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買いだめパニックの心理

イオンの怒涛のトイレットペーパー大量陳列販売、
すごいインパクトやな。

 

「お一人様10点まで」トイレットペーパー大量入荷したイオンの戦略が目から鱗

https://togetter.com/li/1476970


「おひとり様10点まで」と書いてあるのがまた威力ある。

そんなにトイレットペーパーいらんちゅうね〜ん!
そろそろ騒ぎも収束するかなあ。

 

レストランのバイキングでは、
たいていどの皿にも常に料理がモリモリに盛られていて、
「残り少ない皿」を作らないことがポイントらしい。
減っている皿があると、その皿の料理が、みんなが欲しがる
人気の料理なのではないかと思い込んで、
「あれ、なくなるから早く食べておいたほうがいいよ」
と口コミが広まったりする。
客が競争しはじめ、どんどん料理が減っていく。
客に「もっと食べておかねば」という競争心を抱かせると
バイキング側としては損してしまうので、
無駄に見えても常にモリモリにしておくほうが良いらしい。

 

というのは、のん気な食べ物の話だけど。

 

買いだめ騒ぎっていうのは、そういう獲得競争でもあるが、
そもそも庶民による不安の表現でもあり、
また今回は、「生存競争」みたいな思い込みも加わっている。
もちろんデマ流す奴が悪いんだけども、
人の野性の感覚が目覚めてしまう条件がそろい踏みなんじゃ
ないだろうか。

 

情報をよく周知することが大事だと言うけど、
メディアがバンバン「ない」ことを周知して不安を煽ったあと、
「冷静に! 正しい情報はこれです!」と言い出しても、
パニックになった人は、その頃すでに
「自分の野性の感覚だけが頼りだ」
というモードに入っているから、
メディアがなんて言おうと信じられるか、となる気がする。

 

「情報の周知」って言うのは簡単だけど、
現実には「不安情報を周知」してるからなあ…。

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