そんな日々です

九州ゴー宣道場、油断しないようにちゃんと応募してくださいよっ。

編集兼、ライター兼、インタビュアー兼、撮影兼…みたいなことに
なっていて、締め切りの原稿を書きながら、締め切りですよと原稿
を催促する立場になったり、写真を撮りにいったり、撮られる側に
なったり、データの催促をしたり、催促されたり、ばたばた。
あしたレコードの撮影しにいかなきゃ…。

仕事で、岩田専太郎の画集を見せてもらってきた。
どれもこれも素敵な美人画だけど、特に「鳴門秘帖」の挿絵が
素敵だった。
「サロメ」の挿絵を描いたビアズリーのようなタッチで、
時代小説のなかの和風美人の姿が描かれていて、
ものすごくお洒落だ。

ライジングの原稿も書いた。
なんだか毎日朝から晩までいろんな芸術家から話を聞いたり
文章を読ませてもらったりしているからか、
すごい勢いで自分の内面書いちゃったよ。
人の物語を書きたくてしょうがないんだね。
 

Grace Jones「La Vie En Rose」聞きながら。

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「オオカミ少女」とクリーンを極めたセクハラ論

幻冬舎plusで連載中の「オオカミ少女に気をつけろ」、
ファクトチェックのレポートの回が配信されました。
http://www.gentosha.jp/articles/-/10253
この連載、次回からライジングの「トンデモ見聞録」
とは別の新レポートが続々登場します。
私は大変なことになってますがお楽しみください。

 



ところで幻冬舎plusに掲載されていた、山口真由さんの
「どこからセクハラ?」というコラムがおもしろかった。

セクハラについてクリーンを極めたアメリカでは、
オフィスとキャンパスでのセクハラに厳しくなり、
「女性がイヤと言えば、たとえ良好な恋愛関係だったとしても、
さかのぼってアウト」
と考えられるらしい。

さかのぼってアウト。
これ、慰安婦問題もそうだと思うけれど、いまの日本のセクハラ
叩きのなかにも流れているものだと思う。
「30年前、自己が確立していない10代のころにバイト先の上司
からささやかれた性的な言葉が忘れられない」
とか、
「15年前、親睦会の帰りに車のなかで上司に突然手を握られ、
かわいいと思っていたなどと言われて…」
とか。

また、山口さんのコラムのなかで紹介されている、アメリカの
大学生カップルの結末には驚愕した。
お互いに好意を持って恋愛関係を結び、
体の関係をもったにも
関わらず、家庭の宗教上の
理由によって、彼女が両親から激しく
叱咤されてしまい、「私はレイプされた」と言ってしまう。
そして、彼氏は退学処分に…。

自分の恋愛感情や本能、事情、経緯が絡み合って起きたこと、
みずからそうしたことのはずなのに、
あとから叩きこまれた観念によって、自分は被害者だと言って
しまう、そこに「裁定」を下す社会が覆いかぶさる。



山口さんは、法律的な見地からも、セクハラにおいては、
どこまでOKでどこからアウトかのラインがきわめて曖昧で、
世の中の空気感で、「加害者」が社会的に抹殺されるという
極めて重い制裁を受ける状態は公平なのか、
と冷静に分析している。


偏差値自慢には「ほぇぇ…」という気持ちで眺めることが
多かったけど、
米国の事情を知る法律家としてのコラムは
勉強になるところが多かった。


 

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人間ってあさましい

この写真、どこかで見たことがあるという人は多いと思います。
フランスの写真家、ロベール・ドアノーが米『LIFE』誌の依頼で
撮った「パリ市庁舎前のキス」(1950)という一枚です。



恵比寿の東京都写真美術館の外壁に、この写真と、
ロバート・キャパの「ノルマンディー上陸作戦」と、
植田正治の「妻のいる砂丘」を超引き延ばしたものが飾られて
いたけど、今もあるのかな?

