朝日新聞皇室担当・岩井克己氏は反天皇の極左

今朝(9/18)の朝日新聞朝刊、4面と5面「天皇と象徴を考える」という特集
に登場し、男系固執派と同じ主張を展開する「朝日新聞皇室担当特別嘱託」の

岩井克己氏は、長年、皇室担当記者でありながら、反天皇の思想を持つ極左の

人物です。

平成20年には、皇太子殿下ご臨席の北京五輪選手団結団式・壮行会で、
国歌斉唱のため、司会者から起立を促された際、全員が一斉に立ち上がる
なか、一人だけ足を組んで座ったまま、堂々と「君が代拒否」の姿勢を見せ、
週刊誌にも取り上げられています。


週刊新潮 平成20年8月7日号



この記事にも書かれていますが、岩井克己氏は、皇室関連の様々な
スクープを打ってきました。もっとも大きな事件となったのは、平成11年、
「雅子妃殿下ご懐妊の兆候」スクープです。


まだ妊娠の超初期段階、慎重に慎重を要する時期であったにも関わらず、
朝日新聞一面トップでこのスクープが大々的に打たれてしまい、
宮内庁と東宮職は過熱報道の自粛を要請したものの、世間は
先走って
お祝いムードに溢れてしまいました。

しかし、その後、稽留流産されたことが発覚。
ただでさえ重圧のかかる「皇太子妃としての出産」というプレッシャーを
背負われていた雅子妃殿下を、さらに精神的に追い詰める結果となって
しまったのです。

この時のことを、岩井氏は自身の著書『天皇家の宿題 』でこう書いています。

 

妊娠のごく初期であり、女性の身体のことをあからさまに書くわけにはいきません。私は、「雅子さま 懐妊の兆候」という40行だけの、新聞の一面トップとしては非常に短い記事を出稿しました。
(中略)
翌朝、世間は大騒ぎになりました。ニュースは大変な驚きをもって迎えられ、そしてすさまじい報道の洪水が始まりました。各社懸命に追いかけて、私が書くのを控えたことも次々に報道されました。NHKは出産予定日も報じました。そして「おめでとう」の大合唱です。
(中略)
ところが、12月13日のエコー(超音波)検査では、赤ちゃんの心拍は確認されませんでした。懐妊はしているとしても確かな状態ではないということで、発表は見送られました。
(中略)
とても悲しい事態になってしまいました。「医学的に確実でないのに、大々的に報道したことが本人にとって大変なプレッシャーになった」。宮内庁はそう言って報道陣を攻撃しました。中でも引き金を引いた朝日が一番悪い、朝日は報道のストレスで流産した責任をどうとるのか、とまで言われたのです。
(中略)
しかし、結果としては皇太子、雅子妃に大きなプレッシャーを与えてしまったと痛切な反省が残りました。悪意など全くなく、さぞやご本人も楽しみにしており、国民と喜びを共有できるだろうと思ったのですが。

 


岩井克己氏の主張は、

「あくまでも善意で、しかも40行だけの短い記事だったのに、
なんだか世の中が過熱して、勝手にお祝いムードになるから、

僕が悪いことになってしまった」という言い方。
雅子妃殿下の状態を推し量る気持ちなどどこにもありません。
しかも、この章の最後には、翌年の記者会見で雅子妃殿下が関係者への感謝の念
を述べられ、笑顔で岩井氏に話しかけられたことを取り上げて、


 

(雅子妃殿下が)痛手から立ち治りつつあることがうかがえ、「許します」というサインのように感じてうれしく思ったことを覚えています。



などと、悪びれもせず自己都合で解釈し、「そんなこともあった」かのように

軽くまとめてしまっているのです。
そもそもこの本は、自分がいかに皇室をよく知っており、プライベートの情報も

知っているかという語り口でありながら、「天皇が」「皇后が」「皇太子は」と

意図的に敬称を略した呼び捨て感覚で書かれており、見え透いた悪意が充満して

いる一冊です。

自分が新聞記者として大スクープを打てさえすればよい、皇室などスクープの

材料にすぎない、必ず大スクープになるからホクホクだ。そのために皇室の方々

が傷つこうと、滅びようとかまわない、それが岩井克己氏の正体です。


朝日新聞皇室担当特別嘱託の岩井克己氏は、一見、丁重な語り口でありながら、
天皇制がなくなればよいと思っている完全なる極左です。
皇位継承の道筋が先細ればよいと考え、意図的に、男系男子限定派を持ち上げ、
同じ主張をしているのです。

