日記

体力がなくなってきてるのか、睡眠不足のまま徹夜すると、
次の日が丸一日つぶれてしまう。前は、数時間眠れば回復
してたんだけどなあ…。
昨日はほとんど椅子に座らず、寝たり、本を読んだりして
「原稿どうしよう」「明日やろう」
「明日と明後日で1.5倍ずつ進めれば間に合うし」
「大丈夫かな」「明日やろう」
と思いつづけながら過ごしているうちに一周まわって朝に
なってしまった。
時間がもったいない。
今後はあんまり異常なスケジュールで仕事するのはやめる。


本は、澁澤龍彦「快楽主義の哲学」と、
デヴィッド・ナソー「新聞王ハーストの生涯」。
ハーストの本は、なんだか徹底的に書かれすぎてて辞書より
分厚いから、図書館の返却期限までに読み切れそうにない。
『市民ケーン』のモデルになった人ね。新聞という権力を
握り、戦時の世論を煽りまくった存在。


 


イラストレーターの田村セツコさんにお会いした。
1950年代からずっと現在まで描き続けている80歳の現役、
「イラストレーター」の草分けだ。
子供の頃読んでいた少女漫画や「女の子のおしゃれ」的な
本には田村さんのイラストがあふれていた。
仕事に生きつづけて、そしてこんなにかわいらしいままの
80歳女性が存在するのかと、かなりの衝撃を受けた。


厚みが4センチくらいある写真集が届いた。
「THE SIXTIES by KISHIN」。
篠山紀信が超初期1960年代に撮影したものが収録されている。
撮ったご本人がなにしろ若いということと、時代性もあって、
エネルギーが充満している写真ばかり。
撮りたくて撮りたくて撮りたくてしょうがない! という熱
がそのまま出ていてめちゃくちゃかっこいい。
表紙は「天井桟敷」時代のカルメン・マキのヌード。
小悪魔のような、コケティッシュな立ち姿がやばい。
これのA1ポスターがあるなら欲しい。欲しすぎる。

 


そしてテープ起こしを手伝ってくれる人も欲しい…。
さ、仕事しよ。

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手に取って楽しめる「ゴー宣〈憲法〉道場」

押忍!
「ゴー宣〈憲法〉道場」、いよいよ明日発売なので押忍!
もしかすると東京近郊の書店だと、もう並びはじめるかも
しれないのだ押忍。




手にとってカバー絵を見るたびに「ぬり絵したい欲望」に
襲われている私です。

立憲的改憲とはなにか、9条をめぐる嘘とごまかしとは、
戦力とは? 武力行使とは? 交戦権とは? 法の支配とは?
ゴー宣道場での「憲法」シリーズの議論の模様を収録したほか、

この一冊で憲法議論に出てくる用語や概念など、かなりのことが

網羅されていて、必読の入門書になってます。

パッションあふれる論考がつめこまれていて、
井上達夫さんの原稿などは、行間からバッシバッシと声が
飛んできて顔に当たります。まさに「道場」。
読むだけで白熱してしまう一冊です。

 

私は「憲法ド素人」との立ち位置から、「けんぽう」をどんな風に

とらえてきたかを書いています。

 


そしてこの本、おもしろい仕掛けになっていてね・・・




帯をめくっていくと・・・・・・??

あとは手に取ってお確かめください!!

https://www.amazon.co.jp/dp/4620325171/

 

憲法学者VS「ゴー宣(ゴーマニズム宣言)道場」+井上達夫、山尾志桜里! 
最強の「師範」による、〈憲法〉道場、基本の「白帯」編開講! 

漫画家小林よしのりが主宰する思想の道場「ゴー宣(ゴーマニズム宣言)道場」。
2018年2月から開催されている、立憲民主党の山尾志桜里議員と、日本を代表する憲法学者をゲスト講師に迎えた、憲法問題を考えるシリーズを書籍化! 

