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メディアの信頼度下げて憲法改正発議

今朝の東京新聞の記事にもなっていたが、ツイッター上で「朝日新聞、死ね」

と発言してネット上で話題になったネトウヨ、日本維新の会・足立康史議員が、

憲法審査会で、安全保障関連法、森友・加計学園問題を

 

「マスメディアの偏向ぶり、中でも朝日新聞のねつ造、誤報、偏向報道の

オンパレード」

 

と述べ、改憲の議論を急ぎ、国民投票に向かわせるために、

 

「マスメディアを正すか、マスメディアへの信頼度を欧米並みに引き下げる

のかのいずれかに取り組むことこそ、憲法改正国民投票に向けて、最も重要

な環境整備ではないかと考えます」

 

と発言した。

 


11月30日の衆議院・憲法審査会
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=47625&media_type=fp
 


足立議員いわく、英国キャメロン前首相と懇談した際に、

マスメディアに対する不満はないのかと質問したところ

「政治家がマスメディアに対して文句を言うのは、

農家が天気に文句を言うようなものだ」

と返答があったのだそうだ。

 

ごく普通に解釈すれば、

「政治家がマスメディアに文句なんか言うのはくだらない、

能力無しの証拠だ」

という意味になるし、質問者の足立議員をバカにする含みのある言葉にも

感じるが、足立議員は

 

「注意が必要なのは、このキャメロン前首相の指摘は、

英国人がマスメディアの情報をコロコロ変わるお天気程度にしか信用して

いないということの裏返しでもあるということです」

 

とハイパーポジティブに脳内変換。

「日本では国民の7割がマスメディアを信頼しているのに対し、英国では

わずか14%にとどまるのだそう」

とし、だから、日本のメディアの信頼度を英国並みに下げて、改憲の議論を

スピーディーに進め、さっさと発議してしまえ、と言ったわけだ。

 

ネトウヨってどこまでアホなのか。

メディアも扇動やデマ報道をやることはあるし、

政府の広報紙に成り下がる事例も最近見せられたばかりだから、

たしかに危険な一面もあるが、

安保法制、森友・加計問題、そして共謀罪の議論に関しては、

 

「記憶はありません」

「記録は廃棄しました」

「記憶に基づいて答弁しましたが、その記憶が間違っていたのではないか

と推測しております。嘘はついておりません」

「パソコン内のデータは、自動的に削除され二度と復元できない仕組みに

なってございます」

「私の頭脳が対応できません」

「事前に通告があればもっと立派な答弁ができますのに」

…etc

 

国会での大臣、閣僚、官僚らの不明瞭、ごまかし、ウソ、時間稼ぎの

不誠実すぎる答弁の数々が、不信感を招いたのだ。

メディアが不信感を作ったんじゃない!

隠蔽し、時間を引き延ばし、数の力だけで押し通す政権与党の姿が、

次から次へと不信感を生み出しているんですよ!

 

国民から不都合な事実を隠蔽して、議論なしに安倍改憲案を通したい

という愚劣な意図だけ!

憲法改正の国民投票のために、都合の悪い報道をするメディアの

信頼度を下げろ、それが環境整備だと国会で発言するような人間に

国会議員の資格があるか?

「朝日新聞」の名前があがると議場からヒソヒソ笑い声があがる様子
が聞こえてきた。隣に座る議員も、にやっと笑っている。
現場にいた野党議員によると「失笑」だったそうだが、同じ陰謀論を
安倍首相も主張している。
「メディアの信頼度を下げて憲法改正発議」の足立発言は、現政権の
主要路線だろう。

 

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