不特定多数の情報発信者なんかいない

ネット民ってすぐ
「不特定多数が情報発信者に成りうるネットというメディア」
「本当のことを知りたいという知的欲求」

とか言ってバッシングの過熱を正当化するけど、あほらしいわ。

不特定多数の「情報」発信者なんかいないもん。
だれでも情報発信者だなんて、驕り高ぶりすぎだってば。
本当に真剣に執筆したこと、本気で論考してみたことがないから、

そんなことぺろっと言っちゃうんだよ。

それに、知的欲求じゃなくて、欲望膨張、鬱積爆発だよ。
ちんまりした不特定多数の感情吐露者と欲望暴走者が、
自分の欲望にふりまわされて、我を忘れてしまって、
その忘我の快楽に頼りながら自己確認しようとしてるだけでしょ。

なにが情報発信者よ。言ってることがインスタントすぎ。ださいわ。

 

 

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女の人はもっと怒ったほうがいいよ

産経新聞も朝日新聞も結託して男系固執派の意見を盛り上げているけど、
彼らの言説って、世の中の女性を激怒させるようなことばっかりだ。
一見もっともらしい肩書を持つおじさまたちが、難しそうな専門用語を並べて
「この説こそ学会の常識」かのような、すました顔をして語っているけど、
はっきり言って、女を家畜同然と見ているような言説ばっかりだよ。
それに、生命の誕生について、あまりにも軽々しく考えすぎ。

だけど、普通だったらこんな言説には絶対激怒するようなフェミニスト達は
そもそも天皇の制度なんてなくなってもよいと考えているから、黙っているか、
あくまで一般的な、「天皇陛下のお人柄への理解」までしか表明しないし、
権力のある女は、安倍真理教の信者で、男系固執を美しいと表明してるし、
まったくどうなってんのよ。


どりゃーーーーっ!!

普通の女はどこですか!!
わたしはいま、普通の女と話がしたいです!!


はあ・・・。女性がもっと怒ったほうがいいのに。
明日配信のライジングで力いっぱい書いているからぜひ読んでください。


 

日誌 | - | -

日本人は生死の議論ができるのかな

ベルギーで17歳の末期患者の安楽死が行われたそうだ。
ベルギーは、世界ではじめて安楽死の年齢制限を全廃した国で、
新法律のもとではじめての未成年者の安楽死ということで、
世界的な
ニュースになったようだ。

 

AFPBB News:17歳の子どもが安楽死、未成年で初 ベルギー

http://www.afpbb.com/articles/-/3101339?cx_part=txt_topics


ベルギーの安楽死は、たとえ子供であっても、あくまでも末期患者本人の
「死を選択する権利」を尊重することになっており、本人が安楽死を希望
すれば、保護者はその意向に従わなくてはならない。
法案成立当時、4人の子供の母親でもある小児腫瘍医がこう語っている。


「癌などの末期患者の子供は、精神的な成熟が早い。自分の生と死に
向き合い、どのように死にたいかを深く考えている。
親より勇気のある子供もいる」


ほかにも

「子供は親のために生きるものではない」
「終末期の病気の子供に、分かりやすく、少しずつ話をするのは医師の義務」


などの意見もあり、果たしてこんな法案に賛成してよいのか、という迷いは
抱きつつも議論を重ね、もちろん強硬な反対派もいるが、最終的には
「ほかに末期患者の子供たちの絶望的な苦痛をやわらげる方法がない」
という流れで、
国民の74%が支持する新法成立となったようだ。

ただ、すでに条件付きで未成年者の安楽死を行ってきたオランダでは、
ダウン症など障害を負って生まれた新生児が「親の同意だけ」で安楽死
させられているという問題が発生している。

だから、正直、ベルギーの「年齢制限全廃」って、恐ろしい法律だなという
感覚がある。詳しくは調べていないからわからないけれども、実質、新生児
でも安楽死させられるための法整備なんじゃないか、と。
今後どのように法律が運用されていくのか、気になる。



