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R.スコット監督『オデッセイ』、心に優しい映画だった。

リドリー・スコット監督の『オデッセイ』、心に優しい映画だったなあ。
主役のマット・デイモンが、火星探査中にいろいろあって、たったひとり
火星上に取り残され、死んだのかと思いきや、植物学博士の知識を
フル活用して芋の発芽などに成功し、なんとかかんとか自給自足ライフを
はじめることになって・・・というストーリーなんだけど、

あ、まだ観てない人は、この先は読まないほうがいいですね!
特徴的なのが、登場人物がとにかく頭の良すぎる人間と、
めちゃんこ物わかりの良い人間だけで構成されていること。
なにかとんでもない問題が起きても、みんな頭良すぎるから、
すぐに知恵が出るし、協力体制も出来上がっていく。
どんな困難もまったく障害にならずにサクサク解決。
これが快感であり、コメディタッチにもなっていて面白くもあり。
ハラハラもドキドキも不安も感じないから、やたら心に優しい。

そして、3Dをあくまで自然に使っているのも、心に優しかった。
私は、3Dの爆発シーンやら、尖ったものの突き出してくるシーンやらが
精神的な圧迫を感じすぎて本当に苦手なんだけど、
『オデッセイ』は、そういう映像技術を見せるための演出がなかったので、
ずっと安心して画面を見ていられた。

とにかく、観客にストレスを感じさせないことを目指したような、
現代人の心に優しい大作だ。
たしかに、みんな日々の生活だけでストレス満載だから、
わざわざ映画館で眼鏡の上にまた眼鏡かけてまでストレス浴びたくないし、
こういう映画は好まれるのかもしれないな・・・。

大問題が勃発したときに、アメリカ人宇宙飛行士を救うのが、中国
というのも、時流を浮き彫りにしていたと思う。
『ゼロ・グラビティ』もそうだったもんね。
今後もっと中国人が大活躍するハリウッド映画が増えるのでは。
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