「子どもの相対的貧困率」は改善という嘘

今朝の東京新聞一面トップは「貧困家庭7割 塾・習い事断念」
という大見出し。

 

 

経済的な理由で、子供があきらめた経験を調査したところ、
「塾・習い事」が69%、「海水浴やキャンプ」が25%、
「お祝い」が20%、「部活動」が14%。
ほかに「病院への通院」をあきらめたという子供もいる。

しかし政府は、子どもの相対的貧困率が2009年の9.9%から
7.9%に下がっていることをあげ、安倍首相が
「雇用が大きく増加するなど、経済が好転する中で低下に
転じた。格差が拡大し貧困が悪化したとの指摘はあたらない」

などと国会で強調。

これはフェイク答弁だと思う。

相対的貧困率というのは、あくまでもその年の国民全体の所得
から公式によって導かれる数値だ。
日本全体で中間層が崩壊して、一部の富裕層以外は、所得が
じりじりと下がり、低所得者層が急増している状態では、
「計算上は貧困層とはみなされないが、現実に生きていくのに
必要なだけの所得がない」
という人が毎年増えていく。

それに、子どもの貧困を語る際に、2009年の数値にしがみつく
のもおかしい。
日本は少子高齢化。
子どもは毎年順番に大人になっているものだと思うが。
2009年に10歳だった子は今年18歳。15歳だった子は23歳だ。
低所得者世帯ほど、子供を産みたくても産めなくなっているの
だから、「子供のいる家庭の所得」という定義そのものが、
富裕層側に引っ張られていないかどうか、正確な分布を眺めて
みる必要もあるはずだ。


貧困のあまり、子供が高校を中退して働くことになった家庭
も身近に知っている。収入が少し増えたとしても、これは
貧困脱出などではない。
この子供がやがて家庭を持ち、子供を産めるのかどうかだ。


安倍首相は、庶民の生活のなにを知っているのか?
データを都合よくつまみ食いして、現実に生きる人の苦悩を
嘘の土砂で埋め立てるような真似はやめて欲しい。


“神の見えざる手”のアダム・スミスだって、ただ野心による
無節操な自由競争を推奨してたわけじゃない。
道徳感情論のなかでは、共同体のなかでの同胞への同感、
自分自身のなかに「公平な観察者」の視点を持ち、周囲の人との
感情や行為のせめぎ合いのなかで、利己心にブレーキをかけること、
「財産の道」は否定しないが、同時に「徳の道」を歩く場合に限る
というようなことをしっかり説いている。

 


日本政府は、徳の道を歩いているか?
 

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トゥルーマン・ショーと快適な牢獄

あまり映画監督の名前をチェックしていなかったので、
意識していなかったのだけど、私はアンドリュー・ニコルの
作品が好きで何本も観ていたようだ。
直近だと、ドローン・オブ・ウォー
『TIME』『シモーヌ』『ターミナル』、一番記憶に残って
いたのは遺伝子で人生が決められる近未来を描いたガタカ
これはたしか20代のとき部屋で一人で膝を抱えて観ていて、
ラストシーンで超号泣したんだよね。
そして、今回、17、8年ぶりぐらいに改めて観てみたのが
トゥルーマン・ショー

 


資料として、別の目的で観たのだけど、
まず、20年前の作品とはまったく思えず、驚いてしまった。
いろんな意味で、ぞっとするほど、2018年現在の人間の危うさが
表現されている。


ジム・キャリー扮する主人公のトゥルーマンは、保険会社に勤め、
看護師の妻を持ち、のどかな街に住む平凡なサラリーマン。
しかし、実はその町は世界最大の超巨大スタジオの中に存在しており、
トゥルーマン以外は全員が役者。
太陽も月も星も青空も天候も、親友さえもすべてがニセモノで、
ありとあらゆるところに5000台のカメラが仕掛けられており、
トゥルーマンの日常は常に完全に監視され、現実世界のテレビ番組
で生放送されている。

むかし劇場で観た時は、私自身が限りなくトゥルーマンに近い人間
だったのでまったく気がついていなかったけど、
いま見ると、もちろん二度目だからということもあるけれども、