入門編となるI巻「白帯」編では、慶應義塾大学法学部の駒村圭吾、京都大学法学部の曽我部真裕両教授による講義と、道場「師範」および参加者が繰り広げる白熱の議論を完全収録。
憲法九条を「裸の王様」と喝破する「怒りの法哲学者」井上達夫の論考のほか、道場「師範」それぞれの憲法論を通じ、自民党改憲案の問題点と「立憲的改憲」の可能性を探る。

 

【著者】

小林よしのり(こばやし・よしのり)
1953年、福岡生まれ。漫画家。1992年の『ゴーマニズム宣言』以降、保守論客として言動が注目を集める存在に。2010年より「身を修め、現場で戦う覚悟を作る公論の場」として「ゴー宣道場」を開催。

 

井上達夫(いのうえ・たつお)
1954年、大阪生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科教授。法哲学の立場からリベラルの停滞を鋭く批判する積極的な言論活動を行っている。

 

山尾志桜里(やまお・しおり)
1974年、宮城生まれ。衆議院議員(立憲民主党)。衆院憲法審査会委員。憲法改正、特に9条をめぐって、独自の「立憲的改憲」を主張している。

 

駒村圭吾 (こまむら・けいご)
一九六〇年、東京生まれ。慶應義塾大学法学部教授。法学博士。

 

曽我部真裕 (そがべ・まさひろ)
一九七四年生まれ。京都大学大学院法学研究科教授。

 

高森明勅 (たかもり・あきのり)

一九五七年、岡山生まれ。神道学者。神道宗教学会理事。日本文化総合研究所代表。

 

倉持麟太郎 (くらもち・りんたろう)
一九八三年、東京生まれ。弁護士法人Next代表弁護士。

 

泉美木蘭 (いずみ・もくれん)
一九七七年、三重生まれ。作家。

 

笹幸恵 (ささ・ゆきえ)
一九七四年、神奈川生まれ。ジャーナリスト。

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オオカミ少女と金子國義展

 

幻冬舎plusでの連載「オオカミ少女に気をつけろ!」、
前回50万pvになった「オオカミに育てられた子」の話の後編が
配信されました。
ライジングより加筆しているのでよかったら読んでください。

 

世界中で研究“オオカミに育てられた子”の実記は嘘だった…(その2)

http://www.gentosha.jp/articles/-/10075


明日は朝3時半ぐらいに起きて、MXのモーニングクロス
政治家は聖人君子でなければならないか、というテーマとともに、
オルテガが定義した「大衆」について改めて考えてみる話をします。
「ゴー宣《憲法》道場」の宣伝もしてこようっと。


私も寄稿しています。

「憲法」をどう考えるか?

小林よしのり×井上達夫×山尾志桜里×駒村圭吾×曽我部真裕という

豪華登場人物! ゴー宣道場で行われている憲法シリーズの議論が

凝縮されています。

 

 

仕事で画廊へ行ったり、美術家と話したりしながら原稿の毎日。
今日は八丁堀のフマコンテンポラリートーキョーの金子國義展へ。
うちの店の関連のものを受け取る。


当たり前だけど、いつも見ている壁にかかった作品たちよりも
ここにあるものは保存状態がいいので、
「あ、もとはこういう色だったんだ…」と言っていたら、

金子作品の管理や展覧会運営をされている金子修さんから、
「でも、あれはあれで味だから」とほほえんでいただいた。
 



今回展覧会のDMになっている油彩画。

こういうのフェイスブックでは削除されるのかしら?

