森友学園:籠池のウソに怯まず追及すべき

森友学園の籠池元理事長が財務省に提出していた小学校の
設立趣意書(大部分が黒塗りで公開)のタイトル部分が、
「安倍晋三記念小学校設立趣意書」ではなく
「開成小学校設立趣意書」だったとして、
産経メディアが大喜びしている。

ライジングでも、連続で森友学園問題を報じていった中で、
この「黒塗り設立趣意書」についての籠池証言も取り上げた。
本人の主張では「安倍晋三記念小学校設立趣意書だ」という
ことだったが、実際には、昭恵経由で、安倍の名前を使うこと
断られていたから、提出書類には使っておらず、
籠池もインタビューに対して嘘をついていたということだ。

しかし、これをもって「安倍は関わっていない」「籠池の譫言」
「籠池に騙された官僚の忖度」というイメージで、
「森友学園疑獄はなかった」という印象にすり替えていっては
ならない。

籠池の譫言だったのなら、なぜ安倍昭恵内閣総理大臣夫人付きの
谷査恵子氏が
動いていたのか?
谷査恵子氏は、籠池が昭恵の留守番電話にメッセージを残したこと
がきっかけで籠池と連絡を取り合い、
当時の財務省国有財産審理室長・田村嘉啓氏に問い合わせを行い、

土地の取引について、懇切丁寧なFAX回答を得るなどして森友学園
のために尽力しているのだ。




内閣総理大臣夫人付きの官僚が、指示もなく勝手に、一民間人で
ある籠池のために尽力することがあるのか?
昭恵が籠池からの伝言を聞いて、谷氏に指示したから動いていた
のではないのか?

現物の写真を持っていないのでモーニングショーで紹介された
画面を使わせてもらうが、






官僚が、なんの指示もなく、勝手に内閣総理大臣官邸から、
一民間人に書類を送ったりするのか?

籠池元理事長は、証人喚問で「神風が吹いた」と証言した。
その神風は《誰》がきっかけで吹いたものだったのか、
この小学校設立に関わった主要人物の証人喚問は一切行われず、
昭恵夫人をメディアから隠してしゃべらせず、
そして、官邸は「谷査恵子氏が勝手にやったこと」という流れに
して、証言させることなく、森友疑獄問題が沸騰している最中、
谷氏をイタリア大使館一等書記官として海外赴任させた。
ノンキャリアでは破格の超高待遇ということだ。

あきらかに、真実を知る人物たちを包み隠しているではないか!
どこから誰が見ても「隠している」ことが明らかだから、
国民は安倍首相の説明が納得できない、信じられない、と感じた
のだ。
黒塗りの設立趣意書ひとつで引いてしまってはいけない。
籠池のウソに怯えず、追及を続けるべきだ。

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加計学園認可の見通し。

「台風の影響」で中止されていた加計学園に関する大学設置審が
きょう開かれて、やはり10日に開設認可の答申が出るようだ。
安倍首相は、結局、押し切るつもりしかない。

大学って、建てたらゴールじゃない。
巨額の税金を投入しまくって、一度、私立大学を開設したら、
あとは、なにがなんでもその大学に存続し続けてもらわなければ
地方自治体側の帳尻が合わなくなる。
学生集めだって、初年度だけ数が揃えばいいって話じゃないからね。
インフラ、商店、学生向けの賃貸物件経営なんかもはじまって、
加計学園だのみの街づくりになっていく部分もある。
今治市としては、学園にもたれかかって補助金を流し込むことに
なるんだろう。
でも私立大学って、撤退、キャンパス統廃合の例がいっぱいあって、
そんな絶対安泰のものじゃないよ?

山本幸三・前内閣府特命担当大臣は、需要と供給の「市場原理」で
獣医学部を増やすんだと言っていたけど、
市場原理で私立大学を開設するなら、市場原理であっさり撤退する
場合も起きるってことだろう。
政府は、学問と税金をなんだと思っているのか。

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加計学園と今後の政治日程に注目!