最初のシーンから、街のあちこちに黒い監視カメラが設置されている

のが目に入ってくる。

これがいまや、現実の私の日常でもよくある風景なのだから、怖い。

トゥルーマンは、自分のいる世界が偽りだと確信するにいたり、
監視カメラや身の回りの人間を欺いて
ヨットで大海へと漕ぎ出す。
ところが、
行き着いた先は、青空の書き割り…。

トゥルーマンの一生を監視し、ドラマを作って視聴者を喜ばせてきた
番組の総監督はこんな
ことを言う。


「番組だと気がついても、彼は決して外の世界には出ないだろう。
人間は、一度慣れてしまった安全な世界からは怖くて出られなくなる
ものだ。たとえ牢獄でもね」



書き割りの壁にスタジオの外へ出る通用口を見つけたトゥルーマンに、
総監督は、神の視点たる管制室
から語りかける。


 

「外の世界には、私がきみのために創った世界以上の真実はない。
同じ嘘。同じ欺瞞。しかし、私の世界にいれば、一切の危険がない。
私はきみ以上に、きみ自身のことをよく知っている」

 


しかし、トゥルーマンは強い口調で言い返すのだ。

"You never had a camera in my head!"

そうして、スタジオから去っていく。
快適で安全に暮らせるが、監視された虚構の牢獄よりも、
自由があり、危険な現実の世界を選んだのだ。

すごい。トゥルーマンは、ルソーだった!


総監督の言う「人間は、一度慣れてしまった安全な世界からは怖くて

出られなくなるものだ。たとえ牢獄でもね」というセリフは、

完全なエゴで権力を掌握した人間が、ルソーの『社会契約論』の一節を

悪用している姿。

自分の欲望を、偉人の思想を曲解することで包み隠そうとする欺瞞だ。

トゥルーマンは、その欺瞞が生み出す奴隷の鉄鎖を自覚し、みずから

危険な自由の道を選んだ。

 

現実の私たちにはそれができるだろうか?

 


この映画はもちろん共謀罪の話にも通ずるし、
メディアの虚構性に焦点を当てるなら、私企業に支配され、
情報操作されつつあるネットの世界にも通ずると思う。

そしてなにより、憲法について議論されているいま、
書き割りの壁に覆われた、快適で安全のように感じる主権なき牢獄の世界

から抜け出さなければならないと思う。
そろそろ、トゥルーマンのように牢獄から出よう。

 

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狼に育てられた子、という嘘

今週のライジングは、フェイクシリーズで、「狼に育てられた子、という嘘」というテーマで世界的に超有名な論文についてとりあげました。

 

1920年、インド東部のミドナプール教区で、シング牧師という宣教師によって狼に育てられている少女が発見され……1歳半と8歳の2人の“オオカミ少女”の存在は世界中の研究者の注目を浴び、日本でも教育心理学、発達心理学、幼児教育学、脳科学、精神分析学、生物学、言語学などありとあらゆる学術研究の土台として取り入れられていった。しかし…

 

学問の世界では、論破されたり否定されたり反証が出たりしても、何度もよみがえる話のことを「神話」と呼んでいる。たとえ間違っていても、根拠がなくとも、そうであることを期待し、信じたい人々がいる、という意味合いだ。

 

オオカミ少女は、あまりにも有名な話であり、大学の授業、小中高の道徳や家庭科の授業などで実話として教わって、感動したり、フェイクだとは1ミリも思わずに過ごして来た人も多いと思う。それだけに、今回のライジングは自信を持っておもしろいと思いMASS!!