それにしても、ベルギー人の発言の内容を聞いていくと、かなり現実的?
というか、すごい国民性だなと思ってしまった。

日本なら、まず


「子供に死の選択をさせるなんて信じられない!」
「子供を殺すとはなにごとか!」

 

という脊髄反射のヒステリーが起きて、一瞬でかちかちに硬直してしまい、
そのまま議論にはならなそうだ。

以前、「下流老人の安楽死」が話題になった時も、まず傾聴する姿勢なし、
熟考することもなしで、いきなりひきつけを起こしたように激昂して、

「ひどい!」「殺すな!」「ナチスだ!」「命は大事!」「老人を尊敬しろ!」

と一斉にバッシングを起こそうとする人が大勢いた。
《議論以前》の状態にしかならないのだ。
みなさんご苦労なくお暮しになっておられ、老人の孤独死なんぞ他人事、
日々すこやかに平和でいらっしゃるのだなと思った。

こういった状態だから、そもそもバッシングを恐れて『安楽死』など議題に
のせる人が登場しないかも、という空気すらあるかもしれない。



私自身も甘い考えのある人間だけど、日本人は、人の生死に関して
よくよく考えて発言しているのだろうか、疑問に感じることが多い。
知識人でも、「そんな浅はかなこと気楽に言っちゃっていいわけ?」
と思うようなことをさらりと言う。

「医療の発達」があるから男子がちゃんと生まれますよ、とかね。
赤ちゃんならまだ人権意識ないから親元引き離せますよ、とかね。
日本人に、人の生死の議論はできるのだろうか・・・。


 

日本人の死に時―そんなに長生きしたいですか (幻冬舎新書)

 

 

 

 

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マリオにおどろく

ずっとはずれた「A」キーをセロテープで貼り付けて使ってたパソコン、
やっと新しく買ったのが届いて、数日かけてデータの引っ越しが終了!
使いやすいようこまごまとしたカスタム設定もできた。

 

東芝 dynabook AZ35/TW


 

東芝ダイナブック買い替えるの6年ぶりだけど、進化してたんだなあ。
音楽や動画を再生すると、やっぱりMacのままにしとけば良かったなと
思ってきたけど、今回のはパソコンにしてはいいスピーカーになってる
みたいで、パソコン全体から響くように聞こえるからびっくりだよ。

India の “Vivir Lo Nuestro” を聞いてみている。サルサの名曲だよ。

 


昨夜は、目線に困るほど肉付きがよくて、むちゃくちゃサルサのうまい
南米のセクシーガールズたちが遊びに来ていたんだけど、
途中で、その中の一人が、昔よく踊りに来ていたマリオだとわかって騒然。
『スーパーマリオ』じゃないよ、名前がマリオ。つまり男だったの、昔遊びに
来ていたときは。

しばらく顔を見なくなったと思ったら、ばっちり大変身して、すごいむちむち
セクシー女性に変身しちゃっていたの。

もー、マリオをよく知る人もびっくり仰天だよ。
「マリオが久しぶりに顔を出してる」と聞いて会いに来たという南米男も、
しばらく誰がマリオかわからなくて、きょろきょろしながら
「マリオどこ? 右の人? えっ、左の人? ほんとにマリオ?」
と何度も確認しに来る始末。それでも、


「マリオ? 久しぶり、
マリオ・・・・おお・・・マリオだ、確かにマリオだ!
おお、ってことは、お前、幸せなんだな! そりゃあ最高だぜ!

乾杯だーーー! 踊るぜーーーー! うぇーーーーーーい!