先日、ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」がポルノ判定されて

削除されたと聞いて、もう末期だな…と思っているところ。

展覧会には、深い交流のあった、四谷シモンさんの人形もいた。
四谷シモンさんは、「未来と過去のイブ」(1973年)という

私よりも背の高い人形のシリーズがあるんだけども、

めちゃくちゃいい顔をしていて、かっこいい。

篠山紀信撮影の写真集に収蔵されていて、最近引っ張り出してきて

また観ていたんだけど、

 

この写真集は、シモンさんのサインが入っている。

人から頂いたものなんだけどさ。

 

先日、インタビューで写真家の沢渡朔さんの事務所にお邪魔したら、

どどーん! とその一体が立っていて、かなり驚いた。

そして、思わず、かがんで、覗き込んでしまった。

展覧会がお近くにやってきたら実物を見るといいですよ。
当初は、画廊が「警察に摘発されるかもしれない」と思いながら

発表したという人形のシリーズです。





修さんからいただいたポスター。
「金子國義」と言えば、不思議の国のアリスの挿画とか、

ロマン文庫の装画の作風が印象深いから、
こんな風に花魁を描いていたなんてすごく驚いた。

貴重な写真もいただいた。​

 


いえーーーい。その貴重な写真と修さんと。

 

今日はこの展覧会のために、アチャチュムの金子バッグで出かけて
きたのだけど、行きかえりの電車で、金子バッグと、ストールと、

胸のPRAYハートについて、さんざん「キャラが喧嘩してるよ!」

と説教された。

いいじゃん!喧嘩するぐらい元気なキャラをまとうほど、あたしが

過剰な人間なんだからっ。

 

金子國義展「夢の中」は4月28日まで。

http://www.bunkyo-art.co.jp/

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私は袋とじでしょうかぁぁ…

今号ライジング、私の記事は、4月22日(日)に、
早稲田大学ジャーナリズム大学院と、FIJ(ファクトチェック
イニシアティブジャパン)による会合に参加してきたので、
そのレポートです。

 

泉美木蘭のトンデモ見聞録

第78回「ファクトチェックとはなにか 米国編」

http://ch.nicovideo.jp/yoshirin/blomaga/ar1496811




米国のファクトチェック機関「ポリティファクト」が、
どんな風に政治家の発言をチェックしているのか。

トランプ大統領の「真っ赤な嘘」の多さとか、
どういった過程を経て結果判定していくのかなど。

ポスト・トゥルース時代の米国のフェイクニュース最前線。

どうぞ読んでみてください。

会場では、生まれてはじめて同時通訳のイヤホンを使いました。
イヤホンだけひょろーんと渡されて、ジャックをどこに挿せば
いいのかわからなくて、最初、自分のiPhoneに挿したんだけど、
なにも起こらないばかりか、ただ音楽聞いてるだけの人になった
ので困りました。
(座席の脇に、挿すとこがありました)

 

 

あと、ライジングは、編集後記見てびっくり。
まったく、誰がそんな単語書いたのよーーー???
と思って確認したら、私の記事かい!!

なんかすみません・・・

いやいや。
週刊新潮のセクハラ記事を引用しただけなのにーー。
しかし、「ナパーム弾の少女」につづいて、酷いな。

今度5月3日のゴー宣道場で販売する、
禁断の幻冬舎アウトロー文庫は、発売当初は帯文に
「あたしの人生、袋とじ!」
って書いてあったんですよ。
なにかの時に私がつぶやいた言葉なんですけど。

そりゃあの本は袋とじなんですけど、
真面目に社会時評書いても袋とじ扱いですかーーーい。


悪いことも知っているから、
身のこなしが美しいのよ。
悪徳の栄えね。



すごく印象に残ってる、ある画家の言葉だ。
悪いことばっかりで、全然身のこなしが美しく
ならないわたしだけど。





という、当日の販売にむけた宣伝。




 

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なんでも「憎男性」で旗振らないでほしい

 

セクハラ問題、どんどんおかしなことになっている。
野党がヒアリングの席をもうけて、退職金にまでガタガタ
文句をつけているなんて、パフォーマンスがあまりに異常
すぎると思う。

作家の北原みのり氏が、この件について朝日新聞でこんな
風に言っている。

 

