<< 日米首脳会談 | main | 日本人は、「喜び」という名の自粛のなかにいる。・・・オバマ大統領の広島訪問 >>

いまの庶民に値上げなんてムリムリ。

ユニクロが、値上げに失敗。
今年の秋冬物からもう一度、低価格路線にもどすそうだ。
平成26年から5%、10%とじりじり上げていったものの、
呼応するように客離れが起きた、と。
今期の最終利益予想は前年期45%ダウンらしい。

わかるなあ。ユニクロで靴下や肌着を買うことあるけど、
安いと思ってまとめてカゴに入れて、いざレジで清算すると案外高くて、
(あれー、こんなに買ってしまったのか・・・)
と、財布を開きながらすごく後悔したことが。
4000円ぐらいで済むという感覚だったものが、6000円超えてた、
という程度のことなんだけどね。
それでもやっぱりみんな同じような体感があって、「高いよね」という
イメージがついて、それ以来、近寄らなくなったな。
それぐらい、価格に対する強い着目がある、という意味でもある。

デザインが毎度単調で、飽きられているという意見もあったけど、
企画がどうでも、お金があればみんなもっと買うはず。
衣類は、低価格のものでも大事に長く使って、あまり新たな買い物を
しないように・・・というのがエンゲル係数の上昇にも表れていた。
中途半端な値上げをされると、もう日本には受け入れられる層が
いないというのが実態なんだろうと思う。

牛丼の吉野家だって、これ以上は値下げができないから、
50円安い「豚丼」を復活させている。
さらに、夕方になると、『吉呑み』という赤提灯が軒先にぶら下がって、
350円のビールと100円のお新香だけで晩酌している人もいる。
なかには、サービスで置いてある食べ放題の紅しょうがをつまみに
飲むという人もいて、これでよく店が成立しているなあと思う。
賃金なんて上げられないのが目で見てわかるよ・・・。

 
日誌 | - | -