ディカプリオのスピーチと、今井絵理子の今後

先日、たまたまつけたチャンネルで、若き日のディカプリオと
クレア・デインズの『ロミオ+ジュリエット』が流れていたので見入った。
公開当時、私は大学の文芸学部で映画制作の講義をとっていたんだけど、
映画監督でもあるK教授が、この映画について、
「冒頭の15分以外、クソ映画だ。クソすぎる! 15分見たら劇場出ていい!」
とやたら声を荒げて酷評…というかほとんど激怒しまくっていた。
その強烈さが、私の記憶にいまでも染みついてしまっていて、
今回も、しっかり最後まで見て、心中シーンでティッシュまで必要としながら、
「やっぱりあのセリフまわしはクソだわ……」
とため息をついて自分の気持ちをおさめたのであった。
なんなんですかね、この心理…。私は弱い人間かもしれません…。

あれから20年。
あんなにかわいくて甘かったディカプリオも、ずいぶん渋みが出て、
本当にいい俳優になったよなあ。
レオナルド・ディカプリオ、初オスカーを受賞。
さきほど、そのスピーチの全文があったので読んだのだけど、
映画『レヴェナント』の撮影で、雪を探すために地球の南端まで行く必要が
あったという体験に触れ、地球温暖化に言及、そこから、
汚染者や大企業を代弁しないリーダーを支持しましょう!
と、大統領選について自分の信条を堂々と述べて拍手喝さいを受けていた。

ハリウッド俳優ははっきり自分の政治信条を公言するからすごいよね。
日本の芸能人は絶対にこんなこと言わない。
配慮、配慮、で、結局は「政治については発言を控えたほうがいい」
というのが全体の感覚になっている。
芸能かたわら文筆活動をしている人でも、安保法制ひとつまともに語らず、
「賛成とも言えないし、反対とも言い切れない面があると思う」
と、立ち位置をはっきりと明言できない。

右見て、左見て、物を言ってはいけない空気に歯がゆい思いをしている
芸能人はきっとたくさんいるんじゃないかと思うのだけど・・・。
今井絵理子も、立候補前に
「SPEEDが再結成する可能性もあるので、その時はツアーなど音楽活動
をしたいが、可能なのか?」

などと訊ねて、「国会閉会中にはツアーもできる」(!?)と確認を
とったらしいけど、新人議員は閉会中も勉強しなきゃいけないこと
だらけのはず。
立候補前からそんな態度じゃ、2012年議員問題と同じでしょ。

それならば、わざわざ政治家になるのでなく、
政治的な発言も自由にバンバンするメジャーな歌手、というジャンルを
切り拓くほうが、よっぽど社会のためになるのでは。
別にSPEEDの4人の意見が全然違ったってかまわないのだし。

 
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モテてキレる女、フラれてジメる男


20代半ばの美女から「女として見られるのがイヤで・・・」と相談された。
ボーイッシュ系のレズビアンなのかと聞いたら、そうではない、というので、
だったらそんなの心配しなくても、どうせ女として見られる期間なんて
人生の3分の1もないから、気にしなくてもすぐ終わるんじゃないの、
男の視線なんてどんどん若い美しい子に移っていくし、と言ったら、
めちゃくちゃキレられてへこんだ。

あたしはあたしの実感を語ったのっ!
あなたの思ったような回答は出せないんですっ! 
キレるなら、あたしに相談しないでください・・・。

「個人としての能力ではなく、性的な対象として見られるのがイヤ」
という意味だったんだろうけど。
わかるけど、個人の前に生物なんだからしょうがないのでは・・・。
あんまり性差にこだわりすぎていると、年齢を重ねたときに、今度は
「性的な対象に見られなくて不満・・・」という方向へシフトしないかと心配。


ライジングのコメント欄をいま読んだのだけど、
たしかに、ふられてジメジメネチネチ粘着するのは男性のほうかも??
私は、別れてしまったら、ネタにはするけど、あとは記憶になくなるタイプです。

男性は、思い出をひとつひとつ別のフォルダに入れて保存してるそうだけど
女性は、とりあえずフォーマットして記録を全部消去するか、もしくは、
新しい機種に買い換えてから、次の人のフィールドを作りますしね。
種をまかれる畑のほうだから、当たり前だけど・・・。

