今日のボタバラ、大爆笑した。

昼メロ『新・牡丹と薔薇』、今日はオンタイムで見てたんだけど、
あまりにも面白すぎて、部屋でひとりで大爆笑してしまったよ。。。

高級ホテルのお洒落なカウンターバーで、恋人の存在について
姉妹ゲンカをはじめた美輪子と富貴子。

「綱輝さんって凄いのよ。今まで体験したことのないくらいの超ド級で、
アタシ、もう身体がトロけそうで、何回達したかわからない。
淫乱の限りを尽くしてずいぶん楽しんだわ!」

「こっ、このアバズレーーーッ!」


こんなセリフを生身の清楚な女性達が罵り合う姿を見られるのは、
ボタバラだけ。シナリオ買って読みたい。

美輪子の妄想を映像化したシーンもめちゃめちゃ面白かった。
こういう自分に都合のよいことだけを信じ切って、妄想にそぐわない
現実については拒絶して攻撃しまくる美輪子って、うざくて滑稽でも
あるんだけど、街頭でヘイトスピーチしてる人たちも同じ病理だよなあ。

ああ、金曜日のボタバラは濃厚だ・・・。
週末の2日間が空いても、月曜になればまたドラマにチャンネルを
引き戻す力があるもん。
すばらしー!
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昼メロがたまらん

他人のスキャンダルは1日限りでいいや・・・。
ちょっとした日々の喧嘩だっておのおの言い分がまったく違うのに、
メディアでわんわんやる離婚の証言やら夫婦の会話の再現なんて、
登場人物全員に正確にきっちり公平に取材されたものなんて
この世のどこにもひとつもないと私は身をもって思ってるから、
ベッキーとゲスの極みの話も、しょっぱなの衝撃が去ってからは、
どんどんうんざりするものに変わってきた。
とりあえずベッキー負けないでー。

それより、毎日録画している東海テレビのお昼の30分ドラマ
『新・牡丹と薔薇』の登場人物どうしの罵りあいが快感すぎる。

「許さないわ・・・この役立たずのメス豚!」
「あのカマキリ野郎!」
「ほらほら、身体んなかで純粋なエキスが膨れ上がってんだよーっ!」
「こーんなデカいアメリカ人とセックスした女」
「ぬけぬけとこの破廉恥女!」
「こちとら、愛の奴隷でございますよ!」
「この・・・アバズレーッ!」


罵り、嫉妬し、抱きつき、涙で謝罪し、復讐の炎を燃やし、殴り、殴られ、
刺され、お屋敷が燃え、恋人できて、寝取られ、乾杯し、刺される!
いやあ、月曜から金曜まで毎日30分弱の短時間に、これだけ毎回
昼メロのドロドロの王道をきっちりぶちこんでジェットコースター式に
飽きさせない、脚本家の中島先生。その技術力、尊敬する・・・。
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テレビを賑すのはお年寄りばかり

昨夜、世界の衝撃映像を紹介するテレビ番組を見ていたら、
「日本のありえない家」の家主として登場する一般人が、
ほぼ全員、70代から80代のお年寄りだった。
出てくる家もすごかったが、年齢層の高さと、出てくるお年寄りの
頑丈さのほうがすごかった。

家を鉄骨で21メートルの空中に浮かせ、専用エレベーターに
乗って出入りしているという人は83歳だったし、

家のなかに電源装置を大量に作り、スイッチを押すと、
玄関のドアや、網戸が開閉したり、
床がパカッと開いてトイレがせり上がってきたり、掘り炬燵の底に
足湯が流れ込んできたりする「手作りオートマチック・ハウス」の
製作者&住人もかなりのお年寄り。

外壁が、びっくりしたおじさんの顔面にデザインされている建物に
住む家主も、

10年かけて大木の枝の上に手作りの小屋を建てて、秘密基地
生活を楽しんでいる男性も、相当な、そして頑丈なお年寄り。
木の上の秘密基地に住む男性は、週末になると友達を呼んで
ホームパーティーをしているそうだけど、その面子がまた、
見事に年齢層が高かった。