って感じて大盛り上がりになって、みんなで踊ってたから見てて楽しかった。
ラテン気質のすきなとこ。
マリオがリクエストしてくれたサルサもなんとか探し出してかけられたし。
よくわからないけど勝手にお祝いした気分になった。サルー!
いろんな人生があるよね。

 

日本人が驚く中南米33カ国のお国柄 (PHP文庫)

 

Vivir Lo Nuestro

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「医療の発達」に男子の出生を頼る怖さ

男系男子派の百地章氏は、テレビに出るたび
「医療が発達していますから、立派にお子様が生まれる。心配ない」

と主張されるけれども、一人の女性を医療の力で縛りつけて、男子が
生まれるまで何度でも出産させようと考えていることと変わりないし、
そんなことは一般的な感覚とは完全に乖離しており、
女の立場からすれば、はっきり言って、おぞましい。

それにそもそも、「男子の出生」を「医療の発達」に頼るようなことを
堂々と言っていいのかとも思う。


以前、ライジングの連載で「個人精子バンク」という不気味な現象を
レポートしたけど、ある日本人医師は、
夫が無精子症である夫婦に、
夫の実父から精子提供を受けて、体外受精を行い、計118人もの
赤ちゃんを出産させてきたという。
この医師は、排卵誘発剤を使って多胎妊娠させたあと、そこから胎児を
「間引き」するという手術を行っている。


それが患者さんたちの希望なのだ、と医師は言っているそうだけど、
やはり
私は、このような「医療の発達」の利用には、おぞましさと嫌悪感を
感じてしまう。
そこに喜びの笑顔があったとしても、「どんな手段を使っても構わない」
という人間のエゴを丸出しにした姿には、「醜い」という感覚がどうしても
ぬぐえないからだ。

医療技術に男子の出生を頼るという感性は、こういうおぞましさに
つながっているのでは?
「男系維持」の願望以前の生命倫理の大問題が、背後に控えている
ように思う。

 

生殖医療の衝撃 (講談社現代新書)

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安倍ガールズのこと。

 

ライジングに書いた『“奥様・稲田朋美”が“準男性”に変わるまで』
いろいろな感想が寄せられていて、
「実は自分もネトウヨや自称保守の思想に毒されていた時期が…」
という告白がいくつかあったけれども、その身の振り返り方は、
本当に素直で、謙虚で、自分の言葉で語られていて、好感の持てる
ものばかりだ。
自分の勇気から生まれた体験は、思考を厚く深くするように思うから、
どんどん言葉にしていったほうがいいのじゃないかなあと思う。

しかし、安倍首相は入念に女性をスカウトしていたんだな。
稲田氏と同時に、丸川珠代氏のこともすこし調べたけど、
もう安倍首相が大好きで尊敬して感動的で仕方がないらしくて、

「わたくし丸川珠代は安倍総理を命がけでお支えします」
と宣言していた。
3日に分けて安倍首相への熱い気持ちを綴りまくったブログもあった。
影響を受けた人に対する強い尊敬の念を表明すること自体は普通の
ことだと思うけど、3日に渡って綴っちゃう心理やいかに・・・。

さらに、ある動画のなかで丸川氏本人が語っていたのだが、
政治家になったきっかけのひとつは、テレ朝アナウンサー時代の上司が、
たまたま山口県出身の筋金入りの安倍支援者だったことだ、と。

その人物は、テレ朝の政治部記者で
「安倍さんをなんとしても総理にするんだ」という強い思いをもって、

丸川氏に一緒に勉強するように言ったという。
そういうわけで、「テレ朝にいながら保守思想を学んだ」、と。


そして『朝まで生テレビ』のキャスターとなり、自称保守論客たちに心酔。
当時、内閣官房副長官であった安倍首相と、ごく少数のメディア関係者との
勉強会に参加。

この勉強会もどういう意図で開かれているのか、ひっかかるものがあるが、
その頃、自身のアナウンサーとしての仕事が
「自分の立場で物を言うことができない」

「誰かの言葉を借りてこなければならない立場」
だと感じていた丸山氏は、「そんなもので空間を埋めている場合じゃない」
と感じ、安倍晋三からのスカウトに応じてポンとアナウンサーを辞め、
2か月後に立候補して当選、と。