とにかく超有名な一枚で、
「フランスはラムール(愛)の国」というイメージを世界的に
広めたものでもあります。
海千山千の私がいま見ても
「フランス男ってなんて素敵な角度でキスするのかしら…」
と思います。こんな強引なキスって素敵、とか。

ところがこの一枚の写真、あまりにも有名になりすぎたため、
撮影者ドアノーに、晩年になって理不尽な仕打ちが降りかかります。

1950年に撮影されたこの写真は、しばらく倉庫に眠ったのち、
80年代に入ってから、印刷技術の発展と商業主義によって、
ポスターになって世界中で売れました。
すると、パリに住むある夫婦が「これは若い時の私たちだわ!」と
名乗り出たのです。

老齢のドアノーは、訪ねてきた夫婦を受け入れ、食事をしました。
夫婦は、写真を見たときから自分たちの恋人時代だと思ってきた、
と。そして撮影時の様子を根掘り葉掘り聞こうとします。
しかしドアノーは、「二人の思い出を壊すから」と言って、
なにも語りませんでした。

すると、なにが目的だったのか……怒った夫婦は、
「勝手に撮影をされた。肖像権の侵害だ!」と裁判を起こします。
ドアノーは大昔の写真の件で裁判所に引きずり出され、裁判官から、
この写真を撮影した過程を話せと命令されました。
そして発覚したのが……

この写真は、あくまでも『LIFE』誌の依頼で撮影したもので、
撮影計画を立て、役者を使ったものであるという事実だったのです。
この写真を撮る前に、ドアノーは、街角で車の窓越しにキスする
素敵なカップルを見かけ、声をかけました。
写真に撮りたいからもう一度キスしてほしい、と。
しかし、彼氏から
「彼女は僕の勤め先の社長令嬢だからムリ」
と断られてしまいます。それで、実際に恋人どうしの役者カップル
に頼んで撮ったのが「パリ市庁舎前のキス」。
偶然の風景でもなければ、名乗り出た夫婦でもなかったわけです。

夫婦はもちろん敗訴しました。
ドアノーの言う通り、思い出も壊れました。
そして、大勢の人々が思い思いにイメージを投影させてきた、
「作品」の自由な世界観も・・・。

人って、つまらないことで自由を破壊してしまう・・・。

さらに、今度は写っている役者の女性が、欲望に眼がくらみ、
「肖像権」を叫んでまたまた老齢のドアノーを告訴します。
しかし、ドアノーは撮影の数日後、写真のオリジナルプリントに
サインを入れたものを女性にプレゼントしていました。
無理やり撮ったものでも、騙しでも盗撮でもない、ちゃんとお礼が
受け取られて成立していた話なのです。

女性は敗訴し、この自身のキス写真をオークションに出品しました。

落札価格は・・・2100万円(2005年)ということです。


彼女にとっては、若かりし日の恋の思い出よりも、現金のほうが
魅力的だったんですね。

人間って、あさましい…。
 

 

 

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「芸術家と偏執性〜ロダンとカミーユ編」配信

「芸術家と偏執性」というシリーズで書いている連載、

前回の「荒木経惟編」につづいて、今日配信号では、

彫刻家のオーギュスト・ロダンと、その弟子でミューズだった

美貌の彫刻家クローデル・カミーユについて書いています。

巻頭記事にしていただきました。

どうぞお楽しみください。

 

 

http://ch.nicovideo.jp/yoshirin/blomaga/ar1521769

 


今週号のタイトルは

「芸術家と偏執性  〜ロダンとカミーユ編」

 

今週もトップは
泉美木蘭さんの
「芸術家と偏執性」シリーズ!

今回は、”近代彫刻の父”といわれる
フランスの彫刻家、
オーギュスト・ロダンと
そのミューズであった彫刻家
カミーユ・クローデルの物語。

鬼気迫る才能と才能が
ぶつかり、多くの名作が
作り上げられた。

しかし、カミーユは
芸術という魔物に魅入られていた。
その進む先は
破滅の道だった…!

これを今どきの
「#MeToo運動」と
同列に並べることはできるのか?

きれいごとで固められた
セクハラ・ムーブメントは、
きれいごとだけでは済まない
人間の本質や、芸術を
否定する危険性がある!