粘着状態に入る時って、もともとが不健全な精神状態だったりしますよね。
空虚感を埋められず、なにか対象があれば依存してしまう状態、とか。
相手の評価を自分のアイデンティティにしたい、とか。
自分に原因があるのに、向き合えないから、相手のせいにする、とか。
客観視すると本当の姿が見えてしまうから、自己中心的に走る、とか。
コンプレックスの裏返しでもあるのかも・・・とすれば、女性より男性のほうが、
つい、ぐずぐずモードになりやすいかも? しれないですね。
女性は基本的に威張らなくて済むから幸せです。



ところで今週号のライジング、連載中の「もくれんの ザ・神様!」もお楽しみください。

※「ザ・神様!」…ご夫婦そろってはじめての共同作業でオノゴロ島をお造りになった
イザナギとイザナミ。国生みの誓いを立てたご夫婦は、お互いの“出っ張った部分”と“
へこんだ部分”をぴったり組み合わせて、今日もびしばし営みます♥



 
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不思議な東京の風景

昨日はお手伝いをしている写真スタジオの講座で、皇居から東京駅までの
撮影会があり、引率スタッフとして歩いた。
風は強かったけれど天気に恵まれて、皇居東御苑は散歩の家族連れや、
外国人観光客がとても多かった。
はじめて来たらしい人が、思わず立ち止まって驚いていたのは、
大手門から東京駅方面を見上げたこの光景。





古い伝統の瓦屋根と、超近代的で巨大なビルのコントラストは、
外国人観光客にも物珍しく映るようでスマホで写真を撮る人がたくさんいた。
50年後、ここからの視界はどうなっているんだろうなあ。

東京駅そばの、日本郵便が経営する商業施設「KITTE」へ移動。
屋上に芝生の植えられた展望ガーデンが造られていて、東京駅の線路を
上から眺めることができるようになっていた。





模型みたいだ。
いろんな系統の新幹線から、山手線やら京浜東北線やら在来線も同時に
乗り入れる様子が見えるので、鉄ちゃんにはたまらないポイントらしい。
鉄道好きのおじさまたちから、あの車両は何系で、線路の幅が何センチで、
手前のパンダグラフはどうのと息巻いて説明されたけど、
すべて右から左に流れて2月の寒空へ消えていった。

しかし、新幹線だけでもこれだけの車列で複数の車両が時々刻々やってきて、
よく分刻みピッタリカンカンで発着できるよなあ。日本人ってすごいな。

夕方5時をまわると、とたんに風が冷たくなってきた。
5時すぎから10分間ほどの時間帯は、夕暮れから夜景へ、光が移り変わる、
写真のマジックアワーだったので、寒いなか我慢してみんな撮影していた。





東京駅って、昼間見ると、クリスマスのチョコレートケーキみたいで美味しそう。
夜は夜で、背後にそびえ立つ高層ビルのなかにポッと浮かんで見えて、
不思議な風景だ。
手前のロータリーが工事でフェンス張られているんだよね。
これが開放されたら、車の往来ができて、とくに夕暮れはヘッドライトの光が
あるから、もっと面白い写真が撮れそう。





まだまだ建つよ高層ビル 三菱地所が建てちゃうよ。
ひとまず2027年には、東京駅前に高さ390mの超高層複合ビルほか4棟を
建てる計画があるそうだ。
一生、風景が変わり続けるんだね。
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高層タワーが売れる理由。富裕層のタワマン節税

朝焼けの空とタワーマンション。





36階建てらしいけど、手前の森がうまくかぶさって低く見せてくれるので、
そんなに嫌味に感じないという。
以前、知人が15階Overの部屋へ引越すので作業を手伝ったことがある
んだけど、一息ついて、みんなでベランダから街を見下ろし騒いでいたら、
知人が、暗ーい顔して手すりに体を寄せて真下を見ながら
「・・・こんな、いつでも自殺できる部屋に引越して、大丈夫かな・・・」
とつぶやいたのを、いまでもよく覚えています。
同棲解消して独り暮らしをはじめるタイミングだったのでした。
でもそんな高級な部屋に暮らせる人は、モテます。
全然大丈夫のようで、いまはパートナーの方と、もっと高層のタワーへ
引越されたのでした。