「保守派」とされる男系男子限定派は、極左にまんまと利用されています。

朝日新聞の皇室報道には十分注意しなければなりません。

 

 

 

政治・社会問題 | - | -

「お前が言うな」の安倍首相

安倍首相の自衛隊批判には心底驚いちゃったよ。
女性自衛官の比率が少ないのは、自衛隊の男性幹部のせいだと。


(産経新聞)

安倍首相「最大の壁は男性中心の文化」

異例の自衛隊批判、女性比率アップへ積極的な取り組み指示

http://www.sankei.com/politics/news/160912/plt1609120035-n1.html

 

 

「最大の壁は根強く残る男性中心の働き方の文化だ。

これを根底から変えていく必要がある」
 


・・・お前が言うなーーーーっ!


『ボクがせっかく「女性活躍社会」を掲げているのに自衛隊ときたら
勇ましい男ばっかりじゃないか!
男社会の象徴である自衛隊にこそ、女の姿が目立つようになれば、
社会的なインパクト絶大だろぉ?
安倍さんってすごいわね、網タイツの女王・稲田朋美さんを防衛大臣
に据えて、そしてこんなに女性自衛官を増やしたのね。
先頭切って国際貢献する自衛隊に、女性をこんなに登用なさって、
ああ素晴らしい、安倍さまは女性の味方だわ・・・

って言われるようにしてもらわなきゃ困るんだよお!』


・・・と言いたいらしい。
皇統問題には明治時代以前の男尊女卑の因習を持ち込んで、
女性は排除するべきだという考えを固辞しておきながら、
よくもぬけぬけと恥ずかしげもなくこんなことが言えるもんだ。

そもそも安倍晋三は、天皇陛下を日本の象徴だと思っていないのでは?
自分が陛下のことを嫌いで、陛下を敵視しているから、
国民が陛下を本当に敬愛して、象徴として仰いでいる心情がまったく
理解できないのでは?

だから、女性天皇を排除したところでどーもない、と。

だいたい安倍晋三の言う「女性活躍社会」ほどインチキな言葉はなくて、
あれは正確な安倍語で言えば

「男性の傀儡になる女性を活躍させる社会」なのだ。
政権中枢にいる女性議員を見ればわかる。
稲田朋美
防衛大臣を見れば一番よくわかる。

今日配信のライジングの連載で、稲田朋美がどういう道筋を経て
政治家になり、どのような発言をしているのかを調べて書いているから、
みなさん読んでみて下さい。
配信をお楽しみに。

 

おまえが言うな。―私的ニッポン改造論

 

 

政治・社会問題 | - | -

女性皇族への侮辱をまき散らす竹田恒泰

Youtube「竹田恒泰チャンネル」、97000人以上の登録者がいるのだが

その最新の動画で、二階幹事長の女性天皇容認発言を糾弾するべく

「女性天皇こそが女性差別」という詭弁、ペテン、嘘っぱちを堂々と

しゃべりまくっている。

 

いわく、

 

「婿を入れると、将来その人が天皇の父になったり、天皇になったりする」

 

なぜ、婿入りした男性が、天皇になるの?

日本国憲法第2条で、皇位は「世襲のもの」と規定されていますよ。

そんなこと憲法違反ですから起こりません。

 

 

「愛子内親王殿下が、天皇として旦那さんをとられるわけです。

それ、誰なんだ、って話ですよ!

女性が皇室に輿入れするのはずっと見てきたから違和感ないでしょう、

ところが、民間男子が皇室に輿入れするんですよ。

ど、ど、どういう人が相応しいんですか? 政治家? 経営者? 画家?

皇室に嫁ぐ男子って、一体どんな人よ?

皇室に嫁ぐ女子はイメージつきますよ?

皇室に嫁ぐ男子!? 意味不明ですね」

 

なぜ、男子だと「意味不明」に感じるのか?

竹田氏は、一見、美智子皇后や雅子妃殿下の前例があるから…

という当たり障りのない表面的なイメージを理由にしているが、

実はこの裏には、女性皇族に対する強烈な侮蔑意識が孕んでいる。

 

竹田氏は、女子が嫁ぐことにはなんの抵抗感も持たないのに、

なぜ、男子が嫁ぐというケースにだけ、なにをしている人間なのか、

どんな才能や地位があるのか、個人の人格に注目するのか?

