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四苦八苦と服従欲求

仏教では、
生苦・老苦・病苦・死苦の根源的な四つの加えて、

 

愛別離苦 あいべつりく/愛するものと別れる苦しみ
怨憎会苦 おんぞうえく/怨み憎まねばならないものと会う苦しみ
求不得苦 ぐふとっく/求めるものが得られぬ苦しみ
五蘊盛苦 ごうんじょうく/心身の5要素(色・受・想・行・識)から生じる苦しみ

 

これらを総じて「四苦八苦」と呼ぶといいますが、
現代は、

 

自己愛離苦 じこあいりく/自己愛と離れる苦しみ
微生物会苦 びせいぶつえく/ウイルスと会う苦しみ
除菌不得苦 じょきんふとっく/除菌状態が得られぬ苦しみ
管理求望苦 かんりくぼうく/心身を管理されることを求め望む苦しみ

 

こんな感じかもしれませんね。

 

あと、いろいろな人の言動からうっすら感じていることは、
同じ「自由」でも、
「〇〇からの自由、解放」
という自由については、想像がおよんでも、
「〇〇への自由」
という自発的・積極的な自由については、
なかなかピンと来ないものなのかもしれない、ということです。

 

「コロナ怖すぎる」を刷り込まれて、強権支配、管理社会を望む気持ちが
芽生えた人々のなかには、恐怖感と同時に「どうにもならない」という
無力感も生まれているように感じます。

その無力感は、これまでの社会状況で醸成されてきている部分も
あるだろうし、
また、他人に対する無関心さも含まれていたりするように思うけど。

 

ただでさえ、人々がバラバラになっている今の世の中に、
「ソーシャル・ディスタンス」でさらにバラバラになることを要求し、
「そうするしかない」=「自由を失っても仕方がない」という方向の
思考回路だけを植え付けられ続けてしまうと、
個人の無力感、孤独感がますます強調されて、
強い者に服従したい、という欲求がどんどん高まってしまい、
「独裁シーヤ」「もっと管理シーヤ」
に繋がってしまうのではないのかなと私は思っているのですが…。

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