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インドと中国の経済を比較した本が面白かった

やっとにおいが消えた・・・。
月曜から裏のビルの塗装工事がはじまって、強烈なシンナー臭に
朝から晩まで悩まされつづけていたのだ。
うちは昭和感あふれる古い木造アパートなもので、外気をシャットアウト
したくてもどうしても隙間から入り込んできてしまう。
部屋にいるだけで頭痛がひどく、エアコンも使えないので、用がなくとも
外出して、喫茶店で過ごしていた。

近所の喫茶店に、たまたまインドと中国の経済を比較した本があり、
10年前の古い本だが、特にインドは知らないことが多かったので、
おもしろく読んだ。
インドと中国の産業別の今後の見通しが比較されているんだけど、
ざっくり言うと、短期的な経済発展は、中国のほうが目立っているが、
長期的・将来的に見れば、いずれインドが中国を逆転する
という見方。
とくに、両国の人口ピラミッドの比較は、はじめて見たので面白かった。

インドの年齢別の人口ピラミッドは、美しいほど先の尖った三角形で、
20年後も、若くて良質の働き手が社会を支えていることがよくわかる。
一方で、中国は、一人っ子政策のおかげで、無理やり出生率が下げられ、
突然ピラミッドがいびつになり、日本の少子高齢化型に近い。

インドも過去に産児制限をしていたとは知らなかった。
貧困を撲滅するという名目で、貧困地域では男性のパイプカットまで
行われていたらしいが、イスラム教やヒンズー教では多産が常識なのと、
中国共産党一党独裁の国とは違って、国民が怒って与党を転覆させた
ことで、国家による産児制限はタブーとなったのだそうだ。
……なんだか、シールズが好んで引用しそうな話だな。
カースト制度に根差したインド人の国民性の話もおもしろかった。


中国の一人っ子政策は昨年撤廃されたけれど、
日本の核家族とは違って、子供一人を両親と祖父母の大所帯で育てる
時代になったため、甘やかされて、大人になってもわがまま放題の若者が
異常に増えたと聞いた。
《一人っ子政策の困ったちゃんたち》という紹介で、中国人の20代若者が、
デパートで化粧品や洋服を買ってもらえなくて寝そべってギャーギャー
わめいている話や、動画をいくつか見たことがある。
去年も、20歳の女が、父親に高価なスマホを買ってもらえなかったとして、
車道に寝そべってわめきちらし、警察が出動して、結果、困った携帯店が
機種代を値引いて収まったというニュースがネットで話題になっていた。


後半に、インドと中国の軍事面の比較が載っていたんだけど、
読み切らずに帰ってきたので、また時間見つけて読みにいこうっと。
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