱなしだ。

政治・社会問題 | - | -

今回はこきおろさないの?

国会中継を見ていたら、加計学園問題の追及に対する反論で、
安倍首相が「加計学園がいかに素晴らしい学校か」を語って
宣伝しまくっているからうんざりしてきた。

安倍首相は、森友学園の籠池理事長に対して、一度は
「考え方に非常に共鳴している」と発言しておきながら、
窮地に陥ったら、たちまち手のひらを返して「非常にしつこい」
なんてこき下ろしにかかったけど、
疑惑の加計学園理事長との癒着は、もっと巨悪で規模も大きくて
とっくに内閣総辞職ものの“マジでヤバい話”だと思う。

宣伝してると余計に国民の疑念が大きくなるだけだから、
思い切って、加計氏もこき下ろしたらどうですかね?

 

「非常にしつこく、ゴルフ場において何度も何度も何度も一緒に
ホール
を回ってくる人だ」


とか。


「私は許諾していないにも関わらず、千葉科学大学の記念式典に
おいて、父兄の前で、突然『理事長の腹心の友』として紹介され、
盛大に拍手をされてしまった」


とか。


「私自身はずっと断っていたが、加計さん…でしたか? 彼が
勝手に仲がいいと言っていた」


とかも言っておいたほうがいいんじゃないの。
加計学園グループ英数学館のチラシに安倍昭恵夫人と、

下村元文科大臣夫人の写真と激励文が掲載されていることも、

「勝手に載せられた!」って言ったらどうですかね。



これまでの安倍戦法に適切に則るとそのほうがずっと自然ですよ。

明日配信のライジングで、加計学園問題について重要な点をまとめ、
前川喜平氏がいかに信頼に値する人物なのかを書きました。

官邸は読売新聞を使って、前川氏の人格を貶める作戦をとったのに、
前川氏が本当に立派な人だったから、逆にかばうための証言者が
あちこちから現れて、隠されていた徳に光を当てることになったわけ。
もしかすると、今度は、買春してたとか、でっち上げ報道を出させる
可能性すらあるんじゃないかと、私はにらんでるよ。
安倍首相が大嫌いな「印象操作」にだまされないようにしたいね。
 

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「規制」=「悪」だけじゃない

安倍首相は、加計学園問題について追及されて、
「民主党政権時にもご苦労があった」などとわざとらしく言って
ブーメラン効果を狙ったのかもしれないが、民主党政権時には
首相のお友達を優遇させるためになにかを無理矢理押し通すような
ことがあったわけではないし、国家戦略特区法を作ってまで、
首相の私的な思惑の通りに公的機関や公共物件をコントロールする
ようなことも起きていない。

また、安倍首相は、
「岩盤規制に挑戦する」「あらゆる抵抗勢力に屈しない」
などと言って、さも「規制=悪」と印象付けるような答弁をして
いたけど、規制は意味があってされているものだろう。

ただただ獣医を量産して、本当に需要はあるのか?
50年間学部が新設されていない状況で、質の高さを維持した教育環境

が整備できるのか? 教員は足りるのか?
そもそも巨額の補助金を流し込んでまで開設してしまって、当の学生

たちは、卒業後、自治体の財政を潤すほど、その自治体に根付くのか?
実際「夕張市のようになったら大変だ」という憂慮が出ていたわけだ。


現実的な課題がたくさんあると思う。
それらの課題をデータをもとにして考察し、規制すべきと判断すれば、

その結論を頑なに守ってきたのが役人だったのではないの?
規制=悪と断定できるものではないし、
役人は、政治家に対抗して「反対のための反対」をする存在でもない

だろう。

「抵抗勢力に屈しない」なんて被害妄想が過ぎるし、だいたい、
<自分が絶対的に正しい>と思いこみ過ぎだ。

あるものをないと言わせ、記憶はないと言わせ、黒を白と言わせ、
問題視して批判すれば自分が多数派であることに高をくくって、
「抵抗勢力!」「屈しないぞ!」と言いはじめる。
「自分は絶対に正しいんだ!」と。