 

これは、男子を排除しようとする感覚ではない。

女子の主体も人格も認めていないから、

問題視していないだけなのである。

 

竹田恒泰氏は、女性皇族の人格などはなから無視しているのだ。

女性はただ「男子の嫁」として存在し、子供を産んで、添え物として

存在する人間としか見ていないのである。

だから、「制度として可」と思えるのだ。

 

男子が嫁ぐとなると、その男子には、女子とは違って人格があり、
主体性があると考えるから、「なにをする奴かわからない」という
目線を向ける。その最たるものが次の発言である。

 

 

「皇室に嫁ぐ男子がスパイだったらどうするんですか?

私が韓国、中国の黒幕だったらやりますよ。

簡単な話ですよ!

愛子さまの同級生をスパイ教育し、学習院大学を受験させれば、

簡単に同級生です。そして、愛子さまと同じゼミ、同じ部活に入らせる。

そして近づいて、仲良くなり、ねんごろになって、ご結婚・・・

それが将来の天皇の旦那ですよ」

 

愛子さまに対する、竹田恒泰のとてつもない侮辱発言である。

男は女などに騙されることはないが、女は男に騙される可能性がある、

愛子さまを騙すことなど自分にとっては簡単な話、と言っているのだ!

 

 

「愛子さまは、女の子だから天皇になれないなんて、かわいそう?

はあ? 天皇になるのが利権みたいじゃないですか」

 

なぜ、天皇=利権という発想が出てくるのか?

そんな感覚を持っている国民などほとんどいない。

自分が皇族入りしたいという私利私欲を持っているから、
それが言葉として
出てしまうのである。

 

 

「天皇になるのは苦しみですよ。苦しいけど、嫌な顔ひとつせずに

日々のご公務にまい進されるお姿を見せられるから心を打つ。

天皇になって幸せ、幸福の絶頂に立つなんてものだったら、

日本国民は陛下のお姿を見て、ありがたいなんて思いますか?

はっきり言っておきます。天皇にならないほうが幸せなんです」

 

誰も「天皇陛下に即位=幸福の絶頂」という見方などしていない。
ましてや、国民は、天皇陛下が苦しむのを見てありがたみを感じる
などという感覚もない。

常に国民のことを思って下さることが伝わるからありがたいと感じ、

シラス天皇である凄さを感じて尊敬し、敬愛しているのだ。

 

そもそも、竹田恒泰氏は、8月8日の天皇陛下のお言葉

 

『天皇として大切な、国民を思い、国民のために祈るという務めを、

人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは、幸せなことでした』

 

を、どうとらえているのか?

 

 

「天皇というお役目は大変なんです。

女性を尊重すればするだけ、女性の天皇なんて、ないですよ。

もし、愛子さまが女性として天皇になられたら、天皇としての役割と、

皇后としての役割をふたつ押し付けることになる。

皇后陛下が天皇としての役割を兼務しながら皇后をやるなんて無理。

ですから、女性天皇自体が女性差別なんです」

 

ぜんぜん意味がわからない。

男性であろうと女性であろうと、天皇のみが、天皇である。

妻なら皇后、夫なら皇婿と呼ばれ、どちらも「天皇の臣下」である。

女性が天皇になった場合だけ、臣下である皇婿の妻として仕える

ことになるというのは完全に間違っているし、

女性天皇に対する差別であることに気付かないのだろうか?

 

 

「百歩譲って、現在の皇室制度に女子差別があるとしましょう、

しかし、それは憲法のもとで『例外として』残したのですから、

問題ではありません。

これを平等にするというなら、皇室そのものをなくさなくては

ならない」

 

もう、破綻しすぎて、どうつっこんでいいかわからない…。

 

 

 

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明治時代の『女帝を立るの可否』論争

岩波書店刊行の『日本近代思想大系』に、

近代の天皇像が形成され、旧皇室典範が公布されるまでの論説史料を
まとめた巻があります。
このなかに、明治15年3月、自由民権結社「嚶鳴社」が行った

『女帝を立るの可否』という論争の記録が収録されています。

 

この論争では、まず嚶鳴社の主要人物・島田三郎が口火を切って、

かなり強硬な男系男子論を論じています。

この人は、弁舌がものすごく巧みだった様子。まず自分への反論を想定して、
 

「逐一これを論破し去り、余の主論をして強固ならしめんとす」!!
 