ゴーマニズム宣言は、
「竹内久美子の睾丸トンデモ説と
ナチスの優生思想」

「日本型リベラル(サヨク)は
睾丸が小さい」という、
聞いただけでアホかと一蹴されて
然るべき珍説が、驚いたことに
自称保守論壇では大流行の兆し!

だが、こんなトンデモ説を
自称保守言論人がこぞって支持するのには、
理由があったのだ。

笑ってばかりもいられない、
その実態とは?


【今週のお知らせ】
※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」
 …芸術家と偏執性シリーズ第2弾。
 今回は「ロダンとカミーユ編」である。
 “近代彫刻の父”と称されるフランスの彫刻家
 オーギュスト・ロダン。
 偏執的で鬼気迫る彫刻家である彼の傍らには、
 これまた鬼のように凄まじい才能を持つ女性が
 常に一緒にいた。美貌の彫刻家
 カミーユ・クローデルである。
 強烈な才能がぶつかった先にあるものとは?
 「ハラスメント」という言葉に覆い隠されつつある
 人間の真の姿。物事の本質を見失うな!

※「ゴーマニズム宣言」
 …「動物学研究家・随筆家」の竹内久美子が
 「『日本型リベラル』の男はキンタマが小さい」なる
 トンデモ説を唱えている。
 常識から考えれば一笑に付されて終わる珍説が、
 自称保守派の中で持て囃されている理由…
 それはナチスの優生思想にあった!
 笑ってばかりもいられない、この危険な
 現象から目を離してはならない!!

※よしりんが読者からの質問に直接回答
 「Q&Aコーナー」!
 なぜ日本の男は甘ったれているの?
 昔のような“私生活が全く見えない”スターは
 誰が思い浮かぶ?
 アンコウの雄とカマキリの雄、どっちが哀れ?
 「九州ゴー宣道場」に参加予定!福岡のオススメは何?
 日本の三大都市といえば?
 セクハラ罪なんて作って大丈夫?
 …等々、よしりんの回答や如何に!?


【今週の目次】
1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第80回
 「芸術家と偏執性~ロダンとカミーユ編」

2. ゴーマニズム宣言・第276回
 「竹内久美子の睾丸トンデモ説とナチスの優生思想」

3. しゃべらせてクリ!・第227回
 「問題棚上げ、はっきょい、のこったぶぁ~い!の巻〈前編〉」

4. Q&Aコーナー

5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)

6. 編集後記

 

http://ch.nicovideo.jp/yoshirin/blomaga/ar1521769

 

 

政治・社会問題 | - | -

芸術家と偏執性シリーズ

ふぁー。書かなきゃいけない文章が山積みになってるのに、
自分でも書きたい文章がどんどん増えていって、
さらに息抜きでブログなんか書くから、
書いてばっかりだよ。

アラーキーの原稿への反応がいまいち薄くて、あ、そもそも
知らないという人も多いんだなと思った。
でも、そうなのかも。
写真って「報道」と「商業(広告)」の2ジャンルがメインで、

「美術」の文脈で美術館で展示されることはあんまりないし。
個人画廊やカメラメーカーのギャラリー、写真美術館に足を
運ばないと実物プリントを見ることもないものね。

個人的には、ソール・ライター、エドワード・スタイケン、
ダイアン・アーバス、セバスチャン・サルガド、森山大道

なんかが好きです。
どこかで写真集と出会ったら、眺めてみてー。素敵だから!

明日のライジングも「芸術家と偏執性」シリーズで書きました。
今回の芸術家は教科書に載っているから、さすがに誰でも
知っているはずだ。
「ハラスメント」という言葉の使いやすさに、
複雑怪奇で毒々しい人間の姿が簡単に覆い隠されて、
物事の本質を見失ったまま、我を張る乱暴な無神経さが、
あまりにも簡単にまかり通ってしまっているんじゃないか。
そんな気持ちで書いてます。

日誌 | - | -

働いてますの午後

朝からずっとアルシオーネのライブ盤聞きながら
原稿やってる、けだるいのに必死な日曜日。
「愛のサンバは永遠に」が一番好きだ。

 