「福田さんは、女性がサービスをする店で、言葉遊びをする
ことがあると言った。女性を性的にからかうようなことが
自分たちの文化であると、悪びれない。
女性を癒やしや遊びの対象として捉える男性たちがいる日本
の社会環境が、セクハラを生んできたと感じている」


昔のように《男性中心の職場で、女性は寿退社目的のお茶くみ》
という時代ではなくなっているのだし、真面目に働く女の人に
あんまり不愉快なおちょくりかたをしたらだめだよ、とは思う
けど、店での言葉遊びまで糾弾するのはおかしい。

「からかわれて傷ついた!」という女性だけじゃないだろう。
からかい返す女性だっているし、「ダメなもんはダメ」と上手に
切り返して遊んだり、男性を教育してしまう女性だっていると思う。
主体性を持って男性と接している女性はたくさんいるわけで、
「いま、からかわれたわよ。あなた被害者で、かわいそうよ」
みたいな目線で見るのは失礼すぎる。
一方的に女性はすべて被害者だと言って強硬に男性への憎悪を
剥きだすのは異常。あまりに貧しい女性観だと思う。

それに、「女性を癒しや遊びの対象としてとらえる男性」と言うけど、
北原氏は、むかし散々、韓流の男を「癒しや遊びの対象」として鑑賞
して、それをコラムに書いてたと思うけど?
「癒し系」とか、女性を称える言葉として使われるけど、それも
セクハラってことですかね?
男尊女卑の構造があって、それが問題なのは事実だと思うけれども、
なんでもかんでも一律に「反男性」「嫌男性」「憎男性」で、
当然のように旗をふらないでほしい。
 

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ただの日記だよ

応募者が500名を超えてしまって、かなりの方が落選することに

なってしまった5月3日のゴー宣道場ですが、終了後に、
わたくしの禁断の幻冬舎アウトロー文庫の販売+サイン会を
しますから、びっくりしながら買いに来てください。ね。

 


この3日間ずっと仕事ばっかりで鬼のように時間がすぎていく。
昼ご飯が3日連続、立ち食いそば。もうちょっとゆっくりと
食べたいけど、本気で電車乗り換えまでの4、5分ぐらいしか
時間がとれないからそうなっちゃう。
「吉そば」で食券買って「そば!」と注文して、七味ふって、
割箸割って、食べて、食器返して店出るまで、おじさんたち
より早いで。

きょうは昼間、アートディレクターの浅葉克己さんのところへ。

いま作っているうちの店の本の件で。

開店前からご存知の超超超絶常連さんであり、店のロゴ、そして

いまでも配っているカレンダーのデザイナーさんでもあるので、

はずせません。

お話うかがっていたら、赤塚不二夫さんの「天才バカボン」から、
とっておきの回の原稿をひとつ見せていただいた。
「篠山紀信君」が登場する回だった。これは感激!
それから、浅葉さん所有の、金子國義さんのかなり初期の大きな

少年の油彩画を見せて頂いた。保存状態が良くて驚いた。

 


その他もろもろおもしろいことがたくさんあった一日だった。
いま私の部屋は金子國義の絵でいっぱいになっている。

 


この本は超絶かわいい!

「金子國義スタイルブック」編著=金子修、岡部光

 

 

先日、ファクトチェックの会合に参加してきたので、
ライジングは、その一部をレポートした。
今回は「米国編」。近いうちに「日本編」もレポートするつもり。

幻冬舎plusでの「オオカミ少女に気をつけろ!」の連載は、
なんと前回の「“オオカミに育てられた子”の実記は嘘だった」が、
記録的なアクセス数だったそうで、少なくとも50万回、読まれた
らしい。
50万回?
読んだ人がひとり10円寄付してくれたら500万円になるのに。
1円でも、かなり長期に渡って穏やかな微笑みをたたえます。
 

「オオカミに育てられた子」の後編は26日に配信されます。

 

 

昨夜、急に掘り起こされた昔の写真。

 