と宣言し、畳みかけるように「この男尊女卑の国で女帝なんかダメダメ!」
の自論をゴリゴリと展開し、いきなり押せ押せモード。

続いて、これを受けた7名の論者たちが意見を述べはじめるのですが、
時代背景的に、もちろん全員が女帝に否定的・・・・・・かと思いきや、
史料を読んでみると、発言者8人のうち、男系男子論は3人だけ。


「重んじるべきは皇統の保続でしょ」
「過去の女帝、
別に卑しまれてないよ」

 

と、5人は女系容認なのです。

ただ、結果的には、この論争のなかで島田三郎が発言した、

 

 

「我国の現状、男を以て尊しとなし、之を女子の上に位せり。」
 

「皇婿を出して女帝に配侍せしむるに於て、人民は、女帝の上に
別に貴者あるが如き思を為すを免るゝ能はず」

 

 

また、嚶鳴社の設立者・沼間守一による

 

 

「男を尚(たっと)び女を次にするは、現に我国人の脳髄を支配

するの思想にして、血統は男統に存すと思惟するもまた我国人
慣性に固着せり。」

 

 

などの発言を、のちに井上毅が引用し、伊藤博文を説得したことで、
旧皇室典範が制定されるのですが・・・。


島田三郎の意見を追っていくと、「女帝がダメな理由」として、
次のような理由が挙げられています。


(※実際の史料は明治の文体ですが、以下、わかりやすく現代語訳します)


「8人10代の女帝がいるが、みんな単なる中継ぎでしかない!」

 

「推古天皇は、崇峻天皇が暗殺されたために即位したが、

同時に聖徳太子が皇太子として立てられているじゃないか!

推古天皇はあくまでもピンチヒッターでしかなかったんだ!」

 

「持統天皇は、そもそも皇位を継ぐ予定だった草壁皇子が成長する

までの中継ぎとして即位しただけ!」

 

「そもそもこの8人の女帝は独身か、元皇后の未亡人だったんだ!」


「女帝が即位すると、結婚相手として、どこの馬の骨かわからない男
が皇統に入り込むことになってしまう!」

 

「女帝の夫が、女帝を操って間接的に威勢をふるうかもしれない!」

 

「もし女帝が支那人と結婚したら、とんでもないことになっちゃうぞ!?」

「一般庶民はみんな結婚しているのに、女帝にだけは生涯独身でいて
もらうなんて、自然の摂理に反するしあまりにも気の毒じゃないか!」

 

「だいたい、女帝がたつと、違和感を持つ大衆がいるだろう!?」


 

・・・あ、あれ?
これ、竹田恒泰氏はじめ現代の男系固執派やネット右翼の人々が
いま言ってることそのままなんですけど。

 

なんだ、彼ら、平成28年にもなるのに、
いまだに明治15年の言説をそっくりそのまま忠実に
トレースして唱えていただけだったのか。


しかも、明治時代の8人の論者の意見を読んでいくと、
論点は「制度」や「対策」や「伝統」の問題だけではなく、話の中心は、
天皇に対して大衆がどんな感情を持つか?」ということや、
「大衆が受け入れる天皇像とは?」ということに集約されていくのです。
だからこそ、「男を尊び女を卑しむ」時代背景が勝利したのだと思います。


平成の時代になっても、この「大衆の受け入れる天皇像」が重要である点は
同じなのではないかと私は思います。
国民は、「男系男子の御方だから」という理由で天皇陛下を敬愛し、権威を
感じているわけではありませんよね。
だから「男の血!」と強弁されたり、「ぼく、旧宮家系ですから」みたいな顔を
されても、「はあ?」と感じて嗤う人のほうが多いんです。

「2650年以上も続いてきた美しい男系維持の伝統」じゃないですよ。
「明治時代よりどんどん薄れていった男尊女卑の願望」にしがみついてる
だけなんですよ。

 

 

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「NHK貧困女子高生」デマ記事メディアが謝罪

驚いた。
さきほど某新聞紙記者の方から教えられて知ったのだが・・・
ライジングで取り上げたNHKの貧困女子高生バッシング事件には、
多くのネット民を扇動してバッシングを一気に加熱させる元凶となった
ある“デマ記事”があるのだが、その記事を執筆し、ネット上に広めた
メディアBusiness Journalが、当該記事をデマと認め、謝罪文を
掲載したのだ。
読んでみると、「実際には女子高生の部屋にはエアコンがなかった」など
記事内容の訂正が書かれているが、なにより仰天したのは、
その
記事執筆の過程のとてつもない杜撰さだ。



Business Journal 「お詫びと訂正」
http://biz-journal.jp/2016/08/post_16526.html


「ビジネスジャーナル」は、「サイゾー」に編集部を置き「LITERA(リテラ)」
とジャンルを分担する姉妹メディアらしい。
今回、NHKの貧困報道を受けた、
ネット民の悪辣な憂さ晴らし現象に乗じて、
なんら検証を行うことなく、当該人物への取材も行うことなく、
ただそのまま「女子高生=ヤラセ」と頭から決めつけ、
女子高生と、彼女をかばった姉への誹謗中傷を加熱させるための記事を
執筆し、掲載した。