寝不足が…3周半ぐらいまわってどこまで来たのかよくわかんなくなってきた。

今朝までメタリカスレイヤー聞きながら仕事してたんだけど、

午後から三浦大知にもどる。ゴールが見えて来たのでね。

ていうか、これ仕上げたら、三浦大知のライブに行くんだよ。泊りがけで。

 

 

総選挙翌日に認可答申がなされるというウワサのあった加計学園。

どうやら予定が狂ったようで、林文科相は…

 

「先日の台風の影響によりまして、予定しておりました会議が開催

できなかった。委員の皆さまの日程等の都合もあって、11月の前半

に答申される見込みと聞いております」

 

なんと!

加計学園認可の延期は、安倍首相への忖度ではなく、台風の被害
なのだそうだ。

具体的にどんな影響を受けたのか、文科省に問うと…

 

「審議中の情報なので、大臣が述べた以上の詳細はお答えできません。

何号の台風被害かも教えられません」

 

何号の台風で会議が延期になったのかも秘密なんだそうだ。

 

そんな加計学園、どうやら、11月10日に認可答申が出される見通し

という情報がある。

 

<今後の政治日程>

11月1日:特別国会召集

5・6・7日:トランプ大統領来日

8日:特別国会閉会予定(与党側の意向)

10日:加計学園認可答申?

10日から14日:安倍首相、APEC、ASEAN首脳会議でベトナム、フィリピンへ

 

野党側は8日の閉会について反発している。当然だ。

日程を眺めただけでも、本当に「謙虚に、丁寧に」説明する気があるのか、

まったく疑わしい。

国会を閉会するなり答申を出すのか、

答申を出しておきながら、安倍首相本人は日本から離れてしまうのか。

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愛知7区デマを撒く視聴者の会代表

山尾志桜里議員に対する「愛知7区無効票陰謀論デマ」、
仕事発注サイトでちまちまとデマ記事執筆者を募集している人間がいた
とのこと。

ランサーズで山尾志桜里氏のバッシング記事が800円で発注される

「愛知7区の無効票が多すぎる!」と内容指定

http://blogos.com/article/254905/


何号か前のライジングでも書いたけど、フェイクニュース製造には、
敏感になったほうがいいよね。新聞記者が、ネット発のフェイクニュース

に飲み込まれてるような事態だもん。

ネット上で仕事の受発注ができるサイトは、フリーランスで生きる人間が

食べていくために編み出した仕組みでもあるけど、
こういうデマ工作事件の舞台になってるのなら、早く運営会社がチェック
の体制や規制を考えたほうがいいと思う。
普通に働いても満足に稼げなくて、ああいったサービスを使って仕事を
受発注して生計を立てようとしている人がいっぱいいる時代だし、
今後もいろんな形で似たサービスはどんどん生まれるんだろうし。

ただ、表向きは「政治記事執筆」で募集して、取引がはじまったら、
この手のデマ記事を発注してるなんてのもいっぱいあるだろう。
本当に困った話だ。


そしてこれ以上に困るのが、愛知7区陰謀論デマは、
例の「放送法遵守を求める視聴者の会」の代表者・上念司がSNS上で
ばらまいて煽っていたこと。
経済評論家と名乗り、『WiLL』やら『Hanada』やらに登場し、

本を何冊も書いてるような人間が、こんな明らかなデマをばらまいて

平然としてたらダメでしょう。
視聴者の会は、たびたび新聞に脅迫まがいの全面広告を出したり、
カネを集めてテレビ局のスポンサー企業の株を買って意見してやる
とかとんでもないこと宣言して、株を買うための支援を総選挙翌日
から堂々と募ってるけど、
こうなってくると、ネット工作にもカネ使ってるんじゃないかと
勘繰りたくもなってくる。

 

 