 

 

【今週の目次】

1. ゴーマニズム宣言・第264回「結婚延期、眞子様の言葉を信じる」

2. しゃべらせてクリ!・第216回「ぽっくんの未知との遭遇!ファースト・コンタクトぶぁい!の巻〈後編〉」

3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第68回「狼に育てられた子、という嘘」

4. Q&Aコーナー

5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)

6. 編集後記

 

http://ch.nicovideo.jp/yoshirin/blomaga/ar1423723

 

 

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スマホの生涯月賦地獄

昨日の日記に、面白い情報を寄せて下さった方がいた。

ありがとうございます。前向きに検討いたします。

 

 

そんなにアプリを入れてるわけでもないのに、スマホのメモリが
足りなくなってしまった。
ただ置いてるだけでも勝手にアップデートされてデータが積もって
いくし、もう4年以上前の16MBだからダメだな。

しかし、携帯各社がやっている、機種代金最大半額の契約って、
あれは結局、車の残価設定ローンと同じようなやつだよね?
ソフトバンクは「半額サポート for iPhone」ってのを熱心に説明して
くれるんだけど、
お金がなくても、月々380円からの気楽なローンを永遠に組み続けて、
うちの社の最新製品を使い続けることができますよ、という、
つまりは「生涯月賦払い地獄」なんだもん。

ソフトバンクと48回払いの契約を組んで、2年後にソフトバンクが
指定した新機種に乗り換えれば、残りの24回の支払いはチャラに
なるというけど・・・
その時に、使っていた機種は返却しなきゃいけないルールだし、
紛失したり破損したりしていたら罰金があるんだから、
10万円以上する高価なスマホを契約して、
本体代金の半額と、それにかかる金利を強制的に支払いつづけて、
それでいて、そのスマホは永遠にリース契約ということだ。
ふぁーー。

繰り上げ返済は不可。
長期間にわたって、所得の低い人々から、確実に金利をとる、
格差時代の投資家のための金融商品みたいなやつなのかもね。
スマホが必需品になってる時代のエグい契約方法だぜ。

この月賦地獄には飲み込まれたくない…。
他社の格安スマホに変えようかなあ。
電話番号なんて、教える人数も知れているし。
それか、高森先生みたいに、もうガラケーにしたいよ。

 


今日は収穫あり。
実家に帰れば父の書斎にあるのだけど、近所の古書店で発掘作業を

行っていて発見。
J.A.L.シング著「狼に育てられた子 カマラとアマラの養育日記」



奥付を見ると1977年2月10日発行となっている。
私が生まれた年の本だったのか。

これ、私が人生で一番最初にだまされたフェイク本。
小学生の頃、父の書棚から引っ張り出してつまみ読みしていた。
1920年、インド東部のジャングルで保護された、野性の女児
2人の観察記録に関する一連の論考。

一昨年の年末だったろうか、父の書斎でこの本を見つけて、
「あ、これ久しぶりに見るわー」
と言ったら、父が、舌打ちした。

「これ、ウソやったんや・・・世界中の大学が教育心理学の
教材として使ってたのに。俺も授業で使ってたんや・・・」


この話、おもしろいからまたライジングの連載で紹介する。

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ネット右翼の人にインタビューしたいんだけど…

きのう編集者のSさんとランチしながら話していて、
「ナパーム弾の少女」削除事件から、いきなりAppleに突撃していく様子が

めちゃくちゃおもしろいと言ってもらえたので、
そういう風に連載を読んでくれている人がいるんだなと元気になった。

オペレーターに繋がるまでの道のりと、

急に待ち受けの音楽を選択せよと言われたときの

迷う感じに、やたら笑ってくれていた。
フェイクニュースとネット関係の身近な問題については、もうすこし
別の形でも広げていけるように準備中。

AppleJAPANの広報部からは、6日に質問を送って以来、まだ返信が
ないんだけどね。
そして先日、Appleの公式サイトの中で連絡先を探し回り、一番最初に
私が問い合わせた先は、実はiTunes Storeだったらしく(!?)
そこから、メール受信確認のメールが重ねて届いたりして、
丁寧なのか機械的なのかなんだかよくわからない、
変なAppleの渦に巻き込まれている。