しかし、
これらはすべて「事実誤認」だと発覚したと謝罪している。
事実誤認で済む話かよ、積極的な名誉棄損の罪じゃないかと驚愕するが、
さらに驚いたのは、元の記事では、
記者がこの件についてNHKにメールで
問い合わせを行い、

 

「NHKとしては、厳正な取材をして、家計が苦しく生活が厳しいという
現状であることは間違いないと、担当者から報告を受けています。 

ですので、ネット等に関しましては、取材の範囲ではありません。
但しご意見は担当者に伝えます」 

との回答を得た、

と書き、あたかも女子高生がNHKを騙し、NHKにはそれを精査する能力が
なかったかのような印象を与える内容に仕上げていたのだが、
なんと、
実際にはこのような問い合わせも行っておらず、NHKの回答として
わざわざカギ括弧つきで紹介した文章は、記者による架空の回答だった
こと
まで謝罪している。

 

あまりに悪質すぎる。
こんなむちゃくちゃな話があるか??

ネットのメディアだからこんな極限までの悪質さがまかり通るとも言える。
「外部の契約記者が執筆し、編集部も確認を怠った」と説明しているが、
そこかしこに張り巡らされたままのデマ記事は、読んでみると国語力皆無の
素人の書いた文章だとすぐわかる。

プロでもなんでもない、取材も行わない、メディアとして記事を出稿するとは
どういうことなのかに思い馳せることなく、執筆の緊張を伴わない人間を
気軽に「契約記者」として使い、常識的には「ボツ」にしかならない文章を
まき散らしているだけなのだ。

ネットメディアなどまったく信用ならない。


瞬間的にネット愚民たちが食いつくようなエサをばらまいて炎上させ、
アクセス数を伸ばして、広告費を稼ごうとするだけ。そんな輩に、
なんの罪もない女子高生とその家族が、どうして名誉を棄損され、

つましく暮らす日々さえ、恐怖に破壊されなければならないのか??

こんなものに頭から疑問も抱かず、先頭に立って女子高生をバッシング
した片山さつきはどう釈明するつもりなのか?

 

 

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天皇陛下は男系男子継承が《伝統》だとはお考えではない

 

皇位継承は「男という尊い血」に限るべきと主張する竹田恒泰氏は、
天皇陛下が《伝統》という言葉を2度お使いになっている部分を取り上げ、
その《伝統》とは、『皇位継承は男系男子に限るべきで、女系は排除すること』
と主張、そして『伝統だから壊すべきではない』という自論を展開されています。

また、
稲田朋美防衛大臣も、
「二千六百五十年以上も厳然と続いてきた男系維持の伝統」
「私はこの理屈を越えた系譜を圧倒的に美しいと感じている一人であり、
日本人とはこれを美しいと感じる民族なのである」

と、名誉男性としての自論を日本人全体にまで勝手に押し付けておられます。


しかしながら、天皇陛下は、男系男子に限る皇位継承が伝統だとは、

お考えではないと思います。
陛下はすでに、過去のお言葉のなかで、「伝統」と「女性皇族」についての

お考えをはっきりと示されています。
小泉政権時、皇室典範に関する有識者会議が開かれ、女性・女系天皇容認の
報告書が提出されたあとのお言葉です。



◎天皇陛下、平成17年12月19日の記者会見にて

質問:皇室典範に関する有識者会議が,「女性・女系天皇」容認の方針を
打ち出しました。実現すれば皇室の伝統の一大転換となります。陛下は,
これまで皇室の中で女性が果たしてきた役割を含め,皇室の伝統とその
将来についてどのようにお考えになっているかお聞かせください。

 

「皇室の中で女性が果たしてきた役割については私は有形無形に
大きなものがあったのではないかと思いますが,皇室典範との関係で
皇室の伝統とその将来についてという質問に関しては,
回答を控えようと思います」

 

私の皇室に対する考え方は,天皇及び皇族は,国民と苦楽を共にする
ことに努め,国民の幸せを願いつつ務めを果たしていくことが,
皇室の在り方として望ましいということであり,
またこの在り方が皇室の伝統ではないかと考えている
ということです」

 

