「飲み屋潰しのセクハラ糾弾に言っとく!」

ライジング、火曜日から配信中でした。

今週号も巻頭で私の記事、載せていただきました。


「飲み屋潰しのセクハラ糾弾に言っとく!」



小林よしのりライジングVol.271
 

トップは「泉美木蘭のトンデモ見聞録」

セクハラ糾弾ヒステリーの

品行方正・潔癖症全体主義者たちよ、

これが「リアル」だ!!

 

キャバクラがセクハラの

温床だとまで言い出した

カマトトサヨクの浮世離れは、

もう完全にトンデモの域に入っている!

 

そもそもキャバクラってどういうところか?

キャバ嬢のプロってどういう人か?

もくれんさんが実際に見てきた、

キレイゴト主義者がぐうの音も出ない

現実を突きつける!!

 

ゴーマニズム宣言

「自称保守・ネトウヨのカルト化現象

~霊性・霊界ガイド~」

 

こちらは右側のトンデモの話。

知性も思考力もハナから放棄している

自称保守・ネトウヨたちは、

いとも簡単にトンデモ科学・オカルトに

ひっかかる!

 

産経新聞社が発行する「別冊正論」は、

「ムー」とほとんど変わらぬ

「霊性・霊界ガイド」なる本まで

出すに至った!

 

しかしこれ、ただ単にバカだから

出しているというには留まらない、

さらに悪質な背景が見え隠れする!



【今週のお知らせ】

※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」
 …リベラル・左翼系メディアを中心に、巨大な
 セクハラ糾弾キャンペーンが繰り広げられている。
 「CMやテレビ番組等での性的に不快な表現を
 規制せよ」「酒類メーカーが共同で『アルコールを
 飲んで性的ハラスメントをすることは許さない』
 というキャンペーンを行えば良い」
 「キャバクラはセクハラの温床」等々、
 現実を知らないデタラメな言説がまかり通っている。
 机上の空論を並べ、女性を一方的に
 「弱者」「被害者」にするセクハラ糾弾を許すな!

 

※「ゴーマニズム宣言」
 …前々回では自称保守の劣化の顕著な例として、
 「別冊正論」31号に掲載された竹内久美子の
 「サヨクの男は睾丸が小さい説」を取り上げたが、
 劣化の実態はまだまだあんなもんじゃない!
 同じ「別冊正論」28号の特集はなんと
 「物質世界の向こう側 霊性・霊界ガイド
 ―あの世を感じて生きる―」である!
 まるで「月刊ムー」のようなオカルト記事が
 これでもかと並び、最後は“オススメ新宗教ガイド”
 まで載っている。
 近年のオカルト界は、ネトウヨ思想と相当に
 親和性が高いようだが、果たしてその理由とは?


※よしりんが読者からの質問に直接回答
 「Q&Aコーナー」!
 喘息になってしまった私にアドバイスを!
 朝鮮学校に対する国からの補助金を認めるべき?
 日本でお笑いの政治風刺が活性化するのは難しい?
 手塚治虫や石森章太郎に会ったことはある?
 「女性のスターには老いを見せて欲しくない」
 と思うのは男尊女卑?
 クオーター制が必要な理由は?
 …等々、よしりんの回答や如何に!?

 

こちらから…小林よしのりライジングVol.271

 

【今週の目次】

1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第82回
 「飲み屋潰しのセクハラ糾弾に言っとく!」


2. ゴーマニズム宣言・第278回
 「自称保守・ネトウヨのカルト化現象
  ~霊性・霊界ガイド~」


3. しゃべらせてクリ!・第229回
 「究極のぺろぺろ父子愛ぶぁい!の巻〈前編〉」


4. Q&Aコーナー


5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)


6. 編集後記

日誌 | - | -

日記


きょうの雨は、なんだか落ち着く音だ。
むかしは雨にはとっても悲しい記憶がこびりついていたけれど。

ところでみなさん、九州ゴー宣道場には応募なさったの?
これを逃したらもったいないよ。
お祭りだと思って参加して損はないのよ。
忘れないように、もれなく応募してくださいね。