平成29年11月12日(日曜日)14時〜

ゴー宣道場『権力と共謀して何がオモロイねん!』

ゲスト:高山佳奈子氏(京都大学教授)

登壇者:小林よしのり(漫画家)・高森明勅(日本文化総合研究所代表)・

笹幸恵(ジャーナリスト)・倉持麟太郎(弁護士)・泉美木蘭(作家、ライター)

https://www.gosen-dojo.com/index.php?key=bb98lbswg-24#_24

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「新潮45」の山尾志桜里バッシング記事はみっともない

発売中の『新潮45』11月号に「落選させたい政治家13人」という

特集があり、そのトップ記事が元財務官僚の弁護士・山口真由氏に

よる山尾志桜里バッシング。

山口氏は、森友問題では元財務官僚としてテレビで引っ張りだこの

姿を拝見していたし、私自身、何度かお会いしてお話しした事も

あるので書きづらいが、
一読して、「依頼があればこんなに知性のない記事を臆面もなく
書いてしまう女性なのか…」と非常に残念に思った。

山尾氏に≪「イケてる女」という自意識から降りられない女≫という

印象を持ち、レッテルを貼った山口氏は、その手前勝手な決めつけ

にしたがって、「アニー」から、結婚、心のなかまで、
決して知り得るわけもない山尾氏の人生とその私的な内面を
「おそらく〇〇〇だったのではないか」
「△△△することだったのかもしれない」
「〇〇〇せざるを得なかったのだろう」

と、自分の想像だけでこき下ろしていく。

山尾氏がどんな仕事をしてきた政治家なのか、
法案作成、議論の強さ、追及力、国会議員としてどういう能力を
持っているのかという公的な姿については、一切無視。

女の能力なんかアウト・オブ・眼中、すべては「女」を利用して
のし上がってきたんだろう、という決めつけ。

ひたすらゲスいゴシップが好きな八つ墓村の大衆ならわかるが、
山口氏は「東大主席卒業」というキャラクターで何冊も本を書いて
社会批評もしてきたインテリジェンスの塊のような女性だと思って
いたから、こんなに「能力」を無視するのは、逆に不自然に感じる。

東大から司法試験合格という山尾氏の道のりは、自分とぴったり
重なるとわざわざ告白し、その受験話についても、上から目線で
嫌味をつけくわえている。
あたしのほうが凄いのよ、と言わんばかり。
山口氏自身が、あまりにも「あたしが一番」と思いたい気持ちが
強すぎるのでは?

「イケてる女」という自意識過剰に陥っているのは山口氏のほうで、
山尾志桜里バッシングに加担することで自分の自意識過剰を免罪し
ようとし、自己顕示欲を満たしているようにしか見えない。
(すごくちぐはぐな言い方だけど)

自己顕示欲や負けず嫌いが、とんでもない原動力になる人はいる。
だから全否定はしないけれど、この記事は書き手の高慢さや、
女のマウンティングの心理がにじみ出過ぎてあまりにもみっともない。

東大を主席で出て財務官僚から「ニューヨーク州弁護士」という
超エリート街道を歩む美女でも、八つ墓村国・ニッポンでちやほや
されると、こんな醜い姿を晒してしまう。
ほかにもっと書けることがある優秀な人だろう。残念。

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共謀するな、フェイクと戦え

今週のライジングは「スマホとメディアとフェイクニュース
というテーマ。

 


広告収入を目当てに適当に作成された、
真偽不確かな「ネトウヨ向けフェイク愛国ブログ」や、
「左派向けフェイク政治ブログ」の記事などが、
ジャーナリストのSNSやメディアを介して拡散されることで、
「信頼性」を得て広まってしまう現象、
私は、今後もっと大問題に発展する可能性があると思っている。