「女性皇族の存在は,実質的な仕事に加え,公的な場においても
私的な場においても,その場の空気に優しさと温かさを与え,
人々の善意や勇気に働きかけるという,非常に良い要素を含んでいると
感じています。
その意味でも皇太子妃の健康が現在徐々に快方に向かっていることは
喜ばしく,一層の回復を待ち望んでいます」

 


ここで最も重要なことは、お言葉そのものだけではなく、記者が質問した

内容と、それに対する陛下のご回答をよく引き合わせて読むことです。
質問した記者は「女性・女系天皇容認は、皇室の伝統の一大転換」と表現し、
無意識のうちに「男性・男系継承が皇室の伝統
」だと考えています。

陛下は、これに対して

「天皇及び皇族は,国民と苦楽を共にすることに努め,国民の幸せを願いつつ
務めを果たしていくことが,皇室の在り方として望ましいということであり,
またこの在り方が皇室の伝統ではないか


ご自分がお考えになる《皇室の伝統》をお示しになり、記者に対して、

やんわりと
「男系男子での皇位継承が皇室の伝統ではないよ」と否定しておられるのです。
そのうえで、女
性皇族の良い面をかなり具体的に語っておられます。


こうして全文を読解すれば、
陛下は、お立場上、「女性・女系天皇」という質問に具体的に回答することは

できないものの、「女性皇族は、非常にうまく皇室の伝統を受け継いでゆける

存在だ」とのお考えをお示しになることで、雅子妃殿下への温かい思いやりと

同様、「女性・女系天皇」を歓迎されていると受け取るのがごく自然です。

 

天皇陛下は、決して、男系男子に限る皇位継承が「皇室の伝統」だ
とは、お考えではありません。
それでもまだ、陛下を無視して、「男系男子継承こそが伝統だ」、
「男系維持の伝統は圧倒的に美しい」と言い張りますか?

 

 

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政治・社会問題 | - | -

NHKは片山さつきに折れる必要はない

NHKのニュース番組で紹介された貧困家庭の女子高生が、
鬱積の吹き溜まりのネット民と、それを吸い上げて肥大化し、
権力を振りかざした片山さつきによって、番組もろとも猛烈な
バッシングに晒された問題、
NHKは片山さつきの追及に、

「本件を貧困の典型例として取り上げたのではなく、
経済的理由で進学を諦めなくてはいけないということを
女子高生本人が実名と顔を出して語ったことが伝えたかった」


と回答したそうだ。
NHKは折れないでほしい。
母子家庭で、この蒸し暑いなかクーラーがなく、
学校ではパソコンの授業があり、どの家庭にも一台パソコンが
あるという時代にキーボードしか持っておらず、
さらに、お金の問題で進学を諦めなければならなくなっている、
貧困の典型じゃないですか!

NHKが折れてしまったら、民放などもっと萎縮してしまいます。
貧困、しかも見えづらい現代型の貧困を知り、対策を急ぐことが
重要なのに、取り上げようものなら「貧困に見えない」と叩かれ
こんな圧力を受けてしまうのか?

これでは、弱者の存在に蓋をする、死んだ報道に成り果てます。
NHKも「女子高生がかわいそう」という偽善的な感情だけで報道した
わけではないでしょう!
『クロ現+』でもくりかえし、子供の貧困や、奨学金破産による貧困
を取り上げてきた放送局なのです。
全体のテーマを通せば、この先には今後ますますの少子化があり、
それは国力の低下を招くことにつながっているという、重大な危機が

あるわけでしょう。



先進国日本が抱えている貧困関連の報道は、
「かわいそう」かどうか、「俺らより贅沢」かどうかなどという矮小な
感情的視点でとらえる問題ではないのです。
憂さ晴らしに、踏み潰しやすい他人を探し回るネット民など問題外、
しかし、この問題外の憂さ晴らしを、権力とともに振りかざしてしまう
片山さつきは、とてつもない大問題です!


NHKは折れないでほしい。
「見えづらい貧困」「理解されづらい貧困」を

もっと果敢に報道してください!

