新型コロナ報道の罪【その1】ステイホーム圧力と自粛要請

連載2記事。

 

幻冬舎plus「オオカミ少女に気をつけろ!」

新型コロナ報道の罪【その1】

ステイホーム圧力と自粛要請
https://www.gentosha.jp/article/15536/

このシリーズでしばらく続きます。
 

笑いに徹してるライジングの記事もよろしくどうぞ。
「コロナはまだ流行していなかった!? 迷走モーニングショー」
https://ch.nicovideo.jp/yoshirin/blomaga/ar1901946

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「コロナ後の国家と自由と資本主義」を考える本

地道な仕事と、人の説得を毎日すごく根気強く行っているわたしです。
ここしばらく注目して読んできた経済学者・岩井克人さんの
新刊の書評を書きました。
新自由主義とは一体、なんなのか?
もし興味を持たれた方は読んでみてください。


コロナ後の「国家と自由と資本主義」の行き先
「安定性と効率性の二律背反」が導く大衆心理

https://toyokeizai.net/articles/-/348005

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やっぱりBCG?

アエラのウェブ記事に、
BCG有無でコロナ死亡率「1800倍差」の衝撃
日本や台湾で死者少ない「非常に強い相関」

という記事がでていた。


BCG仮説は私もずっと注目しているんだけど、
やっぱりBCGなのかなあ。
だったらすごい話だけど。

 

ワクチンの中にも生菌数に違いがあったり、
遺伝子変異によってBCG株に差異があったり、
やっぱり「生物」って世界単一では考えられないんだなと
改めて思う。
この間、ビル・ゲイツがBCGの研究グループに10億円ほど
寄付してたから、これから実験がばきばき進むんだろう。

 

ただ、BCGを全員接種しているのに、日本は、
アメリカやドイツに比べて人口あたりの結核発症数が多くて、
実は結核の「中蔓延国」とされていたりする。
治療薬があるから、今は薬で治る病気だけど、
それでも日本において、結核は、年間約17,000人発症し、
年間約2,300人が死亡する病気で、
「日本の最大級の感染症」と表現されている。

 

何年か前に、ハリセンボンの箕輪はるかが結核に感染して、
芸能界震撼! というニュースがあったのを覚えているけど、
私が結核に注目したのはそのぐらいだった。
それ以来、箕輪はるかを見るたびに「結核の人」と思うように
なったので、こうして覚えているだけかもしれない。
「注目」や「解釈」ってアンバランスなものだと思う。

 

ウイルスと遺伝子変異に興味を持って、4月に少しだけ論文を
読んだけど、昔、天然痘が大流行した北欧州の一部の地域の
白人には、遺伝子変異によって、HIVウイルスに感染しても、
発症しない人々もいるんだそうだ。
人間も一種類じゃないもんね。

 

PCRシーヤ派は、新コロから徹底的に逃げ回ることを
「21世紀の感染症対策」と強弁して疑ってないようだけど、
もはや人類としては「保育器回帰願望の人たち」ではないかと
思えてきた。

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PCRシーヤ派に足りないところ

「PCRシーヤ派」と「PCRスンナ派」の論争になって、
朝も昼もワイドショーは「PCRシーヤ、全国民シーヤ!」の
大合唱。
現場の医師や検査技師の話を完全に無視して、よくやるよ。

PCRシーヤ派が活動勢力を広げていたイギリスでさえ、
「PCR検査を増やすことが、逆に感染拡大につながる
可能性がある」
「むやみに検査するより、絞って検査したほうがいい」
と言いはじめています。

 

参照記事:
世界が評価を変え始めた〜日本は新型コロナ感染抑止に成功している

 

健康不安を煽りまくれば数字がとれる状態らしいけど、
「糾弾のポーズ」さえ見せれば、数字がとれる世の中でも
あるのだろうか?
シーヤ派の姿って、ストレス発散、自粛疲れの駄々っ子
にすら見えるのですが?

 

国会でもシーヤ派に影響された強硬な議員が吠えていたけど、
ただのわからずやのモンスターみたいなことになっていた。

 

「PCRスンナ派」は、別に「まったくスンナ!」とは言って
ないわけです。
医師が、患者の様子を観察して、問診して、X線やCTで、
肺の画像を見て、肺炎像が確認され、
これはコロナの疑いが濃厚だという所見の上で、
適切かつ必要なPCR検査が行われているわけですよ。
「必要のないPCRスンナ」なんですよ。
的を絞って、無駄な検査をせずに済んでいる、
どうしてそこがわからないんだろう?

 

現場の懸命の努力のおかげで、
日本においては、圧倒的に死者数が低く抑えられている、
誰の目から見ても明らかなデータが出ているのだから、
日本の新型コロナ医療はうまくいっていたんだ、
これまでの積み重ねでもともと定着していた肺炎医療や、
CTの普及、ひたすら執念で救命のために戦う医療関係者、
決して突貫工事なんかでは成立しないこの日本の医療に、
ありがとうと感謝するのが本筋だと思いますよ。
シーヤ派には、そこがないですよ。

 

それから、
「8割は人に感染させていない」
これ、どこへ蒸発したん??

 

PCRシーヤ派よ、目を覚ませ〜〜!