なるほどぉ・・・
「主婦になって子供を産んで弁護士を辞めて暇だったところに、『産経新聞』
と『正論』があり、安倍首相に出会った」という稲田朋美氏と似ていて、
こちらも《自己実現系》の政治家かもしれないなぁ。

 

自己実現

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文藝春秋10月号「天皇生前退位の攻防」

今日発売の『文藝春秋10月号』に、「お気持ち表明」に至るまでの
天皇皇后両陛下と宮内庁参与の議論の様子が掲載されている。
最初に陛下が「私は譲位すべきだと思っている」と議題を投げ掛け
られたのは、もう6年も前、2010年7月のことなのだそうだ。

宮内庁参与会議のメンバーは、宮内庁の職員ではなく、あくまで
「天皇の私的な相談役」の数名。
人数分の弁当が並べられた長テーブルに全員が着席して、
天皇陛下が座長役をおつとめになっての議論が行われるという。
会議では、皇后陛下も非常にシャープな意見を述べられるそうだ。
公の席での雰囲気とはまったく違って、「議論にお強い方です」との
証言もあった。

2010年7月の「譲位」の議題に、場は騒然となり、
最初は皇后陛下はじめその場の全員が
「摂政をお立てになっては」「陛下以外の天皇は考えられません」
と反対の意を唱えたという。
しかし、陛下は強い口調で「摂政では駄目なんだ」と述べられる。
その日の議論は夜7時にはじまり、深夜12時を回るまで続いたという。
もちろん交わされた議論の内容についてそのすべてを記事にできた
わけはないだろうが、両陛下ふくめ全員が立ったまま議論を続けるなど
その激しさが生々しく描写されている。

この最初の「譲位」の会議から、議論は何度も繰り返され、
長時間の議論のあとは、立ち上がった皇后陛下がよろめかれる時
すらあったという。
やがて、皇后陛下はじめ全員が天皇陛下のご意思に賛同。
陛下は、たったひとりで立ち上がられ、議論によって道を作って

こられたのだ。

それからは、陛下のご意見を代弁する宮内庁長官が、時の政権との
パワーバランスにいかに苦慮しながら、ボールを投げかけてきたかが
綴られている。
2009年・鳩山政権下で小沢一郎氏が、陛下に習近平との会見を求めた
「天皇の政治利用事件」
も、
2013年・安倍政権のオリンピック招致活動への高円宮妃出席要請も、
宮内庁と政府とのいさかいとなり、それがもとで意思疎通が途切れ、
結果、陛下のご意思を相談することが難しくなるという影響があった。
政権交代を待たねばならないことも何度もあったという。

天皇陛下の譲位=皇室典範改正実現への闘いは、2016年8月の
あのビデオメッセージで突然始まったものではなかった。
これまで起きてきたさまざまな皇室と政権との問題は、
今になってようやく国民に知れ渡った陛下の譲位へのお気持ちに
すべて関わっている問題だったのだ。


しかし、安倍首相は、オフレコの場ではこう漏らしているらしい。
「やるなら特別法だ」
「皇室典範に手をつけるといろいろな蓋を開けてしまう」

女性宮家・女系天皇論には触れたくない、蓋をしておきたいという露骨な
本音だ。


安倍首相は、当然、この6年間の天皇陛下・宮内庁との攻防の当事者
であり、陛下のご意思を十分に知り尽くしているはずである。
それならば、「皇室典範の改正には長い時間がかかるから」などという
理由で「特別法」に逃げることは、陛下をどれほど侮辱・愚弄する行為
なのか、十分に自覚して発言しているはずだ。


そこまでして、天皇陛下に反逆したい理由はなんなのか?
日曜日のゴー宣道場では、孤独な長い闘いを続けられている陛下を
強く支持し、反逆者たちの姿、反逆者たちに影響されてしまう人々の
心理をとことん解剖し、言語化していきたい。