ニュースを見ていても、
92歳の女が高校生をひき逃げとか、
80代の男が68歳の女性をひき逃げとか、
93歳の夫が、老人ホームで一緒に暮らしていた93歳の妻を絞殺して
逮捕されたとか、かなりの高齢者による事件が目立つ。

きのうは、75歳の男が、自作の演歌CDのジャケットとチラシを
ちらつかせて、「持ち歌が売れる」「北島三郎先生と仲良しだ」と騙り、
80代の女性から金をだまし取ったとして逮捕されていた。
そのジャケットのデザインと、自作の演歌の
「家族ほど 素晴らしいものはない♪」
という一文からはじまる歌詞がとことん間抜けだったので、
思わず笑ってしまったんだけど、
そんな年齢にまで達しても、まだこんな込み入ったことを考えて
人を騙してばかりいるセコイ老人がいるのか、と思うとため息がでた。

これからますます、やっかいな老人が爆発的に目立つようになるんだろう。
外見も言動も、むかしイメージしてた「老人」よりも全然若い・・・というか、
成熟していない人が多くて驚いてしまう。
なんだか自分の老後もイメージできなくなってきた。
50代には野宮真貴を目指し、
60代には桃井かおりを目指し、
70代以降は樹木希林として君臨したいと思ってたんですけど。
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映画のほうの『キング・オブ・コメディ』

テレビをつけるたびにキングオブコメディの高橋容疑者が
連行されていくので、レンタルビデオ店をぷらっと歩いたら
『キング・オブ・コメディ』という映画のタイトルが目にとまり、
そのまま借りて観ちゃったよ。

『タクシードライバー』スコセッシ監督×ロバート・デ・ニーロのコンビで、
同じような妄想癖のある男の奇行が描かれていくんだけど、
「コメディ」と名がついているのに、こっちのほうがはるかに薄気味悪い。

主役の男は、母親とともに実家に暮らすニートの中年男で、
自分が大スターのコメディアンになったという妄想のなかで過ごしている。
自室にTVショーの書割や、憧れのコメディアンの等身大パネルを置き、
それを相手にひとりで饒舌にしゃべってはスター風情を気取ったりして
悦に入っているんだけど、この姿が、やたらキモイ。

ファンからサインを求められるという妄想の最中に、
現実の母親から「お前、なにやってるんだい!」と声をかけられるのだが、
母親には「うるさいんだよ、邪魔しないでくれ!」と怒鳴り返しておいて、
そのうえで、ふたたび妄想の相手との会話に浸ろうとする。

女と話していても、憧れのコメディアンと本当に対面している最中でも、
あくまでも自分は才能あふれる大スター。
テレビスターとだって対等に話せるボク。
誰かが軌道修正してあげようとしても、
見たくない現実は徹底的に見ようとしない。
自分にとって心地よい妄想から外れる話は、一切聞き入れない。

そのうち、男の妄想は、現実の世界に解き放たれてしまう。
憧れのコメディアンを誘拐・監禁し、自分がそのTVショーに出演して
しまうのだ。
もちろん、周囲は警官に取り囲まれており、被害者を保護するまでは
男の妄想に付き合って、番組がすすめられてしまうのだが・・・
当然、逮捕。
ああー、こっちのキング・オブ・コメディも連行されていくよお・・・!
そしてラスト、これは妄想なのか、はたまた現実なのか??


程度の差こそあれ、日本中にいっぱいいそうな人、ってところが
また薄気味悪さを倍増させる。
1982年の作品ということだけど、今、ピッタリはまるのでは。


でもキンコメは、相方さんがほんと気の毒だなあ。
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年の瀬、振り返りたくない人たち

2015年をふりかえる番組が多い。
特に、今年お茶の間を賑わした「困った人達」が再びフィーチャー
されているけど、政治家部門は、
号泣議員、パン泥棒大臣、セクシー写真集出版議員・・・
ホントにろくな人間がいない。