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「PCR検査せよ」と叫ぶ人に読んで欲しい記事

WHOのテドロス事務局長が「テスト、テスト、テスト!」
と言ったのは、マスコミがあの部分だけを切り取って
報道したために誤解されているが、無症候でもなんでも
ひたすら検査しまくれという意味ではなかったらしい。
「感染が確認された人の接触者で、COVID-19の症状を
示している場合においてのみ、検査を推奨」
というのがWHOの正式な見解だった。
日本では『WHO事務局長上級顧問』の人がよくテレビに出て
くるが、どうしてこの誤解を解かないんだろう。

 

それから、検査検査と言う人は、この記事を読んでみて
欲しいです。

「PCR検査せよ」と叫ぶ人に知って欲しい問題
ウイルス専門の西村秀一医師が現場から発信

https://toyokeizai.net/articles/-/349635

 

 

・そのときに陰性でも翌日に陽性になることもある。
検査を受けた人にとって「陰性」という結果の使いみちはない。

 

・いつまでもやってくれないという話が出ているが、
症状が悪化したらCTを撮ったり呼吸を見たりして肺炎の治療を
きちんとやっている。

 

・検体を採取する場所を増やしても、そこで検査できるわけでは
ない。特に検査技師の問題は大きい。

 

・検査技師は根気と技術力の必要な仕事。キャラクターの問題もある。
長期間根気よくコツコツと取り組める人でないと向かない。
自信満々であったり乱暴な雑な人がやるとダメ。

 

・テレビのコメンテーターになっている医師たちが、
「私も研究で何百回となくやりましたが」とか、
「人をかき集めて訓練すればできますよ」などと言っているのを
聞いて、正直、腹が立つ。
現場を知らない、完全に上から目線。
「検査技師なんて」という一段下に見る感じも透けて見える。

 

・自分の研究のために大した時間の制約なくやっている先生たちと
現場の技師の置かれている状況は違う。現場には次から次へと検体が
送られてきて時間に追われて、かつ、失敗が許されないという緊張を
強いられながら仕事している。

 

・全自動のPCR検査機で際限なく検査すれば、試薬や資材の不足が
生じる。
技師のミスによる偽陽性は減っても、感度が高いことによる偽陽性、
検体採取の難しさによる偽陰性の問題があり、PCRの根本的な問題
はまったく解決しない。
「全自動」という言葉が独り歩きして、医師を含む一般の人たちが、
「無謬の検査」のような印象を持つことが怖い。

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東大教授「検査数が足りていないのはむしろ欧米」

TBSの『新・情報7daysニュースキャスター』で、
池谷裕二東京大学大学院薬学系研究科教授が、
PCR検査数と死亡者数の関係を対数グラフで表示し、

 

・検査数の多い国が、死者数を抑えているわけではない

 

・日本は的を絞った検査で死者数が抑えられている

 

・欧米はたくさん死んでいるからたくさん検査をしている

 

・検査数と死者数を比べるならば、検査が足りていなのは
むしろ欧米だと言える

 

とおっしゃっていました。私もそう思いました。

 

また、原子物理学者の早野龍五東京大学名誉教授も、
SNS上でグラフを提示し、同じことをおっしゃっていました。

 

「PCRの検査を増やすと,COVID-19死者数が減るという
相関は見られない」

 

世界各国の人口1000人あたりの累積PCR検査件数(横軸:対数)と、
人口100万人あたりの累積COVID-19死者数(縦軸:対数)

 

 

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世界からは「ジャパニーズ・ミラクル」と見られている

WHOのシニア・アドバイザー進藤奈邦子医師の
NHKスペシャルでの発言。

 

・日本では相当早い時期から患者が発生したにも関わらず、
非常に低いレベルで抑え込んで来ており、世界的には、
「ほぼ奇跡」と見られていた。

 

・世界から仰ぎ見られるような感染症の専門家がいて
陣頭指揮をとっている。

 

・国民の高い衛生意識、感染症に対する理解がきちんとしていた。

 

・日本の対策は素晴らしい。死亡者を見ると欧米に比べて、
圧倒的に日本は少ない。

インフルエンザのパンデミックでも見られたことだが、
世界からは「ジャパニーズ・ミラクル」と見られている。

 

・解放(緊急事態宣言解除)に向かって積極的、建設的な
対策が立てられると期待

 

・「検査の遅れ」と言うのは間違い。
日本の戦略的検査を、私たちは高く評価している。

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「外出自粛の呼びかけの“前後から”」という謎の表現


5月1日の専門家会議資料には、

 

「3月25日の東京都知事による外出自粛の呼びかけの前後から、
新規感染者数の増加が次第に鈍化し」

 

という説明がついているのですが・・・

「呼びかけの前後から」ってなんですかいね?

本当に東京都知事の外出自粛要請が効果があったと考えているなら

 

「呼びかけの後から」
「呼びかけを機に」
「呼びかけをきっかけに」

 

といった表現になると思うのですが。
これはすなわち、

 

「呼びかけの前からもう鈍化傾向がはじまっていた」

 

「新型コロナウイルスの感染力の自然な鈍化の時期に、
たまたま東京都知事が外出自粛の呼びかけを行った」

 

という意味であり、それを専門家会議はわかっているけど、
都知事のあの時の外出自粛要請には、
もう意味なんてなかったなんて〜〜言わないよぜ〜ったい〜♪
というニュアンスを残したい〜!
ということで、

 

「呼びかけの前後から」

 

というすごくヘンな表現になっているのではないかなあと
私は想像しております。

最大限に良く言えば、小池百合子さんへの思いやりでしょうか?
「あれは意味なかったです」とハシゴ外すことになるから。
でもそれで自粛要請継続されたら困ります。
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