昨日、写真とネット関係に詳しい人から聞いたけど、
ナパーム弾の少女の削除は、もしかしたら通報されているのかも、
とのことだった。ネットを巡回して、児童ポルノを見つけたらすぐ
AppleなりFacebookなりに通報する人たちがいるようだ。
「衝撃的な写真ではあるから、あの写真の背景や価値がわからな
ければ、児童ポルノだと反射的に思う人はいるだろうね」
と。
そういうネット巡回の仕事があるのか、自主的にやってるのかは
よくわからないし、今回の件がどういう経緯で削除依頼になった
のかは、まだAppleJAPANに問い合わせ中だから、はっきりとは
しないけど。

ところで、ネット右翼の人にインタビューするにはどうすれば
いいんだろ? 
昨日あれこれまわりの人に、ネトウヨ目撃談を聞いてみたら、
「友達の奥さんがネトウヨになっていた」とか
「半年会わないうちに友達がネトウヨになっていた」とか
そういう話はかなり出てくるんだけど。
もしくは「ネット右翼をやめた人」に、「我がネット右翼時代」
を聞いてみたかったりもする。


さー、元気になったところでね、これから親知らずを抜きにいかねば
ならんのよ。
もうさ、うち、アパートは階段の5段目・6段目の踏板が完全に抜けて
しまって、いま脚立を使って昇り降りしてる悲惨な状況だし、カネの
勘定には追われるし、歯は抜かないかんし、ワヤですわ。

階段さ、踏板抜けてからずいぶん時間がたっていて、大家さんが毎日
一生懸命やってくれて、こまめに連絡くれたり話してくれたりもする
んだけど、溶接の業者さんが潰れていたり、人手不足ですぐに修理に
来てくれるところがなかったりするのね。
いやー、難儀なことです。
 

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新堕落論

いろんな兼ね合いで、このごろ嫌になるほどおカネのことばかり
考えなければならなくて、ずっとピリピリしていた。
もうおカネの計算に追われるのが嫌だ。焦る。苦しい。

そんななかで、先日小林よしのり先生からいただいた新刊「新堕落論」

を毎日少しずつ読んでいった。


どの章も、とても豊かな思索の時間をすごすことができた。
「おまえはどうなんだ?」と突き付けられる部分も多く、
私はつくづく小粒で甘っちょろくて情けない人間だなと恥じた。
ガス暖房でぼわんと淀んだ空気の部屋の中で、窓を開け、
おもての冷えた空気を入れるような……身震いもするけれど、
必要な行為で、そして新しい空気に心がスンと立つような読書だった。

こざかしいルサンチマンに甘えて、座り込む安堵感を欲しがる心理は
自分の中にも疼くことがある。いつのまにか自分自身の本音まで
黙らせて、欺瞞に突っ走るから、よくよく胸に手を当てて自覚しなきゃ
ならない。

シュンペーターのイノベーション理論には、家族動機・共同体の必要性が
セットになっている…というところは、特に今の日本でもっと議論されて
良い部分なんじゃないかと思った。
利潤を追い求めるあまり、著名な経済学者の論考から、その時の潮目に

よって都合の良い部分だけを引っ張り出して利用してしまうのは、
人間の欲望のなせる業で、それこそまさに「堕落」なのだろうけど…

合理主義一辺倒で資本主義を運用してしまうと、
投資家の欲望を満たすために、大衆の欲望を作り出して食い荒らすこと
になるし、そうなると、やっぱり枯渇・荒廃するまで欲望が搾り取られて

しまい、行きつく先は官僚化された社会になってしまう…。
最近、第一次世界大戦後の疲弊しきったドイツに生まれた、
秩序自由主義(オルドヌンクリベラリズム)についての論考を読んだ
ばかりだったので、全体主義に走っていくその後の姿を思うと、
背筋に寒いものが走った。

この秩序自由主義は、新自由主義の源流でもある。


ケインズのアニマルスピリットも、決して合理的な数式で割り切れる
ようなものではないし、それが衰えないようにする土壌が必要なもの
なのに、曲解して、利用されていたりする。

ケインズは、大衆の動物的な心理の揺れが、巨大な渦となって、
経済(株価)を一気に動かしてしまう不安定さにも言及している。
自然発生するような、非合理なものを軽く見てはいけないし、
取り除くことも不可能だからこそ、その時の状態を把握する視野と、
バランス感覚が必要なんだと思う。
その視野やバランス感覚を養えるだけの社会になっているだろうか…?