号泣議員は、そうだなあ、「引きこもり愛国動画元議員」として、
自宅の一室からYoutubeに向かってやり直すしかないよーな。

パンツ大臣は、顔が完全に「黒」ですから本当に早く辞めて下さい。

それから、セクシー写真集出版の上西小百合議員、
TVタックルに例の秘書と並んで出演して、地元のおじさんに
「俺は5票持ってるからよ」と言われて、さわさわ手をにぎりながら、
「5票ぉ? やだぁ、お願いしますぅぅ♪」とかやってる映像を流したり、
あの写真集はマスコミに叩かれてヤケクソで出した、みたいな事を
ぬけぬけと言ったりしてたけど、おまえどこのキャバにいる気だよ?
納税者は金持ちのやらしいじじいばっかりじゃねえんだよ!
税金の無駄じゃい!
ネオン街で勝ち抜け組のじじいの飾り物にでもなってマンションでも
スナックでも買ってもらって黙って安泰に暮らしてりゃいいだろ!?
そもそも、票入れたクソじじい共もいい加減にしてください!
じじいの上にクソでどうすんだよ!
あたしは、じじいは好きだけどな! クソは嫌いなんだよ!
みっともないわ!
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年の瀬、失恋のトナカイ

ひきつづき年の瀬の繁華街。
クリスマスは静かなものだった。
レストランや、イルミネーションスポット周辺の店は忙しかったろうけど、
うちはもともと食事後の二軒目もしくは三軒目のバーだから、
自宅でチキンやローストビーフを並べて「宅飲み」する人や、
そそくさとラブホに消えるカップルが増える日は、そう集まらない。


イブの深夜は、赤鼻のトナカイの着ぐるみをかぶった常連の男子が
ひとりで来店。仲間たちと一緒に、小児科病棟に入院中の子供たちに
プレゼントを配るボランティアをやってきた帰りなのだそうだ。

「去年いた子が亡くなっていたりして、つらい気持ちにもなるけど、
俺、子供の頃小児科病棟にいたから、やらずにいられないんだよね。
もう活動しはじめて20年になるんだけど」


へえ、そんなことやってたのかあ。
いつもカウンターでぶすくれてブツクサブツクサ言ってるし、
なんだよ浮かれてトナカイかぶっちゃってと思ってたけど、
いいとこがあったんだなあ。
すっかり見直して、話につきあっているうち、ふと思い出した。

「あれ? トナカイ君、あんた、今年のクリスマスは彼女連れてくる、って
言ってなかったっけ?」


そう。先月、このトナカイ君は、「やべー! 彼女できそうなんだけど!」と
喜び勇んで店に駆けこんできて、ニタニタしながら、印籠でも掲げるように
スマホの画面を私の顔の前に突き出し、女性の写真を見せつけてきたのだ。
かなりの美人だったので「これ、まじ? どーなってんの?」と真剣に驚いて
トナカイ君を怒らせたりもしたが、どうも、慣れ染めを聞けば聞くほど本当に
脈があるとしか思えなかった。
「今年は楽しいクリスマスになるねえ」
「うん、レストラン予約しちゃった。イブの日、この子連れて飲みに来るから、
よろしく頼みますよ?」
「わかったよ、たっぷり持ち上げてあげるからビール一杯おごれ!」
なんて話していたのだ。

するとトナカイ君、途端にカウンターに顔を突っ伏してしまった。

「……察して、くださいよ……ぉぉぉぉぉぉぉ」

あ。
え、えーと、次はなんの曲かけようかしらね。
今日はずーっと世界のクリスマスソングばっかりかけてるのよねー。

「……クリスマスじゃない曲、かけませんか……ぉぉぉぉぉぉぉ」


あ。
そーね。そーよねー。他のお客さんもクリスマス感期待してるわけじゃ
ないみたいだし、そんなに浮かれてもしょうがないわよねー。
うーんと、次の曲は、「ホワイトクリスマス」のサルサバージョンをセットして
いたんだけどおー、とりあえず2曲ぐらい先に送って、聞いたことないの
かけてみましょうか。
あ。2曲先は、サンバが収録されてるみたい。ね、サンバにしましょう。
いいですか、ここはブラジルです。むしろクリスマスでもありません。

「……うん、いいね、この際、サンバでテンション上げよ……ぉぉぉぉぉぉぉ」

店内に置いてあるマラカスを片手に、自虐キャラとしてテンション上げようと
しはじめたトナカイ君。
あちゃー、こりゃ大変だわ…。顔色をうかがいつつ、次の曲どうしようかと
考えはじめた頃、かけたサンバが、「ジングルベル」のサンババージョン
あったことが発覚。店内は、むしろ陽気なクリスマス★に。


