<< リュック担いでてすみません。 | main | 山尾志桜里議員と倉持麟太郎弁護士の件について >>

ライジングは伊藤詩織『Black Box』

今週のライジングは、「泉美木蘭のトンデモ見聞録」が巻頭。

「伊藤詩織『BlackBox』と三浦瑠麗」というタイトルで書いています。

 

ライジングVol.246の購読はこちらから

 

元TBS記者の山口敬之氏からのレイプ被害と、逮捕状執行の握りつぶしを

告発したジャーナリストの伊藤詩織さんによる『BlackBox』(文藝春秋)

の感想と、この事件にまつわって、同じ女性として詩織さんに寄り添う

ふりをしながら…彼女の伝えたいことを全否定しているという、

巧妙な政権擁護を展開する女性論客について書きました。

 

『Black Box』は、レイプ被害者による生々しい告白本ではなく、

ジャーナリストとして、「伝える」ことが強い目的になっています。

被害者の立場から、自己憐憫に陥ることなく、現実と向き合うのは本当に

勇気のいる、苦しい作業だっただろうと思います。

あの記者会見をめぐる、ご家族の話はつらくて胸のつまる思いもしました。

事件の全容とその後の山口氏とのメールのやりとり全文、独自の調査、

浮上する疑問点、デートレイプドラッグの実態、性犯罪被害者をめぐる現状、

被害にあった時の対処法などが、全体としてかなり精細に丁寧に、冷静に、

そして抑制的な筆致でつづられています。

 

彼女の記者会見がほとんど報道されたなかった件については、事前に、

政府サイドから「触れないように」という圧力があったこと、それを

まったく意に介さなかったのが週刊新潮の記者だけだったことなどが

描かれており、権力の露骨さに驚きました。

事件に興味を持った方は手にとられてみてはいかがでしょうか。

 

 

 


小林よしのりライジング

「vol.246 伊藤詩織『BlackBox』と三浦瑠麗」

http://ch.nicovideo.jp/yoshirin/blomaga/ar1361172


【今週の目次】

1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第55回
 「伊藤詩織『Black Box』と三浦瑠麗」


2. ゴーマニズム宣言・第251回
 「若者は自民党をリベラルだって?」


3. しゃべらせてクリ!・第204回
 「必勝!ぽっくんの選挙演説大作戦ぶぁい!
 の巻〈後編〉」


4. Q&Aコーナー


5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)


6. 編集後記

 

 

泉美木蘭からのおしらせ | - | -