きのうのつづき。
鉄筋コンクリートの建物を作るのに必要な、鉄筋工や型枠職人が
不動産不況のあおりを受けて転職してしまい、人材不足となって
低層マンションの建築費が高騰、それなら広い土地を確保して、
超高層のタワーマンションを建てるほうがよい、という都心の状況。

新宿区、渋谷区、目黒区、港区、あと品川区も新幹線フィーバーで
高層タワーマンションがぼこぼこ建っている。
木造2階建てアパートで日々の地鳴りにドキドキしてる程度の私は、
よくこんなに値段の高いマンション売れるよなあ、都心ってそんなに
金持ちが終結していたのかあ、と圧倒されてしまうんですけど。

なぜそうも建てるかというと、売れるからで。
都心の高層タワーマンションは、お金持ちにとってはいま、注目の
アイテムなのだそう。
ステイタスとか、街を見下ろしながら暮らす優越感とか、いろいろ
聞くけれども、マンションを売る側が特に押しているのは、『節税』
相続税を大幅に節約することができるのだそう。

たとえば、相続税率が50%の方の場合、
2億5000万円を現金を持っていると、1億2500万円が相続税に。
そこで、2億5000万円の高層タワーマンションを買っておく。
すると、マンションは、買った値段よりも土地の専有面積で相続税の
評価額が決まるため、敷地面積だけを単純計算することになり、
評価額は5000万円程度に激減するらしい。
そうなると相続税は、5000万円の50%で=2500万円
これで、1億円も節税できるということに。

高層タワーマンションの場合、眺望の良さや日当たりなどが価値を
高めるので、高層階ほど値段が高くなるのだけれど、相続となると、
専有面積のみが評価対象になるので、1階でも50階でも同じ。
だから、なるべく高層階のマンションを買っておいたほうが、
評価額の落差が大きく、節税になるのだそうだ。
私からすれば、なんのこっちゃら、まったく関係ねーわ、という話だけど。

さらに、買ったマンションを賃貸しておくと、路線価格やらいろいろな
評価基準が加わってお得になるそうで、高層階のタワーマンションを、
自分の子供に賃貸する、というのが「富裕層あるある」になりつつあるとか。

ある高層タワーマンションのコマーシャル記事を読んでいたら、
2億のマンションを買って、36歳の息子夫婦に賃貸しているお父さんが、
「タワーマンションに住みたいという息子の夢もかなえてやれたし、
相続税もかなり節税することができるので、大満足です」
と語っていた。
富裕層の子は、富裕層・・・かあ。




 
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皇居の白鳥と、超高層ビルのこと。


夕刻、皇居のお堀。





夕日に照らされた白鳥が二羽、仲良く泳いでいました。
暖かさに比較的強いコブハクチョウという種類だそうです。
もうそろそろ北へ飛んでいく時期だとか。





逆光で撮れば、きっとキラキラした影絵になって綺麗だろうなあと、
白鳥より前に行こうとしたのですが、身体が大きい分、水かきも立派で、
かなり泳ぐのが速い・・・走っても追い抜かれてしまいました。





なんでそんなに急ぐのか、と思ったら、大手門の橋のそばから、
餌をまきはじめたおじさんがいたのです。
二羽のコブハクチョウは、羽をふくらませて、周りのカモや水鳥を
超威嚇しながら、餌を独占。
イメージとちがったー。意外な一面を見せられました・・・。


それにしても、皇居から東京駅周辺にかけてのエリア、ずいぶんと
超高層ビルが建ったんだなあ。
三菱地所には、100年単位で一生涯建て替え続ける計画があると
聞いたことがあるけど・・・・どこまで巨大化していくんだろう。
大きくすれば、1スペースあたりの坪単価の負担が下がる、というのも
あるそうだけど、そんなに需要が続くのかなあ。

都内近郊では、5階建て以下の低層マンションが絶滅しつつあるそうだ。
リーマンショックで不動産の買い控えが起き、鉄筋コンクリートの建物を
建てるのに必要な専門の職人たちが転職してしまって、人材不足、
これが低層マンション建築費の高騰につながってしまった、と。
これで、3階、4階、5階という圧迫感のない小ぶりなマンションを建てると、
1戸あたりの負担額が異常に高くなり、売れないのだそうだ。
そうなると、どどーんと広い土地を確保して、ババーンと高層タワーの
マンションを建てるほうへ金をまわせ、ということになるらしい。