動画収録で、笹幸恵さんとの「淑女我報」、またにぎやかに、
セクハラ問題についておしゃべりしながら、
「女の強さ」について、掘り下げました。お楽しみに。

夕方、すこし事務所に寄って、
世の中に流通していない写真集を見せてもらった。
限定10部とか、お手製で5部とかの。
流通してないというのは、できない、という意味もあるんだけど。
えっ、あの先生こういうのを愛して撮っていたんだ、みたいな。
メジャーな作品を生み出す人々でも、その根源には、ものすごく
偏愛的ななにかが存在するんだよ、やっぱり。
こういうところ、許容する世の中にしておかなきゃ。


それはそうと、薔薇って、美しく枯れる薔薇と、
だらしなく崩れる薔薇とがあるんだね。

日誌 | - | -

今日の日記

夕方までめいいっぱい原稿やって、その後外出して
久しぶりに長距離歩いた。もう眠い。
写真事務所で数十枚のプリントを並べて腕組み。

「これと、これと、これかな」「これは?」「これかあ」
「これじゃない?」「これねえ」「これじゃないか」
「これかな?」「これだね」「これもでしょ」「これね」
「これは?」「これだね」「これだよね」「これだ!」

指示代名詞だけで会話がつづくの巻。
これだけでも強い意思表示と、感覚のすりあわせが
成り立っているんだよね。
おもしろいな。会話って。


発掘、お気に入り。
グレイス・ジョーンズの1977年のレコード。
超かっこいいよね。以上。

 


 

日誌 | - | -

つぶやき

原稿ばくばく執筆中。

アートディレクターの浅葉克己さんの話が何度聞いても笑っちゃう。

どうしてうちの店に50年間ずっと足しげく…になったのかという

秘密を、この本のなかで明かしちゃう。

浅葉さんは、洒落っ気たっぷりの素敵な方だよね。

本当にファミリアスに協力してくださって、今回は装丁も!

感謝。

 

暑い。

なんだか風通しがなくて、あんまり昼ご飯たっぷり食べちゃうと

眠くなる。

午後は写真受け取りにいかないと。

 

日誌 | - | -

世の女はそんなに「コミュ障」なのですか?

朝日新聞に、セクハラ被害・段階別対処法っていう例文集が
のってるんだけど、なんなんだこれはー?

◆相手の言動に違和感を抱いたら・・・

〇言い方は端的に
〇すしを食べている人に「それ、ソースですよ」と指摘する
くらいのテンションで

「セクハラです」「イエローカードですよ」

具体例)
年長者から「キスの味」という名の飴と「ムラムラする入浴剤」
をもらった女性。「イエローカード」と伝えると、ムッとした
様子だったが、アプローチはなくなった。



コミュ障か?
コミュニケーション障害のための会話レッスンですか?



なんかもう滑稽すぎて笑っちゃうんだけど。
要するに、女は会話の能力がないってことなのかなあ。
「やだー、こんなのどこで買ったんですか。やらしー!」
ってツッコミ入れて笑って終わっちゃうこともあるし、
笑ってあしらいながら、内心で、
「センスのないじじいだわ…」
って思ってゴミ箱に捨てときゃいい話じゃない!

「アプローチ」ってのは、めんどくさけりゃ断ればいいし、
しつこきゃ怒ればいいだけだと思います。
「こんなものであたしが落ちるわけないでしょ」って思って
おけば済むところもありますよ。


いちいち「ストレス」に変換させていくのは、
自分を安く、低くしている、その女自身だったりもするのだ。

なんでもかんでも「セクハラ」「イエローカード」「訴える」
っていうセリフで片づけよう、みたいなレッスンは、
紋切型の会話しかできない女しか生まないから、つまんないよ。


しかもなんだこれ。


「畑でとれたから」と職場で野菜をくれた人が、
今度は「釣った魚を届けに来た」と家へ。
「休ませて」と家に上がり、ドライブに誘うなどエスカレートする。
相手は半ば意識的に断りづらい状況を作っている。
「イヤです」ときっぱり言いましょう。
「感じが悪いかな」なんて心配は無用。
やんわり断って切り抜けようとしても、相手は「恥ずかしがっている」
などと勝手な解釈をするだけです。


野菜と魚だけもらっといて、追ン出しゃいい話でしょ!