 

文藝春秋 2016年 10 月号 [雑誌]


 

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別に私の前でポケモンやってもいいんだよ

おかしいと思ってたんだよ。
この頃、店に出ると、なんだかみんながやたら私の顔色を窺うような
目線を送ってくる気がして。店のスタッフも、常連のお客さんも、

私が近づくと、さっとスマホの画面を裏返したりするし。

やっとわかったよ。

どうやら私、密かに「新宿二丁目のポケモン取締官」と呼ばれていたらしい。
ポケモン配信直後に、街中でいい大人がぼーっと立ち尽くしてポケモン
やってる姿があまりに気持ち悪いと思ったので、店でも、
「信じられない」「いい大人が気色悪い」「どうかしてる!」
と毒舌吐きまくってたんだけど、実は、ポケモンやってないのは私ぐらい
だったらしい・・・。

なんだかうちの店は、ただいるだけでモンスターだかボール(?)だかが
うじゃうじゃ湧いて出てくるようになってるらしく、ポケモンやってる人

なら誰もが気になって仕方がないんだって。
だけど、私が恐くて、こそこそ隠れてやってたんだって。

たまに、荷物を置いたままふと姿を消す人もいるんだよ。
全然帰ってこないから、どこへ行ったのかと心配になって、外に出て、
通りの様子を眺めてみると、決まって4、5軒先のロックの店の前で
スマホをいじっている。
なにしてんだろと思って、じーっと目を細めて見ていると(近眼だから)、
ふりかえったその人は、「ハッ」という顔をして、何気なーくスマホを
お尻の後ろに隠しながらこっちへ帰ってくる。
「ちょっとメールが・・・」なんて言いながら。
変だなあと思ってたんだけど、どうやら、そのロックの店の前でも、
うじゃうじゃなにかが湧いてるらしい。
私、監視してるみたいになってたわけさ。あはは!

いいんですよ、別に私の前でポケモンやっても。

「だって、木蘭、『ポケモンスル者、人ニ非ズ』ぐらいの勢いだったから…」

青い顔で、実はポケモンやってることを打ち明けるみなさん。
たしかに、私「まったく、どいつもこいつも」ぐらいのこと言ったしね…。
いいんですってば、どうぞ自由にやってくださいよ、と言ったら、
その場にいた人全員がスマホを取り出して、モンスターを見せ合って、
盛り上がりはじめたのであった。

おかげで私は手が空いたから、奥に引っ込んでクッキーかじりながら
店のメールをチェックしたりして、

(でも店のなかがポケモンに夢中な人ばかりっていうのも、私からすれば
気を遣う必要がなくて楽ちんで、ある意味ラッキーだな)


なんて思っていたら、

「あっ、木蘭いなくなっちゃった・・・」
「ポケモンの話なんかばかばかしくて聞いてらんないって思ったのよ・・・」
「そりゃそうだね・・・あ、いまモンスター出てるよ!」

などなど話し声が聞こえてきて笑ってしまった。
かなりあきれたけど、別に私を恐れることはないです。
どーぞ。好きにやってください。

 

なぜ人々はポケモンGOに熱中するのか?

 

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Aがはずれる!

使っている時間が長いから仕方がないんだけど、
ノートパソコンがどんどんぼろぼろに壊れていく。
特に「A」のキーがはずれる!
「Aがはずれる」という文章で「A」を3回使うと、2回くらい

はずれる。と書くと、またはずれる! あああああああ!