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アヴィーチーとセクハラと口紅

興味ない人には「誰?」って話だけど、アヴィーチーが28歳の
若さで亡くなったんだそうだ。ショック。
スウェーデンの世界的に有名なDJで、ダンス音楽ならこの人の
曲が流れないのはおかしいでしょ、みたいな存在だった。
私はマドンナが大絶賛して起用したときに知ったんだけど、
最近だって原稿書きながら気分が上がらないとき「Wake Me Up
を聞いていた。
モーニングクロスでも「Levels」が流れるコーナーがあって、
スタッフの人が好きなんだろうな、と思っていた。
合掌。

 



セクハラ問題。
外見や服装に関するほめ言葉もセクハラになるという問題がある。

「髪切ったね」「その服似合うね」ぐらい言ってもいいじゃないか、
とおおらかに捉えたくても、実際には何年も前からその手の発言は
禁止されている会社がある。友人の勤める大手商社は特にガチガチ
に厳しくて気の毒だ。

私はゴー宣道場でも、笹幸恵さんを見て
「つくづく美人だなあ、コート、バッグ、アクセサリーまで色彩
コーディネートされててますますきれいだなあ」

とか、小林よしのり先生を見て、
「ぺラフィネのカシミアってめちゃくちゃ発色がきれいだなあ、
やっぱり絵を描く人は差し色の使い方も上手なんだなあ」

とか思ったりしてるけど、服や外見をほめるとセクハラ疑惑に
つながるのだったら、男が女をほめるのも、女が男をほめるのも
ダメで、セクシャルマイノリティを考えれば、同性もNGだ。
ノンケ女を嫌うビアンの人もいるもん。
人の着てるジャケットをめくって「どこのお洋服ですか?」と
聞いたりするのはほぼ犯罪行為だな…。

セクハラはやめてほしい。財務省のあの対応はおかしかった。
だけどやっぱり社会的制裁に発展するのが当たり前だという空気

にまでなると、人に自由に話しかけたり、話しかけられたりする
柔らかさが失われて、みんなが委縮して活力も奪われてしまうと思う。
私は女性が唇に紅をさすのはポルノグラフィーだと思ってきたけど、

そういうものに対する感覚を否定することにもつながっていく話
のように思う。
 

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写真と女性と

うちの店の本の仕事であちこちインタビューまわり。
先週から写真家の方を訪ねるシリーズになっていて、
今日は篠山スタジオへ。
サービス精神の塊のような方で、頭の回転がはやくて面白く、
何回も笑わされてしまった。

「篠山紀信」という名前が世界的に有名になった時に広まった
ヌード写真のモデルのひとりが、店のOBの方でもあって。
当時は、女性がヌードモデルになるなんて、絵画ならあるけど
写真ではあり得ないという感覚が強かった時代で、
どんな風に次々と撮っていったのかという話がおもしろく、
脱いだご本人からもいろいろとご意見が飛んで、
ちょっと掛け合い漫才みたいなやりとりもあり、楽しかった。

昔の写真集をわざわざ出して見せてくださったんだけど、
江波杏子さん、青木エミさん、美輪明宏さんとそうそうたる方が
撮られていて、なかでも若かりし日の黒柳徹子さんのヌードには
かなり驚いた。綺麗だ。

今週は、週末にまた別の方の写真展にうかがって、来週からも

取材はつづく。

いろんな作品と人物像に触れながら、表現の源泉がどこから来る
ものなのか、否応なく思いを深めることになっている。
そうすると世の中の風潮が、「まずいな…」とまた思えてくる。
今のタイミングにこの仕事ができることは、自分にとって相当に
貴重な体験なんだと気がついた。

 

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セクハラと不寛容について

テレビをつけたら、事務次官と女性記者のセリフの応酬を
延々と女性アナウンサーがまじめな調子で読み上げてて、
なんだこの新しい世界観は? みたいなことになっている。

