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ラテンのいろんな意味ですごいところ

ラテンのCDってほんといい加減なんだなぁ・・・。
歌詞カードから、一番知りたい曲の歌詞が平気で抜けてるし。
ぼやいちゃうよ。

メレンゲというキューバ発祥の2ビートの音楽があるんだけど、
それを世界的に大ヒットさせてメジャーなクラブ音楽にした
Elvis Crespo というプエルトリコ人のスーパースターがいて、
私も、ここぞという時によくかける曲のが2、3あるんだけど・・・
その日本語対訳の歌詞がついているというCDが中古ショップで
100円になっていたので、歌詞カード買う気分で買ってきた。

とはいえ、だいたいがダンス音楽だし、いつ聞いても、どこを聞いても、
「ベサメベサメ!」「ベサベサベサベサベサベサベサメムーチョ!」
ぐらいしか言ってないので、
「キスしてキスして!」「キスキスキスキスキスキスもっとキスして!」
ぐらいのものかなと思ったら、本当にそのぐらいしか言ってなかった。

《キスして、キスして、もう一度キスして、ちょっとだけキスして、
優しくキスして、ゆっくりキスして、もうちょっとキスして、キスキスキス》


他の曲も《恋人、恋人、僕の恋人、いつも恋人、素敵な恋人、恋人恋人》とか
《忘れない、忘れないぞ、絶対に忘れない、忘れないぞ忘れられないぞ》とか
延々と同じようなワードを繰り返してる曲が多かった。

そもそも、国内にしかマーケットのなかったメレンゲ音楽を、
世界に出せた理由のひとつは、歌詞を、誰でもが口ずさみやすい(?)
無難な言葉の連続にしたことが大きな理由のひとつでもあるのだそうだ。
それはすごく言えるな。
ラテンのダンス曲って、国内向けに作られてる曲は、目的がはっきり
決まってて、とてつもなく直接的というか直情的にエロい歌詞ばかり。

《気が狂うまできみを求めるよ》
・・・ぐらいではまだまだ子供の歌、
《君のおっぱいを朝まで揉みつづけるし、ついでに満月も揉んじゃうよ》
・・・ぐらいからラテン感が出てきて、うっかりすると、
《僕から飛び出したなんとやらが君のなかでたくさん泳いでる》
・・・なんつー、すごいことを言い出すことがあって、そりゃいくらテンポや
バンドが良くても大ヒットするには難しいやな。

まあ、そういう前提があって、でも、そんななかでも割と込み入った、
なんだかインテリジェンスのありそうな曲が1曲あって、
私のスペイン語翻訳アプリでは、大体の感じしかわからずにいたので、
正式な日本語訳がついてるなら読んでみよう! と。
そうしたら、ミスなのか、そもそも誰もチェックしてないのかなんなのか、
その曲に限って、ごっそり歌詞が抜け落ちていたのだった。
抜けてるけど、ページの数字はあってるから印刷の落丁ではなくて、
制作側がいい加減なんだな・・・。

ライナーノーツは、有名なラテンDJの男性が書いていたんだけど、
「海外でのエルヴィス・クレスポへのインタビューは、15分しか
持ち時間が貰えなかったのに約束の時間に遅刻してドジった」

という話からはじまって、取材会場のホテルに遅れて行ってみたら、
直前のプレスがテレビだったんだけど、さすがラテンの人間はいい加減で、
インタビュアーとカメラマンが、なぜか家族や友達まで連れてきていて、
全員で記念写真を撮りまくって盛り上がっていた、と。
で、さらにそこに、ルームサービスを運んで来たホテルのボーイが現れ、
これまたラテン男で、「もしかしてエルヴィス・クレスポ? まじかよ!?」
って感じで混ざってきて超盛り上がってしまい、もうスケジュールなんか
どうでもよくなっていて、結局インタビューには余裕で間に合った
・・・みたいなことが書いてあった。

すごくわかる。
うちの店も、告知した時間にライブがはじまったこと一度もないもんな。
そもそも開始時間になってもバンドが来てないこともあった。
お客さんもそれを見越してて、言った時間にぜんぜん来ないし。
いやー、歌詞カードに歌詞のってないぐらいでブツクサ言えないね!
あっはっは。
肝心な歌詞は読めなかったけど、笑っちゃったからもういいや!







 
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