断りづらい状況も何もないですよ。
「休ませて」で家に上げなきゃいいんですよ。
「ごんぎつね」じゃないんだよ!
断ったぐらいで悲しい結末のおとぎ話にはなりません!

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あちゃぁ

朝7時から原稿書きはじめて、もう深夜1時だ。
ザ・シャイライツの古いアルバムをずっと聞いてたんだけど、
没頭して全然聞こえてなくて、夕方から何回リピートしてるか
わからない。
“Are You My Woman”って、ビヨンセの曲の元ネタだね。

 

背伸びしてテレビをつけたら、とうとう加計学園と安倍首相の
つながりをしめす文書があらわになってしまっていた。
どうなっちゃうかね?

 

書き手だけやりたい気持ちでいっぱいなんだけど、
あしたは原稿と写真を受け取りにいかないとだ。
装丁家の方から「束、束」と言われていて項数確認したり。
「なんでもこいや」状態。

 


 

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本音、言うてゆけ

土曜日で外出仕事がひと段落して、原稿追い込み。
お腹が出てる、それ運動不足だよといろんな人に言われてるから
ずっと気になってるんだけど、もうしばらく運動不足のままだ。

「週刊現代」の元朝日美人記者、川村昌代さんの本音インタビューが
めちゃめちゃおもしろい。
「『エロ親父』福田が怖くて、記者が務まるか」
というタイトルなんだけど、自分がどのようにしておっちゃんたちと
つきあいながらネタをとってきたのか、ざくざくっと語っていて最高。

うまくあしらうこともあれば、
コントみたいに爆笑で終わらせることもあれば、
面と向かってゴルァー!とどつくときもある。
好奇心でとことん付き合ってみることだってある。

この記事を読むと、セクハラヒステリーの人々って、
なにブームにのせられて不自然なまでに本音を包み隠してるの?
としか思わない。


ライジングの原稿は、キャバクラがセクハラの牙城だと言ってた
女性に対して、現実ぶっこんどいた。

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宇野亜喜良さん個展

宇野亜喜良さんの個展へお邪魔してきた。
もう絵が素敵で素敵で素敵すぎて困っちゃう。


ヒョウ柄が「点点」になってる…


けっこうなお値段だけど、ほとんど売約済みで2点ぐらいしか
残っていなかった。
お金があったら宇野さんの絵、すごく買いたいよ。
今日は作家在廊日、サイン行列が途切れなくて、お話するまで
しばらくかかった。
84歳。すごい。

来訪者の顔を見るなり、いつ頃のどんな絵が、あなたの家に
ないですか、と、絵を買い取った人のことを記憶されていて、
それが正確なのもおどろいた。

 

うちの店にまつわる貴重なお話を多々お聞かせいただいた。


恵比寿の「シス書店」というギャラリーだったのだけど、
古書店も兼ねていて、面白い素敵な本がたくさん並んでいた。
1970年代の「婦人公論」が何冊が置いてあったのだけど、
分厚くて、文字量が現在の月刊文藝春秋ぐらいあるのが驚いた。
いや、もっとあるかもしれない。金子國義の絵が表紙でさ。
日本人はもっと活字を読んでいたし、文化度が高かった!!!


東京都@恵比寿シス書店(LIBRAIRIE6)で27日までだそうです。

日誌 | - | -

こんな感じ。

気温が上がってきてあんまりよく眠れない。
深夜まで店で古いレコードジャケットの撮影をやっていた。
写真家のお客さんがものすごく多いので、
撮った写真を気軽にちょいちょい提供していただいたりして
いるのだけど、さすがに物撮りを頼むわけにいかないので、
自力で背景紙を敷いたりして一枚一枚、椅子の上に踏ん張って
撮りはじめ…。