あ。
そもそもこのレコード、丸ごと一枚、クリスマスのラテン特集だった。

「……ぉぉぉぉぉぉぉ……」

泣きそうな顔で、サンバのリズムの「ジングルベール♪」に合わせて
マラカスをふる、赤鼻のトナカイ君。や、やっばー。
しかし、芸は身を助く。
彼は新宿の繁華街を馴らしまくっているのでマラカスがやたらうまかった。
「わー、トナカイかわいい!」
「すごい、マラカスうまーい!」
みるみる来店した人たちに取り囲まれて、調子を取り戻していったようだった。


深夜2時。
閉店後、「スタンド・バイ・ミー」が静かに流れる店の片隅には、
よれよれにくたびれて爆睡する、傷だらけのトナカイの姿があった。
人を楽しませるのが好きなんだから、しょうがない。
まあ来年は女の子とすやすや眠れるクリスマスになるといいよねえ。
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続・年の瀬の新宿二丁目

ダースベイダーは、ずいぶん気の良さそうな、素朴な中年男性だった。

先日の日記「年の瀬の新宿二丁目」のつづき。

忘年会シーズン、繁華街では、普段あまり酒を飲まない人が飲んで騒いで、
一年の記憶とともに財布やかばんやスマホやライトセイバーを
忘れていく事件が多発中。
ライトセイバーを忘れていったダースベイダーの扮装をした方は、
やはりまたダースベイダーの格好で、ご来店。
ヘルメットをかぽっとはずすと、照れくさそうな笑顔を見せた。

「先日はどうもお騒がせしてすみません。甘い炭酸系のカクテルください」

丸顔で、誠実さと素朴さが顔に溢れている。
週末を利用して北海道から遊びに来ている会社経営者なのだそうだ。
しかし、衣装セットが本格的ですごい。
カウンターに置かれたヘルメットは、高さだけでも40センチ近く、
裾が広がっているので2人分の幅をとっているし、
肩も胸当ても本物に近い細工がほどこされており、胸元の計器は、通電して
ぴかぴかと光っていた。

「それ、光ってるってことは、バッテリーも積んでるんですね? 重そう・・・」
「そうそう! まあ重いのはダースベイダーの気分を楽しめていいもんでねえ」
「この格好で、北海道から? 大変ですね、飛行機ですか?」
「飛行機。さすがに衣装は荷物に詰めて運んだんだけどね。ホテルで着替えて」
「ライトセーバーとか、やっぱり機内持ち込みできないですよね」
「そう。全部預けて。結構大変よお。だから東京にいる間は着ないとさあ。
でも、この衣装かなり蒸れるんだよね。この寒いのに汗かいちゃって」

おしぼりを差し出すと、ダースベイダーはぺこりと頭を下げて、顔をふきはじめた。
もともと地元で、子供たちをたのしませるために、お祭りを催したり、
いろんな扮装をして登場するという趣味の会を結成している方なのだそうだ。
集団でスーパーマリオの格好をして、カートで街中を走りまわって驚かせ、
地元の新聞に取り上げられたこともあるという。
「子供たちがきゃーきゃー喜ぶからさあ。楽しくてやめられないんだよねえ」
ダースベイダー、本当にやさしそうな笑顔だった。
現在、お嫁さん探し中。肝心のスターウォーズはまだ観ていないそうだ。


それから、一カ月前にかばんを忘れて行ったきりだった男性が来店した。
30年以上になる長いお客さんだけど、愛称でしか呼んだことがなく、
誰ひとり本名も連絡先も知らないという。
仕方なく、そのままずっとかばんを預かっていた。
「ああ、ここにあったのか」
今年のうちに渡せてよかったけど、一カ月もかばん忘れたままで過ごせるって、
その度胸がすごい。

「人間、思い込みだからな。大事なものなんか、たいして持ち合わせちゃいないのさ」

そう言ってラム酒をあおると、胸ポケットからしわくちゃのお札を取り出し、
カウンターにぽんと置いて、「じゃ、またな」と男性は帰っていった。
あの人、スナフキンかもしれない・・・。



と思ったら、

アアっ、ちょっとおお! これじゃ代金、足りないんだけどおおおっ!!