右派、左派、それぞれの方面に対して、
心地よい主義主張や情報をかきあつめて適当に記事にすれば
金儲けの仕組みが作れるということは、
それだけ言論や主義主張がタコツボ化していて、
それぞれの小集団に長らく進化がなく、
あまりに単純化しており、魅了するのが簡単
ということでも

あると思う。

しかも、匿名カオナシのアメーバのような集団だけでなく、
メディア関係者やジャーナリストまでが、そういったフェイクの
ブログに簡単に騙されてしまうほど腐食されているのは、

すごく危険だ。
最低限の事実の検証や監視・追及の能力を失いすぎだろう。
本来はボツネタにすぎないものを、「ボツ」と判断できなくなって
いるということでもあると思う。


これじゃ、政治的意図を含むガセネタが流されるようなことが
起きたとしても、その真贋を検証することもできないのでは?
政治家が平然とつく有害なウソを見抜くこともできないのでは?

詩織さんの準強姦握りつぶし事件では、
詩織さんを中傷するためのデマがねつ造されてばら撒かれ、
一部大衆紙が、真に受けてコラムに掲載してしまった。

前川喜平氏の「出会い系バー通い」報道では、
全国紙である読売新聞が、まともな事実検証なしに平然と、
しかも政治的意図をもって記事を掲載。
【事件】としてきちんと総括されるべきレベルでは?

「政府発表」を追うばかりで、権力と迎合してしまい、
もはや権力と共謀してしまうメディアすら存在する状態、
検証・監視・追及の能力を蘇らせて、
権力やフェイクと戦わなければならないし、
それができなくなったら、

メディアは特定の政治勢力や、金儲け集団に、

簡単に利用されるものに成り下がってしまうと思う。

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議員個人の自由な発言を禁じる党!?

北朝鮮じゃ当局に無届けで平壌を一週間不在にすると、
即刻拘束されて拷問を受けることになっているらしい。
住民の相互監視が強化されていて、無届で不在にした者は
すぐに通報するようお達しが出たそうだ。
統制強化され、住民は疲弊…と。

これ9面に載ってた記事だけど、2面・3面あたりの政局欄と
一緒に視界に入ってきたら、都民ファーストの会か、希望の党
の話題かなって勘違いしそうだ。

都ファを離党した音喜多駿都議、上田玲子都議の記者会見は
すごかったね。上田都議ってロックだなあ。


〇言論統制、取材規制、メディア出演規制があった

〇議員個人の自由な発言を禁じられた

〇総会で異議を発言したら、役員に呼び出されて諫められた


〇政調会長から、質問も公的資料要求もしてはいけないと言われた

〇党規約自体が代表や一部幹部による独裁を許すものになっている

〇会派も党人事もメールでの事後報告

〇代表や政調会長事務総長の専任は、報道で知った


〇草の根で都知事選を応援してきた自分の地域政党について、
再三の解散要請があり、解散せざるを得なくなった

〇毎月政務活動費15万円、党費6万円を徴収されている

〇1枚2万円のパー券を数十枚売れというノルマがある



個人の自由な発言禁止、質問禁止、資料請求禁止ってスゴいね。
議員としての存在意義をすべて否定されるわけだから。
安倍首相を忖度して、資料隠蔽に加担した元理財局長みたいに
なれっていうことでしょ。
そりゃ、都議会、小池都知事を褒め上げまくる気色の悪い演説に
なるはずだよね。

党費やパー券については、大政党の実態は知らないけれど、
少なくとも都ファの場合、いくら党費が必要だとは言え、
議員間でなんの話し合いもなく勝手に幹部が決まり、
ブラックボックスのなかから一方的なお達しがあって、
毎月の徴収額を決められ、ノルマを課され、
「お前たちはただ黙って、とにかくカネを払え、

支持者からカネ集めてこい!」
と言われているわけだから、そりゃ納得もできないし、
告発したくなるはずだ。


若狭氏が、「おまえはもうテレビに出るな!」と言われている
という話も流れてきて、細野豪志氏の顔がますます緊張感で
こわばってるように見えてくる昨今。
ああ恐ろしや。小池独裁。