しかし、近代合理主義と徹底的に“見える化”されている社会のなかで、
「説明のつかないことは受け入れない」
 「この説明が正しいのだ、そうでないものは間違っているのだ」

という短絡脳に、無自覚なまま陥ってしまう人が増えすぎてしまって
いるのだろう。

 

「我思う、ゆえに我あり、こんなに我思ったんだから、我正しいなり」

「よくわからないがなんか凄い誰かが思ったらしい、ゆえにそうであり」
みたいな。

表面からは見えていないもの、決して可視化できない感覚、
一筋縄ではいかない、膨大に広がる人間という物語を、
理解もできないし、その一端がちらりと見えたとしても、
それを受け止めるだけの度量が養われない、無自覚な堕落社会。

 

その一員である私は、せめて己の恥の凄まじさを自覚しよう…。

そういえば、太宰治全集、せっかく本棚に並んでるのに、
読みたい話のつまみ食いしかしてない状態だ。もったいないな。

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宇宙に飲み込まれるー

年明けてから、昨年末からの仕事を軌道修正したり、鬼の勢いで取材して原稿書いて送信、取材して原稿書いて送信…ってやっているうちに、あっという間に節分が過ぎて、いよいよ2018年が本格的にはじまったという感じ。

 

今年1年間の仕事もだいたい決まったので、あとは日々がんばるのみだ。

今年は前半に編集・ブックライターとして春に1冊、夏にもう1冊。それからうまく進められたら年内にもう1冊、これはまだ秘密の本。それと今まで通り、ライジングの連載、東洋経済、某所での「〇〇特捜班」的なチーム取材記事。そこに、あともうひとつ連載はじめるかもしれない。

この連載がはじまったら、こっちのブログは反動でますますプライベート色が濃くなることになるであろー。

プライベートはいろいろあって、引越しの予定。

 

先月から、観測的宇宙論のオンライン講座を受けているんだけど。

東京大学名誉教授の天文学の先生が教えてくれるというので、へえ〜と思ってなにげなくのぞいてみたら、語り口が、研究者独特のものすごい安定感を醸し出していて、ふわ〜っと聞いてるだけでも精神安定になるので、申し込んでしまった。で、寝る前に少しずつ講義を聞いていたのよ。

 

「へえ〜、太陽って輝いてないと自分の重力でつぶれるのか…」とか

「へえ〜、天の川って銀河の中心部分なのか…」とか

「へえ〜、あの黒い川って溝じゃなくてガスなのか…」とか

 

知らないことがありすぎておもしろくて。

こんな動画とか教えてくれて。

カリフォルニアの天文学者が実際の天体や銀河の位置もとに制作した仮想空間で、地球からオリオン座に向かって飛び立ち、薔薇星雲から天の川銀河を抜けて、ほかの銀河のなかへ飛んでいくという仮想宇宙旅行。

 

 

最後の光がブラックホールなのだそうだ。

こんなの見たら、へえ〜おもしろいなあ、天文学って素敵だなって思うよね?

それに、これ見てると、ヒトの子宮か卵巣の中を超絶拡大して見ている世界なんじゃないか? なんて思えて来る。どんどん視点を上位に上げていったら、最終的には巨大な母体があるような。ビッグバン宇宙論も宇宙膨張論も、全部それで解決しそうな気すらしてくる。

そんなことを考えながら、寝る前の心の沈静化と、ちょっとした宇宙トリビアを知る趣味にすればいいやと思って受講しはじめたんだけど。

 

はじめたんだけどーーーー、気楽に見られたのは最初の6回までで、このごろどんどん話がヘビーになってきた。

相対性理論とか、宇宙定数とか、フリードマンなんとかとか、ハッブルなんちゃら数とか、もっとも私の苦手な分野に突入してきたんだよ。うっかり真剣になってしまい、ついにノートを用意してメモをとりながら受講しなければならなくなってしまった。