こんな政権が共謀罪を通そうとするなんて危険すぎる。
 

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前川喜平氏の個人攻撃はやめるべき

加計学園問題で名乗り出て証言した、文科省の前事務次官、

前川喜平氏が退任時に全職員に当てて送ったメールが朝日新聞に

掲載されている。

 

http://digital.asahi.com/articles/ASK1N563DK1NUTIL031.html


人柄のうかがえる本当に立派な文章だった。
個人攻撃に終始する官邸の態度に問題を感じ、前川氏をかばう
気持ちを持つ人はたくさんいるのだろうと思う。

前川氏は、退任後、貧困の子供たちに教育支援する団体に参加
して熱心にボランティア活動していたそうだ。
自分の素性は明かさずに、普通の一般人と同じようにその団体
のホームページから説明会に応募し、今年度は全20回もの活動
すべてに参加表明していたという。
スタッフが「もしかしたら、前文科事務次官ではないか?」と
気づいたようだが、本人は特別扱いは望まなかった様子もあり、
団体の代表者も挨拶に行ったことはなかったという。


団体代表者のブログより

このボランティア団体のホームページを見ると、
「相対的貧困とはなにか」「ひとり親家庭の貧困の実態」
などについて非常にわかりやすく解説されていた。

前川氏は本当に立派な人じゃないか。
いまの政権を握る政治家のなかに、そんな活動に興味を持って
いる人間はいるのか?
自分の身内の金持ちや、支持基盤の大企業ばかり優遇させて、
弱者、生活保護受給者は切り捨てるばかり、貧困、生活困難者の

何を知っているのか?

パンツ泥棒や、政務調査費でSMバーに通うような政治家を大臣に

揃えていた政権は、責める立場にない!
与党は加計学園問題について誠実に回答するべきだ!

 

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加計学園:前文科次官が圧力を証言!

次の「安倍首相を侮辱した人への証人喚問」は前川喜平氏か?

今日5月25日の「朝日新聞」朝刊、今日発売の「週刊文春」「週刊新潮」6月1日号を3点セットで読むとかなりおもしろい。

朝日新聞は
1面と35面で「加計文書」について、当時の文科次官だった前川氏から「担当の専門教育課から文書を示された」という証言を掲載している。





「総理のご意向」「官邸の最高レベル」の文言について、「誰だって気にする。圧力を感じなかったと言えばウソになる」と。

さらに、今日発売の「週刊文春」では、前川氏の独占インタビューが掲載されており、どのような経緯で、いつ、誰から文書を示されて、それがどういう意味をともなって省内で理解されてゆき、どういう結果に結びついていったのかがかなり詳しく語られている。




やはり、獣医師は供給不足ではなく、獣医学部の新設は認めない方針だった。
石破茂地方創生大臣の時代には、政府は、獣医学部新設について、実質的に認めない方向の高い条件を掲げて閣議決定し、わざわざハードルを上げてもいた。

ところが、地方創生大臣が、自称「アベノミクスの仕掛け人」で、「安倍首相のイエスマン」でもある山本幸三氏に変わった途端、内閣府は文科省に開設を迫るよう
強引な圧力をかけるようになる。

閣議決定はたちまちひっくり返され、「官邸の最高レベル」からの圧力がかかり、「加計学園ありき」の方向性で、それまでのルールも、データの整合もすっ飛ばすように押し切られ、文科省内で筋が通せないまま決まっていった。

驚いたのは、反対派の日本獣医師会が、松野文科大臣のもとへ陳情に訪れており、その際に、昭恵夫人がFacebookに投稿した、あのクリスマスイブの「男たちの悪巧み」写真を、資料として提出していたこと。写真は前川元次官のもとにも届けられ、前川氏は、安倍首相と加計氏が「大変親しい関係なんだな」と認識したという。
 


嗚呼、獣医師会。
写真を見せて「首相の独断で押し切られていくぞ!」と訴えたかったんだろうけど、むしろ逆効果になってしまったのでは…。



そして「週刊新潮」には、一連の証言をしている前川氏について、安倍官邸が読売新聞に「風俗通い」をリークして、信用を失墜させ、報道の信頼性を撃破する工作をしていることが報じられている。



朝日新聞の関係者は、記事を書いたあと、官邸スタッフからこんなことを言われたという。

「安倍総理周辺は、どこかのメディアと組んで前川さんに人格攻撃を仕掛けようとしている。その結果、前川さんの出した文書の信憑性が問われ、丸々報じた朝日も恥をかくことになるから」

実は、すでにNHKが前川氏のインタビューを収録しているらしいが、この「風俗通い」の報道を受けて、いまだに放送できずにいるらしい。

だめだNHK、恐れるな、報じてほしい!

あたしは朝5時半から新聞開いてコンビニへ駆け込んで週刊誌買ってきてブログ書いてるのであるぅ。もっと知りたいぜ。

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