ライジングの原稿を書くのにも、「A」のキーが何度も何度も小指に
くっついてはずれてしまい、
そのたびに小指でガリガリ押し込んではめなおすので、画面に
「あああああああああああああああああああああああああああ」
と連打してしまう。

しょうがないから、「あ」の連打専用に、常に別の文書ファイルを
開いておいて、外れるたびにそっちに思いっきりあああああやっている。

 


「チャンネル桜」も「加瀬英明氏」も「竹田恒泰氏」も「渡部氏」も
「タネとハタケ」もAを使いまあああくるから本当に面倒だああああ。

それで電機屋へパソコンを見に行ったんだけど。
どうしても使い慣れてる東芝のダイナブック15.6型が良くて、
私のやってる作業についてきてもらえるスペックを選ぶと、
中古でも8万、9万だって。高いなあ。
昔のパソコンよりも性能が良くなってるんだろうし、そんなに
高価なCPUを選ばなくてもいいんじゃないのと聞いてみると、

「たしかに性能は良くなっていますが、その分、OSやソフトが
重くなっているんです。
お客様の使用状況では追い付けなくてイライラされる可能性が
高いですね」


だって。はーっ、そういうことか。
私のパソコン、Windows10を入れたら、とたんに耄碌しはじめて、
ときどき気絶するようになってしまったのよ。


うーむ、しかも中古じゃ、前の利用者がどれぐらい使ってたかが
わからないし、またすぐ「A」が外れたりしたら腹立つしなあああ。
結局買わずに帰ってきたけど、遅かあああれ早かああああれ
買ああい替あああえだあああ。
はああ・・・ああああ

 

 

「A」 マスコミが報道しなかったオウムの素顔 (角川文庫)

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感動ポルノ、なるほど

ライジングの「障害者は感動的な人ではないから恐れるな」で、
『Vogue Brazil』のリオ・パラリンピック広告をはじめて知った。
モデルの二人は、ブラジル人なら誰でも知っている有名俳優で、
その分、インパクトは強烈だったらしい。
発案者にその意図があるかどうかはわからないにしろ、
「どんな人でも障害者になる可能性がある」という投げかけが、
画像に宿っているようにも感じた。
逆に、障害者に手足をつけるCG加工をしたら、差別につながる
のではないか、という小林先生の指摘には、まったくその通りだな
と深くうなづいた。


ふりかえってもしょうがないけど、
むかし書いた単行本のことを思い出したので添えておく。

いろいろなお客とのやりとりを面白おかしく書いた一冊だけど、
原稿を書く前の、プロット案のなかに、身体の一部が欠損している
男性の話を入れていた。
対面したときはコートを羽織っていて気付かなかったのだけど、
途中でわかって、驚いた私は、思わず、
「こちらはどうされたんですか?」
と聞いてしまい、すぐに、しまった余計なこと言ったかも・・・と思った。

すると、その人はこう返してきた。
「みんな見て見ぬふりをして、顔をそらしたり、こわばらせたまま無視
したりして変な空気になってしまって、こちらも後ろめたく思うんだよ。
そのまま聞いてくる人、うちの5歳の姪っ子以来だよ、うれしいね」
たまたまうれしいと感じる人で良かった。
ホッとするとともに、5歳並みになにも考えていない自分を恥じ、
しかしそんな風に感じてきた人だったのかとも思い、
そこから、事故の体験を聞いたり、
でも障害者全員が障害に触れられて気楽に感じるとは限らない、
気付かれたくないと思っている人もいるよと教えられたりすることに。
感動的な要素も混在しつつ、真剣に聞き入ってしまう。

ところがその後、男性が、けっこうダメなルール違反に走る。
それで、「いい加減にしてください!」と怒って、それでもダメなので、
すごい勢いでちゃぶ台ひっくり返すような文句を言ってしまうという話だ。

当時の編集者にはこの話はダメだと言われてしまった。
障害者を取り上げること自体、悶着が起きる可能性があるからダメ、
あまりに特殊すぎるし、とにかくダメ、ということだった。
そもそも私の本なんて一冊まるごとあまりに特殊すぎて、悶着起きようが
ないのでは・・・と思ったけど、出版には自主規制があるのだなと知った。

もっとうまく書けばよかったな。

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