 

むずかしすぎる・・・わたし、500円単位のつり銭の計算すら、指折りかぞえるぐらいの算数苦手ぶりなのに・・・

こんなの相手にしなければならなくなってしまって、真っ青だよ・・・


 

でもちゃんと期限までにテストも提出している。そして、テストを提出してしまうから、いまさら辞めるのが悔しくなって、ますます必死にならねばならなくなっている。

なんでこんなことはじめてしまった……。

 

いまは、宇宙図が必要になってきたので、今度の休みに科学技術館へ行くつもりだ。

なんでそんなところへ行かねばならんのだ……。

 

まったく自分の動機がわからない。わからないが、宇宙のことはわかりたくてしょうがなくなっている。こういうの、ツボっていうんだろうね。

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襲い来るWOWOW

今週号のライジングは、連載中のフェイクニュース・ポスト真実の時代について、4週目の考察を書いた。

アクセス数が増えて儲かるのなら、ヘイトも差別も見て見ぬふり。ルールなき市場万能主義に突き進む欲望の広告代理店が生み出した仕組みと、それを放置しておくと起きてしまう「企業による情報統制」について。やばいよね。やばいんだよ。

 

 

で、その3週目ぐらいで触れた、アドネットワークの追跡広告のおかげでさー、もうここんとこしばらく、行くサイト、行くサイトで、WOWOWが全力で三浦大知くんを起用した広告に追いかけられまくってるんですよ…。

 

http://www.wowow.co.jp/music/daichi/?banner_id=mv_top

 

 

朝日新聞でも出てくる! 産経新聞でも出てくる! 東洋経済オンラインでも出てくる!

やめろー! これじゃー、ブライトバートニュースでも出てきちゃう!

 

今月の武道館ライブを、WOWOWで生中継するらしいんだよね。

それにともなって、直前番組とか、去年の代々木第一体育館のライブとかも放送するらしく。

申込フォームに住所と氏名を記入して、B-CASカードを抜いて、番号を確認するところまでは、6回ぐらいやったんだけど。

 

6回ぐらい寸でのところで申込を思いとどまるまでに、30回ぐらい広告踏んでWOWOWのサイト見に行ってるわけで。そりゃ、広告が一斉に襲い掛かってくるわな。

 

でもなー・・・。

直前番組はどうやら無料公開らしいから、別に加入しなくても見られるし。

代々木第一体育館のやつは、ブルーレイ持ってるし。

仮面ライダーの曲のときに、床の下から本物の仮面ライダーがドーン! って飛び出してきて、子供と特撮オタが発狂するやつじゃろ?

 

一番の問題は、武道館の生中継だよなあ。これは見たい。見たいのだ。

 

でも、そもそもライブ見に行くから。

 

映像はまたブルーレイで買えばいいかなーとか。

でもブルーレイの編集と違うかもしれないし。一応、映像保有したい。っていうかライブ帰ってきてから、しばらく映像見て浸りたい。

うぬぬぬぬぬ・・・誰かWOWOW加入してる人おらんかな。

そんなことを思いながら、また広告踏んで、迷いに行ってしまうのです。

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生まれてはじめて「an・an」を買う

ゴー宣道場のブログはアクセス数が一日だいたい2万〜3万、たまに10万、20万なんてときもあって、私的なことも公的な問題に結びつけないと書きづらく感じる場合があり。

このブログは、年に2回ぐらい火が出るけど、平時は数百〜数千ぐらいまでのもので、気が楽……と思ったら大間違いで、あまりにも身近な人に読まれ過ぎていて、これまた書きづらいことがあり。アイララ関係のみならず、母親の友達から親戚のおじさんまで見ていただいてるんですよ。

 

まったくもって申し訳ございません!