あわてて追いかけたら、「ツケといてよ! うっしし!」とイタズラ坊主のように笑い、
走って逃げていった。
そーいう人なんです。
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年の瀬の新宿二丁目

なんだか朝起きた瞬間からすでにクタクタだぜーっ!
小林よしのり先生との生放送が終わって外に出たら、寒くて驚いた。
そのまま新宿二丁目へ急行。
働いてるラテンバーが、年末の忘年会流れの団体さんや、
誕生日の会などで忙しいということで、救援に呼ばれていた。
店に到着すると、入り口から激混雑のぎゅうぎゅうづめ状態で、
おまけにダースベイダーのコスプレした人が来店した上に、
ライトセーバーを忘れていったらしく、
フロアは、そのライトセーバーを使ったリンボーダンスで
めっちゃくちゃに盛り上がっており、
店員の私は、いやおうなしに反りかえってくぐるはめに。
奥の席へ注文のセットを運びきるまでに最低3往復必要なので、
(混む店なので、お盆なんか使ってるとひっくり返すから)
計6回リンボーしてしまった。腰が痛い・・・。

閉店して掃除してたら、財布に、カバンに、コートに、スマホ、
そしてライトセーバーと、お忘れ物が多数。
終わって、送りの車に乗ったときには、深夜3時半。

外は凍るほど寒いのに、驚くほど人がうじゃうじゃ溢れている。
この時期は、終電を逃すと、帰ろうにもタクシーがつかまらないのだ。
しな垂れあいながらよろよろ歩いたり、抱き合ったり、縁石に座り込んだり、
車にクラクション鳴らされながら車道の真ん中で濃厚なキスをしていたり。
(新宿二丁目だから8割は男男カップルね)。
私が乗っていたのは普通の黒い乗用車だったのだけど、
タクシーと勘違いした酔っぱらいが、必死で停めようとして、
手を挙げながら車の前に出てきたり、信号待ちの間に窓ガラスを叩いて
へばりついたりするので、運転手の方が如実にイライラしはじめて、
恐かった。。。

そして、結構な数の人が、映画館へと向かって歩いていた。
スターウォーズの上映がオールナイトでやっていたそうだ。
帰宅できない人にはもってこいだったろうな。
新宿を抜けるまでの間に、ライトセーバーを5本見た。


今日の開店一番は、きっと、お忘れ物のお引き取りの方からだ。
「昨夜は久しぶりに飲んじゃって・・・すみません」
なんて、恥ずかしそうにいらっしゃる方が多い。
いえいえ、飲み屋ですから。
しかし、ダースベイダーは現れるのだろうか・・・。

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『新・牡丹と薔薇』がはじまってるじゃないかあ!

ぬ、ぬわああ! 『新・牡丹と薔薇』がはじまってるじゃないかあ!
12年前、毎日大爆笑させられて、「東海テレビ大好き♥」になった
お昼のメロドラマだ。

元祖「牡丹と薔薇」では、小沢真珠と大河内奈々子をめぐる、
これでもか、これでもかのドロッドロ愛憎劇だったんだけど、
なにしろ、セリフが爆裂に面白かった。
「そんな単語、20年前に聞いたきりだよ!」と度肝を抜かれるような
レディコミ調のトンデモフレーズが毎回飛び出して、確実に笑いで
吹き飛ばしてくる。
脚本家が、いいあんばいでふざけているのが伝わってきて、
心ゆくまで大笑いしてしまう。

12年前、私は、新宿のマンションで細々と手づくり缶バッジを売って
生計をたてていて、友人と二人で、1日1000個から2000個の
缶バッジを制作しながら、1時25分になると『牡丹と薔薇』を見て
ひっくり返って笑いころげていた。
そして、「くそー、牡丹と薔薇の脚本家になりたい!」と猛烈に思った。

そ、それが復活するのねっ。

第12話からの参戦になったけど、早速すごいセリフが飛んできた。
屋敷のご令嬢に恋をした外人墓地の管理人の青年、
やっとの思いで管理人室で逢瀬することになり、ズボン脱ぎながら