 



 

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貧困女子高生を叩く片山さつき&ネット民の醜悪さ

今朝、小林先生から教えられて事件を知ったが、
NHKの「ニュース7」で紹介された“貧困女子高生”に対するネット上
でのバッシングがあまりに酷すぎる。

小学校5年生のときに両親が離婚、母子家庭となった高校3年生の
女生徒は、クーラーもパソコンもない生活で、
イラストレーターになるために専門的な勉強をしたいが、専門学校へ
の入学金50万円が支払えず、夢をあきらめざるを得ない状況だという。

学校ではパソコンの授業があるが、まったくついてゆけない。
母親は、「ごめんね」と1000円の小さなキーボードだけを買って

くれたそうで、女子高生はそのキーボードの前に紙のノートを立てかけて

雰囲気を作り、キーパンチの練習をしている姿を見せてくれていた。
母親を責める様子がないところも胸に残るものがあった。
まるで紙に書いたピアノの鍵盤を弾く子供のようだった。
少しでも活用してみせようとするのは、母親への思いやりもあるように
私は感じた。

顔も名前も、部屋の様子も、クーラーのない生活まで公表しながら、
自分の貧困体験を紹介し、なおかつ6人に1人の子供が貧困状態に
あるということに言及して、自分の言葉で社会に問題定義してくれた
女子高生。
普通の年頃の女の子なら「恥ずかしい」と感じて隠そうとするだろうに、
本当に勇気ある立派な女の子だなと思った。
話し方も落ち着いてしっかりしていて、悲劇ぶるところもなく、淡々と
現実に目を向ける精神的な逞しさも感じられた。
その奥には、日々苦労する母親の姿にむけられているまなざしが
あるのだろうと想像できた。


ところが、ネットでは、この女子高生のツイッターなどSNSを特定し、
アニメグッズを買っていたとか、映画やアニメイベントに何度も行って
いるとか、ランチを食べていたとか、母親の買ったキーボードはネット
では4980円だぞとか、ネット民のお決まりの
「この程度で貧困と言えない」
などという想像力が貧困すぎるクソ標語の大合唱。

なによりも最悪なのは、このネット民の頭首として、片山さつきが
ツイッターでこの女子高生を批判し、NHKに説明を求めるなどと
騒いでいることだ。




 


先進国日本で、一家に一台、いや、ひとりに一台ともなりつつ
あるパソコンが買えず、夢もあきらめざるを得ないという勇気
ある実態告白をしてくれた女子高生に対して、
気晴らしの映画鑑賞、こまごました好きなアニメグッズの購入
という消費活動でストレス解消することをやめさせ、
ランチを節約して、中古のパソコンを買えと!!



しかも、「ランチを節約して中古のパソコンを買えとは・・・」

とツッコミを入れられると、こう答えている。






きょうび、ランチが1000円台なんて当たり前で贅沢でもなんでもない。
しかも、片山さつきは、「ランチ」と「弁当」の違いもわからないのだろうか。
貧困状態の、多感な高校3年生の女の子が、弁当をつつくだけではつらく、
たまには友達と外食して、おしゃべりしながら楽しくランチを食べてみたい
と思ってなにが悪いのか?
一緒に出かけた友達は、普通の経済水準の家庭かもしれない。
自分の手持ちのお金ではかなり高価なランチだけど、私も友達と一緒に、
あの店で食べてみたい! という気持ちがあったかもしれないのだ。

片山さつきが言っているのは、

「貧乏人ならもっと貧乏人らしい姿を見せろ!
ぼろぼろの姿で、趣味など考えられず、ランチなど夢のまた夢、
日の丸弁当でも食べながら、『進学できない』と訴えろ!
そうでなければ貧困など認めない!」

ということなのだ。
しかも、権力者である政治家が、市井の女子高生に向かって。
顔も名前も晒して、NHKという全国放送で勇気ある告白をした
女子高生に向かって。


しかも、「NHKを追及してやる」と弾圧しようとするのだ。

卑怯さの吹き溜まりのようなネット民の醜悪な罵詈雑言を吸い上げて、
権力を振りかざす片山さつき。

いい加減にしろ!!

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安倍首相が核兵器の先制不使用政策に反対

オバマ米大統領が検討している「核兵器の先制不使用政策」に関して、
安倍首相が、米太平洋軍司令官に対して反対姿勢を示したと
米ワシントン・ポスト紙が報じたそうだ。
なんで米国メディアから伝わってくるんだ。
はっきり日本国内のメディアを通して反対してみろよ!