渋谷区の住宅街で3階建ての大家をしているある知人も、
周辺より家賃を高く設定しないと釣り合いがとれないし、とはいえ、
高くしすぎると入らないし・・・と悩んでいると言っていた。
「大家さん」って不労所得でいいなあというイメージがあったけど、
聞いていると、さほどうらやましくないな、と思ってしまった。

いまは全国的に『空き家問題』が取りざたされているけれど、
そのうちに、3階、4階の、朽ち果てたあばら屋マンションが
ごろごろ出現して問題になるかもしれないね。


 
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地鳴りがすごい。

もしかしたら高層階に住んでいる人には
聞こえていないのかもしれないけど、
ここしばらく、地鳴りがすごい。

木造二階建ての二階に寝ているんだけど、
朝方の静かな時間帯だと「ゴゴゴゴゴ…」
真下に地下鉄が走るような轟音が何度も響いて、
あっ揺れ出すかな…と身構えたり。
音の振動でガラスがびりびり言ったりもするし。

最初は、近所で工事の騒音問題が起きてるのかと
思ってたけど、どうやら東京都全域で頻繁に地鳴りが
観測されているそうで。
不気味でいやだなあ。
勝手に地球に生息しちゃったからしょうがないんだけど、
いつなにが起きるかわからないと、ひしひし感じてしまう。
よく原発つづけようなんて考えるよね。
ほんと、今の自分さえ良ければいいんだなあ。
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「不屈の人」小澤征爾さん、グラミー賞受賞

グラミー賞受賞、はじめてだったのか。
小澤征爾さんって、『不屈の人』というイメージがぴったりで、
テレビに登場すると自然と注目している自分がいます。
がん摘出しても、腰を骨折しても、肺炎になっても、
何度でも復帰して、物凄い気迫でタクトを振るう。
オーケストラの背後から、小澤征爾さんの表情をとらえる映像を
見ていたら、ただ視聴してるだけなのに、なんだか魂に点火されて
めらめらぼーぼー燃やされてるような気分になりました。

私の母は、若いころから小澤征爾さんの大ファンで、
あるコンサートホールでは、演奏後にステージ下から花束を渡そうと、
自分で花束を作って準備していたのだけど、あいにく、席が遠くて
タイミングを逃してしまった、と。
で、仕方なく、帰り際に受付の方に託そうとしたところ、
たくさんの花束がぞんざいに積み上げられているのを見てしまい、
せっかくの気持ちをあんな風に扱われるのは嫌だ、と思ったそうで・・・


「直接お渡ししたいので、楽屋に通してください」

「どちらさまでしょう? 一般の方をお通しすることは・・・」


「オザワです!」


・・・大昔の話とはいえ、娘として恥ずかしい・・・。
小澤でも小沢でも尾沢でもない泉美の母は、「オザワ」と名乗り切り、
そして、あまりにも堂々と「オザワ」と名乗ってしまったので、
受付の方はびっくりしてしまい、そのまま楽屋に案内されて入っちゃった、と。
『寄り切りの人』、うちの母・・・・。

楽屋では、リラックスして着流し姿になった小澤征爾さんがおられ、
花束を持って笑顔で入ってきた母を見るなり、
誰だっけ、忘れちゃったよ参ったなあ、と思われたのでしょう、
いきなり、

「やあ、久しぶりだねえ! 元気だったかい!?」

と、笑顔で母を抱きしめてくださり、母の作った花束をべた褒めしながら
受け取ってくださったのだそうです。
これが、神対応。
申し訳ありません&有り難いことでございます。
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MX『モーニングCROSS』でした


今朝はTOKYO MX「モーニングCROSS」でした。
 


終わってMXを出ると、車寄せのタクシーの前にずいぶん人が
並んでいるので最後尾はどこかしらと探していたら、
列の人たちに妙にジ
ロジロ見られ。
(な、なんだろ…)と不安になっていたら、

タクシーの列じゃなくて出演者の出待ちの方々でした…。
東国原さんのファンかな?
祝日でお天気も良いからかな〜、生放送中もガラス窓の外には
スタジオをのぞいていらっしゃる方がたくさん見えていました。