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音喜多駿氏が小池百合子独裁体制を暴露

今朝、MXの「モーニングクロス」に、都民ファーストの会から
離党の意向を表明した音喜多駿氏が電話出演していた。

ある時期から、番組側から音喜多氏に出演を打診しても、
返事がもらえなくなっていたことが明かされ、
音喜多氏は、党からメディア出演を厳しく規制され、
事実上発言できなくなっていた
ことを話していた。
また、新人議員と食事に行こうとしたところ、党の役員から
呼び出され、「分派活動だ」と激しく叱責された
という。

都ファ結成の初期は、党員も数名で風通しがよく、
自由に話せる関係だったが、都議選で大勝した直後から、
「大きな組織になり、ガバナンスの関係」もあって、
一気にトップダウン化し、言論が規制されるようになったという。
ブラックボックス化された上層部ですべてが決定されてしまい、
議員間の議論は禁止
今回離党表明した2名のほかにも、違和感を感じている者は
少なくないのではないか、とのことだ。

「あれだけ小池さんを推していたのに、見る目がないのでは?」
という意見がぶつけられたが、音喜多氏は、
「見る目がないと言われると返す言葉がないのですが…」
と正直に答え、批判も受け止めると言っていた。

音喜多氏は、大勢を引き連れて離党するつもりも、
国政に出るつもりもなく、無所属の都議として、
小池都知事に意見を言える立場になる、と。
党の要職から、希望の党としての衆院出馬を何度も要請された
そうだが、断わったとも明かした。

音喜多氏に「見る目がない」とか「今頃気づいたのか」と言うのは、
そりゃ都議選後の言論封殺された異様な姿を見てからなら、
言うのは簡単なことだと思うけど…
そこから自分で考えて、自分の言葉で話す道を勇気を持って選び、
内部をつぶさに見てきた立場から、

小池百合子独裁体制の異常さを世間に知らせたのだから、
公のために重要な役割を立派に果たしたんじゃないか、と思う。


番組では、その後、あるコメンテーターの方が「保守とリベラル」

ついて解説していたけど、「左翼」と「リベラル」が同一のものと

勘違いされており、「革新・革命・急進」と解釈されてしまっていた。
さらに、リベラルの元祖がカール・マルクスという表示になっていた

ので、首をかしげた。


「革新保守」とか「民進党のリベラル派」という言葉は報道されるけど、

その意味がちゃんと理解されないままだと、いつまでも熟議に至らない

のかなと思ったりする。
 

…なんて思ってたら、倉持麟太郎弁護士が視聴者としてすかさず

ツッコミのコメントを入れてて、紹介されてた。活動してますね!


さて、本日10月4日(水)は21時から生放送!

「希望の党は極右政党になる」

よしりん・もくれんのオドレら正気か? #6


視聴・タイムシフト予約はこちら!

 

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小池代表とのツーショット3万円。

きのう、小池百合子氏が、希望の党の候補者らとの写真撮影会を
行ったそうだ。
小池氏と握手しながらのツーショット写真は、選挙ポスターや
チラシに使うことができるそうだが、なんと撮影料として、
1人3万円が徴収されたという。
会場では、候補者らが列をなして順番待ちをしており、現金を
忘れてあわててATMへ降ろしにいく人もいた、と。

公認候補者が、党首と写真に収まるのにカネがいるの!?