 

とりあえず謝ってしまうレベルの読者層だよ。

いやほんと。

ここに無防備に母親のことを書いていたら、母親と仲良くしてくださっている方が「娘さんのブログで読んだわよ〜」って話してくれたりするそうで、それはもうなんというかですね、本当に、もう、これからも母親のことは、かなりかわいらしく愛らしく描くつもりです。

 

それはそうと、生まれてはじめて「an・an」買ったよ。

これまでなんの興味ももたず、ライター業でのご縁もなかった「an・an」のために、四十にして迷うことなく書店へ駆け込んで買いましたよ。

だって、こんなの載ってるから。

 

 

大知先生とシッキンの二刀流で攻め込んでこられたら、買わざるを得ませんよ。

ちなみに、シッキンはshojiくんと、その息子のかんちゃんのファンだよ。

しかし、大知先生もシッキンも、みんな所帯持ちだけどスマートさ維持してて偉いね。大知先生んちに子供が生まれたときは、女子ファンが一斉に悲鳴上げて絶望してたけど、そこからのブレイクだから偉いよ。奥さんも偉いよね。「結婚したらダメになった」とか、すぐ奥さんのせいにされるもんだし。見事だと思うよ。

それにしても「パパはダンサー」とか、羨ましいな。

KITEくんの息子さんなんて、2歳でもうすでにポッピンやってて、しかもちゃんと筋肉つかってリズムもとれててびっくりだよ。

 

そんな、どう考えても「an・an」が意図してない方向の妙な感慨にぶっちぎりでふけりながら、いろいろ他のページも読んでみたけど、この雑誌、使えるな。いまやってる仕事に生かせる部分がいっぱい散りばめられていて勉強になる。今週の編集会議に持っていこ。

 

 

そんな今日は打ち合わせが終わって、仕事しながらずーっと昔のセルジオメンデス。

ビリンバウの音聞くと思い出すわ…新大久保に住んでたときの、カポエラ教室。

 

 

 

 

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加計学園の現在がひどい

物件全体の東への傾斜、ガス漏れにつづき、うちのアパートは

階段の6段目の板が踏み抜かれて消えてしまい、現在超危険物件

になっている。
この寒さでもともと腐食してた部分がカッチカチになり、ついに
割れてしまったみたいだ。
私と大家さんしか住んでないし、とうとう建て直すから退去して
ほしいって話になったらどうしよう。
 

しかし、あんた6段目ってけっこう高くて怖いもんだよ。

下からのぼる分には1段飛ばしぐらいは造作ないんだけど、

もえるゴミ袋を持ちながら、上から降りるのは慎重を要する。

真下に大家さんの自転車が置いてあるんだけど、落ちたら足を
開いてあのサドルにまたがって着地、踏ん張るしかないな、って
感じだ。

そんな危険物件の一室で、ちまちま領収書を整理して確定申告の
準備をしている身だから、森友学園問題で「記録は廃棄した」と
虚偽答弁しまくった佐川国税庁長官の姿をテレビで見ると、
苛立って苛立ってしょうがない。
まったく勝手すぎるわ。

加計学園のほうはというと、まったく呆れる状態。

フライデーの記事によると、
新設の獣医学部は偏差値が最下位レベル。受験生にとっては、
あくまでもすべり止めの併願校になっており、辞退者ばかりで
定員140名を埋めるのはかなり難しいようだ。

 


推薦枠では、定員21人に対して、193人も合格者を出したらしい。
辺鄙な場所で、バスもコンビニもアパートもなく、下見に来た
合格者親子も絶句して、「予定を変更して他の大学も受ける」と
言っているようだ。

頼みの綱の留学生枠もふるわないらしい。
韓国向けのパンフレットには、24年も前に、たった1年だけ勤務
したノーベル化学賞受賞の研究者を、まるで加計学園が育てたかの
ように「輩出」と表記し、問題となったようだ。
詐欺だろ、それ。
日本国内でそんなパンフレットを配布しようもんなら、即座に炎上
バッシングさ。それをこっそり韓国で配布していたんだから、
ずいぶん姑息で留学生をバカにした話だ。

加計学園だよりで、これから大学のまわりに商店や下宿をはじめる
地元民もいるんだろうけど、大丈夫なんかね?
96億円も投入するだけのものが、地元に還元されるんですかね?
 

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