そうしたら、たまたま居合わせたグラフィックデザイナー氏が

「今号のSPA!見たぞーー、おまえ、ちゃんこ食ってたろ!
だから太ってたんだなー。ここ半年ぐらい顔丸かったから、
40過ぎたし、天地真理みたいになるのかと思ってたよ。
でもまた痩せてきたな?」

とからかいに来る。

 

週刊SPA! 5/22号 小林よしのり『ゴーマニズム宣言』


うるっせーおやじだなーと思いながら、

「そっちも春先からたいがいデブってたけどいい感じにストレス
浴びて痩せてきたみたいじゃない。大変ねー」

なんて言い返しつつ、
おまえほんと撮り方下手だな、この照明じゃ黒がきれいに出てない
だろ、待て、デザイナーが困るから…青の画用紙かなにかないか?
などなどプロのアドバイスを受けながら、なんだか小一時間も
撮影を手伝ってもらって、無事に貴重盤ジャケットを撮り終えた。

それから、デザインするときのアイデアをいくつかくれて、
でも俺からのアイデアだって言うなよ、本職の客がごちゃごちゃ
言ってきたと思うと面倒に感じさせてしまうから、と。
ものすごくちゃんとしてる仕事人のおじさんなんですよ。
デブった、痩せた、髪切りすぎと、うっさいけど。
ギャグをいつも用意してきて、笑わせようとしてくるんだけど、
用意しすぎててあんまりおもしろくないという、すべり芸系の
愛すべきおじさんでもある。

そんな昨夜。
わーわー言い合いながら写真を撮っているあいだも、
ただ黙々と撮影用のレコードを掘り出してくれたDJ Kojiさん。
73歳。50年間ずっとここで音楽をかけています。


 

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80代のみなさんから教わっていること

きのうは生放送前にすきっ腹にモスコミュールを2杯ほど
いただいて愉快な気分になっていたのと、
今日は笹幸恵さんがいるから大丈夫だ、という心強さとで
ずいぶん気楽になっていた。恥ずかしい。

生放送の前に、80代で現役の女性イラストレーターの方と
お会いして書籍用の談話をうかがっていた。
20代の頃、バーで無邪気にキャッキャと振舞っていたら、
常連客から苦言を呈されたという話が印象的だ。

「お酒を飲むところにいくと、女の人ってわりと遠慮がなく
なっちゃうじゃない? 私なんてなんにも考えてなくってね、
酔っぱらって調子に乗って、無責任なことを言ったりしてた
んだけど、『女の人だから』ってちやほやされたりするのよ。
でもね、いろんな人の心情があるんだなって思ってね、
女が甘えていい気になって喜んでるって思われないように
しなきゃなとか、男の人たちの心情ももうちょっと考える
ようにしなきゃいけないなって。
あんまりのびのび振舞ってたらいいってものじゃないんだ、
ってお勉強させてもらったのね」

恥ずかしい…。
わが身を恥じるとともに、飲み屋に入ってくる男性のなかには、
背中に折れた矢が刺さっているように見える人がいるのだけど、
女性にはそういう人がいないな、なんでだろうとずっと思って
いた。その疑問にどこかつながっている話のように感じた。

毎日いろんなクリエイターさんや元編集者の方とお会いしたり
電話でお話したりしているのだけど、戦前生まれの方も多い。
70代半ばから80代の方は、画家も写真家もアートディレクター
もヌーヴェルバーグの影響を受けたという方がほとんど。
着想を受けたいろんな作品の名前が出て来るので、原稿を書く
ためにそれをまた観たり読んだり…。

80代にもなれば、もうゆっくり生活されているのかと思いきや
みなさん一様にものすごく忙しくて、締め切りや展覧会の準備
をかかえておられたりする。
インタビューはあと4人で、うちおふたりは84歳、81歳。
誰でもどこかで見かけている作品をいまでも描いている方々だ。
なかなかつかまらないので展覧会に押しかけ。

毎日毎日ずっとコツコツやることなんだよ、と。
自分の仕事に感謝と誇りがあるから働きものなんだと思う。
そういうわけで、今朝は7時からテープ起こしをしていた。

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