どさくさで見送られて恥ずかしかった…。
ありがとうございました。
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組体操てっぺん物語


今もさほど変わりませんが、子供のころは虚弱児で、
体温が36度を越えると、プールは見学させられるほどでございました。
5年生のころにはサラリーマン並みに胃痛に悩む毎日を凄し、
ランドセルを背負って歩くのは苦痛。
友達から夏祭りに誘われ、りんご飴をなめながら歩いておりますと
たちまち膨満感に襲われはじめ、まったく楽しむことができず、
「祭りなんか見学するぐらいなら自宅で芥川龍之介を読んでいたい・・・」
と真剣に思い詰めているありさまでございました。

痩せっぽちのひょろひょろで、徒競走はほとんど「置いてきぼり」のビリ。
障害物リレーに出ると、はるか先に行く子たちが倒したハードルの上を
ひょこひょこまたいで通過するようなノロマヌケ。
ですから、現在、大阪市教委が禁止したとして話題になっている
『運動会の組体操』では、「ピラミッド」も「タワー」も、
常に一番上に乗る役目でした。
一度、タワーの上から2番目の役をしたことがあるのですが、
上の子が肩に乗った瞬間、耐え切れず崩落。
やっと肩に乗せても、私ひとりぶるぶる震えて、まったく立ち上がることが
できず、失敗。
結局、先生の指示で、てっぺんの子と交代させられることになるのでした。

かくして、組体操の練習がはじまるわけでございますが・・・
この「てっぺん役」が、私の胃痛をさらに酷くさせる原因になるのでございます。
ピラミッドもタワーも、てっぺん役は、何人もの友達を踏んでのぼらねばなりません。
すると、踏まれた友達から文句を言われたり、恨まれたりするのです。


忘れもいたしません・・・あれは5年生の運動会。
6年生との合同チームによる3段タワーの練習でございました・・・。
2段目ができあがり、さあいよいよ私が登頂する段となりまして、
私は、1段目を支えていた、チームのなかでもっとも体格の良い6年生の女子の
背中に足をかけ、ぐんと踏みしめてのぼってゆきました。
このときタワーは成功し、「よし、これで本番も大丈夫」となりました。

ところが練習後、この踏まれた女子が、同じく1段目を支えている6年生女子4名
を従えて、ものすごい形相で詰め寄ってきたのでございます。

「ちょっと、わたしを踏んでのぼるのやめてくれる!?」

「わたし見たわよ。2回も3回もこの子を踏んだでしょ」

「そうよ、この子に、なにか恨みでもあるわけ?」

「あたしにも足かけないでよねっ!」

ろ、ろくねん、こわいいーーーーーー・・・
そこで、次の練習からは、この6年生女子たちを避けて、同級生の友達を
踏んでのぼることにしました。
ところが、この友達は身体の線が細く、肩の上に2段目の子を乗せた状態で、
すでにいっぱいいっぱい。私が足をかけて体重を乗せたとたん、耐えられず、
タワーは崩壊してしまったのでございます。

そして悲劇が起こります。
先生がやってきて、あろうことか、例の体格の良い6年生女子様を指さし、
私に言うのです。

「彼女に足をかけてのぼりなさい」

オーマイガーッ!
しかし、ほかに方法がありません。仕方なく6年生女子の背中に足をかけると、
彼女は、「チッ!」と舌打ち。うーっ、胃が、ちくちくしてきた・・・。

ああ、このジレンマ。
私にとっての組体操は、このジレンマとの闘いでした。

運動会当日。
タワー3段目でよろよろ立ち上がった私は、こんなことを考えておりました。

(やっとこれで終われる…けど、終わったあとも怖い…うう、胃がちくちくするーっ!)


ニュースを聞いて、ふと思い出した5年生の運動会でした。

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R.スコット監督『オデッセイ』、心に優しい映画だった。

リドリー・スコット監督の『オデッセイ』、心に優しい映画だったなあ。
主役のマット・デイモンが、火星探査中にいろいろあって、たったひとり
火星上に取り残され、死んだのかと思いきや、植物学博士の知識を
フル活用して芋の発芽などに成功し、なんとかかんとか自給自足ライフを
はじめることになって・・・というストーリーなんだけど、

あ、まだ観てない人は、この先は読まないほうがいいですね!
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