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クンビア・ペルアーナ:Grupo Nectar "Pecadora"

クンビア・ペルアーナの名曲をご紹介。

クンビアは、もともとコロンビアに連れてこられたアフロ系の奴隷たちを

発祥とする4分の2拍子のリズム音楽で、スペイン語圏を席巻。

もともとは、奴隷たちが自分たちの精神を宗教儀式として伝える目的が

乗っている音楽だったようで、ずーっと聞いているとなんだか異世界へ

ふぅっと入りそうな気分になるという…。

 

そんなクンビアのなかでも、特にペルーの大スターによる名曲。

アイララで教わった、ペルー人の男の子がいたらとりあえずかけてしまう

一曲であり、まず「わお、ペルーの曲だよこれ!」と盛り上がる一曲です。

 

 Grupo Néctar  "Pecadora"

 

 

Pescadora は、「罪びと」と訳すのがよさそう。

「娼婦」「尻軽」といった意味もあるようだけど、

この歌に関しては、お色気ムンムンで男を誘うイケナイ人妻に、

本気で恋をしてしまった青年の狂おしく切なく恋い焦がれる想いが

歌われているから、『ああ、罪なひとよ…』って感じが、この曲の

哀愁のメロディに合うかもしれないな。

(日本人としては、どうしてもエロさより情緒を詩にしたいという…)

 

 

しかし、悲しいことにこの切ない名曲を産んだ Grupo Néctar

もうこの世にいません。大昔のグループじゃないよ。

メンバー13人全員が、ツアー中にバス事故でいっぺんに亡くなって

しまったんです。衝撃的すぎる大事件です。

だから、もうこのグループの新曲は聞けません。

 

Pecadora

 

切なさ漂うハイトーンボイスは、Jhonny Orosco

現在は、彼の息子さん、Deyvis Orosco が新世代のスターとして

活躍しているようです。

あまりにも偉大なお父さんだったため、最初は大変だったようですが

がんばって欲しいな。

 


 

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