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「規制」=「悪」だけじゃない

安倍首相は、加計学園問題について追及されて、
「民主党政権時にもご苦労があった」などとわざとらしく言って
ブーメラン効果を狙ったのかもしれないが、民主党政権時には
首相のお友達を優遇させるためになにかを無理矢理押し通すような
ことがあったわけではないし、国家戦略特区法を作ってまで、
首相の私的な思惑の通りに公的機関や公共物件をコントロールする
ようなことも起きていない。

また、安倍首相は、
「岩盤規制に挑戦する」「あらゆる抵抗勢力に屈しない」
などと言って、さも「規制=悪」と印象付けるような答弁をして
いたけど、規制は意味があってされているものだろう。

ただただ獣医を量産して、本当に需要はあるのか?
50年間学部が新設されていない状況で、質の高さを維持した教育環境

が整備できるのか? 教員は足りるのか?
そもそも巨額の補助金を流し込んでまで開設してしまって、当の学生

たちは、卒業後、自治体の財政を潤すほど、その自治体に根付くのか?
実際「夕張市のようになったら大変だ」という憂慮が出ていたわけだ。


現実的な課題がたくさんあると思う。
それらの課題をデータをもとにして考察し、規制すべきと判断すれば、

その結論を頑なに守ってきたのが役人だったのではないの?
規制=悪と断定できるものではないし、
役人は、政治家に対抗して「反対のための反対」をする存在でもない

だろう。

「抵抗勢力に屈しない」なんて被害妄想が過ぎるし、だいたい、
<自分が絶対的に正しい>と思いこみ過ぎだ。

あるものをないと言わせ、記憶はないと言わせ、黒を白と言わせ、
問題視して批判すれば自分が多数派であることに高をくくって、
「抵抗勢力!」「屈しないぞ!」と言いはじめる。
「自分は絶対に正しいんだ!」と。

こんな政権が共謀罪を通そうとするなんて危険すぎる。
 

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