実は、希望の党が立ち上がる前から、小池氏や若狭氏周辺では
候補者に多額の上納金を請求するなど、「お金ファースト」の
活動がかなりあったようだ。
やはり、選挙はカネ。
民進党との合流も、“リベラル派掃討作戦”だけが目的ではなく、

民進党の持つ政党交付金が目当てという要素が強いだろう。
以前にも、都ファがらみでかなりひどい話もあったようで、
明日配信のライジング「泉美木蘭のトンデモ見聞録」に詳報
している。

しかし、党首と写真撮るのに3万円って。
そのうち、党首の推薦文〇万円、党首の応援演説〇万円、
なーんて料金システムができあがったりして。

 

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内閣法制局への疑念

 

倉持麟太郎氏の熱のこもったブログが非常に勉強になっています。
語数が少なく文言が抽象的な日本国憲法を、解釈で埋める役割を
担ってきたという「内閣法制局」
私はこの機関そのものにも、大きな疑念を持っています。

内閣法制局は『法の番人』と呼ばれてきたので、素直な私はずっと
良心的な役所なんだと思い込んでいました。
新しい法律が作られる時に、憲法や法律との齟齬がないかどうかを
厳密に調べ、文言をチェックする堅物。
この内閣法制局が、法律制定に対して緻密な仕事をしてきたから、
日本は、違憲判決そのものが少ないのだとも聞きます。

最近本で読んだのですが、内閣法制局、もともとは伊藤博文が
設置した「法制局」が起源だとか。
近代国家として、時の為政者によって法令が恣意的に運用される
ことのないよう「法の支配」の貫徹に粉骨砕身してきた、と。
歴代長官には、生前退位の議論でよく名前の挙がった井上毅
参事官には美濃部達吉なども加わっており、実務面だけでなく、
《別格に権威ある役所》として機能してきたようです。

この精神は、時代が昭和になっても受け継がれていて、
元内閣法制局長官の
高辻正巳氏はこのように述べています。

「内閣法制局の使命は、内閣が法律的な過誤をおかすことなく、
その施策を円満に遂行することができるようにする、というその一点
にある。
そうである以上、同局の法律上の意見の開陳は、法律的良心により
是なりと信ずるところにしたがってすべきであって、
時の内閣の政策的意図に盲従し、何が政府にとって好都合であるか
という利害の見地に立ってその場をしのぐというような無節操な態度
をすべきではない。

そうであってこそ、内閣法制局に対する内閣の信任の基礎があり、
その意見の権威が保たれるというものであろう」
(1972年・時の法令)


なるほど、内閣直属でありながら、“法の番人”として緊張感のある
役割を担おうとしてきたことが伝わってきます。
(とはいえ、自衛隊創設時に9条の解釈をねじ曲げていますが)


ところが、この数年「内閣法制局」にはろくなイメージがありません。
記憶に新しいのは天皇陛下の生前退位
天皇陛下からのお言葉が公開されてまもなく、「内閣法制局
など」なる
不可思議な方面から、生前退位には憲法改正が必要、という筋違いな
コメントが出されました。

ご退位の制度化と、憲法との関わりについては、過去に何度も国会答弁
が行われており、
すでに
「生前退位の制度化に憲法改正は不要。皇室典範の改正で足りる」
という政府見解が表明されているのに、です。


その前が、大問題の集団的自衛権の行使容認
歴代の内閣法制局長官は、まず法制局第一部長となって修行し、
つぎに次長となって法制局長官としての仕事を勉強し、心構えを養い、
そして長官に昇進するというルートが確立されていたそうですが、
2013年8月、安倍首相がこれを度外視。

過去の内閣法制局見解を、自分に都合よく解釈してくれる主義主張を
持つ「駐フランス大使」小松一郎氏を長官に抜擢。

内閣法制局とはまったく畑違いの小松氏は、いろいろと物議を醸し、
途中他界したものの、結果はご存知のとおり。


『法の番人』という権威ある称号に飾られてきたはずの機関が、
時の内閣の人事一発によって、いとも簡単にその思惑に盲従し、
憲法解釈をねじ曲げて、立憲主義を破壊する片棒を担いでしまう。
権力は、
これほど簡単に肥大化する・・・
それを、ここまで強烈に見せつけられてきておいて、
もうぼんやりとはしていられません。

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