「お互い、火の球になってぶつかりあうんだ!!」
「ほらほら、身体のなかで純粋なエキスが膨れ上がってるんだよおお!!」



。。。こ、これは、ブログで読んでも笑えないんですよ!
夜は外で働いてるから、メイン帯のドラマは追いかけることが
できずにいるんだけど、
『新・牡丹と薔薇』だけは月ー金の毎回録画、完了。
たのしみができたー。

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人の勇気は、とてもまぶしい。

昨日は漫画家の小林よしのり先生主催の「ゴー宣道場」、
議論のテーマは『道徳』だった。
基調講演は、評論家の切通理作さん。
もうこれがキャラクターパワー全開で、一週間前の打ち合わせの席で
同じ話しを聞いて大爆笑していたにも関わらず、やはりひどく面白く、
会場でも笑いが巻き起こった。

「道徳」というと堅苦しいお説教じみたイメージがあるけれど
ゴー宣道場で話す「道徳」は、まず小林先生はじめ、議論する全員が
「そもそも、わたしは全然道徳的じゃないです……」という告白から
入るため、終始たのしく、愉快で、自分の身や日常での感覚に引きつけて
考えられる時間になったと思う。
(もちろん私なんか、不道徳の最たるものだし)

実は、道場がはじまる直前の控室で、私は、小林よしのり先生から、
先日コメンテーターとして朝の番組に出た時のことについて

「(先生とのニコ生の)生放送のときはなんも勉強してこないくせに、
テレビに出るとなったらめっっっちゃくちゃ勉強しまくってきて、
知的な人に思われようとしたな!? この打算的な女めぇ〜〜っ!


と、面と向かって罵られまくり(あはは)、
ハイそうです知的に思われようとめちゃくちゃ頑張りましたよ…と、
のっけから心がぼっきぼきに折れていたので、ことあるごとに

(あの時の私も、この時の私も、損得勘定だけだったかもしれない…)

と、自分の不道徳さをいつも以上に深く自覚させられるハメに。

議論のなかでは、道徳の本質に迫り、

「『道徳』は、知識として取り入れられるものではない。
『勇気』を伴う習慣のなかで身につけていく『技術』だ」


というお話が出た。
これがとても腑に落ちた。

私はバスやタクシーから降りる時に「ありがとう」と言う癖がある。
これは、学校や本から習ったのではなく、母親がそうしていたのを
見て習慣づいたからだ。
バスから降りる時、いつも「ありがとう」と一言そえる母。
真似して言いはじめて、やがてひとりでバスに乗るようになって、
最初はもじもじして言えないのだけど、
ほかの子供が「ありがとう」と言って降りて行くのを見て、自分も
言えるようになる。そのうちに習慣化されて、大人になった今でも
自然と言うようになる。
これが、本来の『道徳』の形なのではないかと思う。


勇気か、なるほど、とも思った。
私にとって、勇気が出せない時の大きな理由は、自己保身だ。
自分かわいさで、もじもじしてしまう。
こちらがもじもじしている間に、さっと立ち振舞ってしまう人や、
捨て身の覚悟で何かに取り組む人の姿を見ると、
その勇気に、自分の自己保身の姿が照らし出されてしまったような
気持ちになる。
人の勇気は、とてもまぶしい。
信念、筋を通す光のようなものだから。

子供のころ「お天道さまが見てござる」という言い方で躾けられた
記憶があるけれど、本当のお天道さまは、
こういう、だれかの勇気のまぶしさのことだったかもしれないと、
ふと思い至った。

まぶしさに照らされて、奮い起されることもあれば、
自身の情けない影や、間違った姿が見えてしまい、直視に耐えられず
逃げ出してしまうこともあるけど…。
たとえ逃げ出してしまったにしろ、すくなくとも、
「あの時、自分は間違っていました」
「とてもずるい逃げ出し方をしてしまいました」
と言える勇気を出す習慣があれば、軌道修正ができる。

……けれども、残念ながら、その習慣のない人が(政治家を筆頭に)、
はびこりすぎているのが日本の現状かもしれない。


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