女としては、自分の嫌な「あるある体験」があったりするから、
私のようにセクハラ球をさらにフルスイング剛速球で返していく
タイプの自由人でも、女性記者の不快感のほうに共感する。
今朝の報道では、1年半前から会食に呼び出されてあの調子
だったというから、配置換えが叶わなかったとしたら、それは
ストレスだっただろう。

メディア側が「くそおやじの、くその部分を利用してでもネタ
とってこい」という姿勢で女性記者を差し向けてきていたのは
やはり事実のようで(メディアに限らないやり方だと思うが)、
上司は、セクハラを報道したいと相談されても応じなかった
ようだ。

テレ朝としては、この1年以上、いいからなんとか財務省から
森友情報をとれという空気だったのかもしれないと想像するし、
そのなかでのシワ寄せがあり、鬱積し、週刊新潮への音声提供、
そして記事が出た後の対応が、よりにもよって財務省としての
あの酷すぎる文書・・・という流れということだ。
テレ朝として財務省に正式に抗議する、とコメントを出して
いたけど、それも「いまさら」すぎるんじゃないかと思える。

でもハニートラップなのかあ?
相手が記者なら慎重になったりしないわけぇ?
と首をかしげるけど、音声を聞く限り、そのぐらいおっぱい
触って目を見てキスしたすぎる、もうやらしさが止まらない
おじさんなんだと思う。

あと、今回切々と感じたのは、女の場合、自分の中に鬱積して
いる嫌な体験と直結してしまうので、
一律に「女性一般」を被害者にして粛清に走ってしまう空気が
できてしまうことだ。
断罪されなきゃならないケースはいっぱいある。
ただ、セクハラは、生放送でも話したけど、やはり男性からの
やらしい言葉を「セクハラ」と受け取る人もいれば、
そうは受け取らない人、受け取っても切り替えしたり、
さばいたりする人もいる。

語弊がありそうで表現が非常にむずかしいけど、
最初はただ言われっぱなしでも、だんだん「個」が強くなり、
いつの間にかセクハラ男たちを上手に手玉にとってしまう、
男たちがただの金魚のフンに見えるような女性になっている時
もある。
女にも大物っているのだ。別にホステスに限らず。

男尊女卑はたしかにあるし、皇室、少子化に絡むまでの大きな
問題だから、解決する方向へ常に考えていくべきだけど、
女性が個を持つというところに目を向けないと、
ただ単に自由が制限されるだけになってしまうし、
寛容という名のもとに不寛容で、
平等という名のもとに不自然でいびつな言動を要求される社会
へと急進してしまう危険があるから、そこは考えたほうがいい
と思う。

心の痛みがわかるほど、他者に寄り添うときにバランスを
崩しやすくなるという複雑な難しさを、人間は抱えている
かもしれない。完全というものはない。
 

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生放送を楽しみに。

しかしあのセクハラ事務次官、すっげーね。
睾丸無恥、あっ、ちがう、厚顔無恥もここまでくると…。
提訴云々は、それを盾にして「提訴のための調査中」だの
「弁護士に一任しております」だの言い逃れるためのもの
なんだろうけど、
財務省から記者クラブの女性記者への要請には、
明日配信のライジングに詳しく書いているけど、
その国家的パワハラに本気で怖気立ちました。
あの財務省からのコメント文書こそが、超パワハラでしょう。

この問題は、やらしい偉いおじさんのセクハラだけでなく、
そのおじさんからどうやって取材をとってきたのかというメディア、
その中で戦ってきた女性記者の置かれた立場、
それらもろもろ全体像を知っての今回の財務省文書など、
いろんな角度からの問題が絡んでいると思うよ。


そんな話と、キャンタマの話を、
4月17日(火)21時からの生放送で語りまくりますよ!!
お楽しみに!


「よしりん・もくれんの オドレら正気か?」


http://live.nicovideo.jp/gate/lv312413587

 

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