このオバマ大統領の政策転換には、外務省幹部も、
「もし米政権が核の先制不使用を宣言すれば、日本を守る米国の
拡大抑止は成立しなくなる。あり得ない話だ」
と強く反発している。
核兵器を使わないなんて、『あり得ない話』。
日本は脳髄に至るまでそうはっきりと自覚しているのだ。


日本だけではない。おなじく米国の「核の傘」に入っている韓国、
そして核保有国である英国やフランスも反対している。
結局、現状の人類には、核兵器から離れることも、無視することも
できないのだ。

今年5月のオバマ大統領広島訪問の際、安倍首相はスピーチの
なかでこんなことを言っていた。

 

「米国の大統領が、被爆の実相に触れ、『核兵器のない世界』への
決意を新たにする。『核なき世界』を信じてやまない世界中の人々に、
大きな『希望』を与えてくれました」

 

「『核兵器のない世界』を必ず実現する。その道のりが、いかに長く、
いかに困難なものであろうとも、絶え間なく、努力を積み重ねていく
ことが、今を生きる私たちの責任であります」


ハーッ、「美辞麗句」の教科書みたいな文言だね。
しかし、舌の根も乾かぬうちに、こう言いだしたわけだ。

「米国の核兵器がなくなったら、北朝鮮がなにをするかわからない。
核なき世界なんかありえない、日本は米国の核兵器に守られるべき!
核兵器廃絶反対!」


あれだけオバマ様礼讃報道に終始したメディアも、この明かな異常さ
にはだんまりしているか、ちらっと小さく伝える程度。
結局、美辞麗句に一時的にうっとりして、高揚したい日本国民の感情
にのっかるだけで、報道なんてする気概がないんだな。

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「やりがい」をエサにして搾取する個人請負

クローズアップ現代で「個人請負」として働かされている若者の
実態を見たけど悲惨すぎるよーーー。
アルバイトやパートではなく、「個人事業主との業務委託契約」
という形で会社と契約し、異常な低賃金&長時間労働に陥っていく。

個人請負は、特殊な専門的技術と、実力のみで稼ぐ形態。

 

プロスポーツ選手、芸能人、デザイナー、ゲームクリエイター、
プログラマー、職人、フリーライター、ジャーナリスト、コンサルタント、
写真家、音楽家、漫画家・・・


能力があれば、実力で這い上がって食っていく道が開けるけれど、
そんなのは、ごく一部の人間、ほとんどは掃いて捨てるクズ扱いと
なっていく。

この契約形態が、企業側にとっては都合がよく、マッサージ店や
飲食チェーン、バイク便などの一般サービス業にまで広がっている。

個人請負として契約した人は、あくまでも「自己責任の個人事業主」
であり、「会社の労働者」とはならないから、労働基準法などの法律が
適用外

結果、なんの権利もない状態に置かれ、安い賃金で長時間、ノルマを
かけられて体を壊すまで働かされ、捨てられるケースが相次いでいる。
仕事中に怪我をしても、労災保険法の適用外だと突き放され、
「使い物にならないのは自己責任」として、契約解除されるのだ。


13時間働いて、賃金がたった3000円程度という運送業、
マッサージ店の30代男性は、長時間労働で親指が腱鞘炎を起こし、
労働時間の改善を求めたところ、邪魔者扱いされて契約解除された
という。

大学に通うために480万円の奨学金を背負い、それでも学費が足りず、
「短時間&実力次第で大金が稼げる」というホスト業界に入ったという
男子は、他人なのに見ていて将来が不安になった。
月2万円の寮に入って、布団一枚のプライベートスペースで寝起きし、
結果、月収たったの6万円。
ホストが実力次第の世界というのは、昔からのことで、いまさらだけど、
奨学金を背負ったために、まったくその世界に興味がなく、夜の商売
をやりたくもないのに、足を踏み入れてしまう男子が増えている
、と。

ホストなんて、派手に見えるけれども、ほとんどは指名客がつかないし、
指名がなければ、毎晩、一晩中、力いっぱい頑張っても稼ぎにならない。
売れっ子ホストのヘルプのために、体壊すまで酒を飲むのが仕事だし。
指名がとれたら、一日中、何人もの女とメールや電話、デートもして、
とにかく繋がっているのが仕事になる。
店に出るのは短時間でも、その「勤務時間」以外の日常生活すべてを
ホストとしての時間に使わなければならなくなる世界でもあるのよ。
借金を返しながら、勉強しながら、勝ち残れるのだろうか……。


「腕一本で大金を稼げる!」
という言葉に、下積みとしてのやりがいを持ち、その「やりがい」を
杭にして、使い物にならない抜け殻になるまで搾取されていく若者たち。
完全なる個人のレベルで、その世界へ挑戦し、敗れ去るのは仕方がない
けれど、
いま起きているのは、企業・社会全体の利益追求、コスト削減のために
「自己責任」の個人請負が一般的に広がり、多くの貧困の若者がその
搾取の渦のなかへ巻き込まれていく
という状態。
巨悪の問題だと思う。

 

 

急増する個人請負の労働問題―システムエンジニア等は労働者か?

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