仕事しながらだと、いちいちCD入れ替えたりレコードの
針置きに立つのが面倒だから、パソコンのなかに入れた
音楽を聴きっぱなし。
最近、ブラジル音楽マニアのKさんに「Spotify」を猛烈に
すすめられて、スマホにアプリを入れてもらい、
セッティングしてもらったら、
あまりにもあれこれ聞けるので重宝してしまっている。
これ、アーティストはちゃんと儲かる仕組みなのかな?
便利だと不安だ…。


…なんて書いてたら、近所の交番からおまわりさんが
訪ねてきた。
交番に保管するので名前と連絡先を書いてくれと、
用紙を渡される。

「部屋のなかで一人で亡くなっていた場合などに、
ご連絡する方を把握しておくものでして・・・」

は、はい・・・

なるべく、亡くなる前にこちらからご連絡させて
いただくようにいたしますが、
すいません、なんか世の中に心配かけて・・・。

日誌 | - | -

77年と新宿二丁目とサンバと

昼間の新宿二丁目って滅多に行かないから、まるで別の街だね。

今日は夕方早くから超VIP ONLYのマル秘営業だった。

くわしくは7月に発売される本に書くとして。

 

かなり書けない話あり、かなり感動的な話あり、「あの時代の芸術家や作家が好きな人にとってはたまらない!」…という時間だった。

自分がこの店から吸収してきた音楽が、相当に質の良いものだったということも改めて感じ入った。

どうしても聞きたい、と言っていただいていた曲を探しに探して、

 

「これじゃない」「これじゃないなぁ」

「古い曲だしやっぱり無理があるからいいよ、申し訳ないし…」

 

…で、大量の古いサンバのレコードのなかから「もしかして、これじゃないのかなぁ」とかけてみた1曲が、まさかのドンピシャ。

まさかまさかって。2回も3回も書くけど、まさか。

私が生まれた年のリオのカーニバルで選出された曲のなかで、1曲、これは確かにいいですよねと思って自分でも買ってあったものが、今日お会いした方の青春の1曲だったという。

 

ダビングしてお贈りします、とお伝えしたら、とても喜んでいただけてうれしかった。私、18年前にその方の展覧会で、作品集にサイン入れていただいたことがあったんだよ。18年前といえば、20代だもの。

ここでDJの修行できてよかった。

 

日誌 | - | -

拡大版ゴー宣道場、各メディアの紹介

昨日5月3日は拡大版ゴー宣道場でした。

ゲストは、井上達夫氏、伊勢崎賢治氏、枝野幸男氏、山尾志桜里氏。

1時間前にはすでに会場をぐるりと取り囲むほど長蛇の列が
できているという熱気。
取材に来ていた各メディアも取り上げているようです。

朝日新聞は今朝の1面で、全国各地で行われた憲法集会に
ついて報じるなかで、ゴー宣道場についてふれており、

毎日新聞は写真と、

https://mainichi.jp/graphs/20180503/hpj/00m/040/006000g/4


https://mainichi.jp/graphs/20180503/hpj/00m/040/006000g/1

動画ニュースで、
https://mainichi.jp/movie/video/?id=5779800687001

日刊SPA!は「ゴー宣道場レポート」を、
https://nikkan-spa.jp/1474487

日刊スポーツでは、枝野氏の発言がクローズアップされています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180503-00197926-nksports-soci

枝野氏が「立憲民主党には、教条主義的護憲派はいません」と
名言されたことはとてもインパクトがありました。
(辻本清美さんも護憲派ではない。というのは、「えぇ!?」と

驚きました)

ゲストに来てくださった先生方、そして規模の大きな会場での
設営に尽力してくださった設営体のみなさま、本当にありがとう
ございました。

 

そして次回は、週刊SPA!主催の〈ゴー宣道場出張版〉です!

6月2日(土)14時、渋谷LOFT9にて。

チケットは先着順になっているようですので、のぞいてみたい方は、お早めに。

 

●SPA!創刊30周年イベント「小林よしのり『ゴー宣道場出張版』」開催
6月2日(土) 14時〜
ゲスト/中島岳志
師範/小林よしのり、高森明勅、笹幸恵、泉美木蘭、倉持麟太郎

前売1000円/当日1300円
⇒イベントページ
⇒チケット購入はコチラ

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